内間拓馬とは? わかりやすく解説

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内間拓馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 05:33 UTC 版)

内間 拓馬
楽天時代(2021年3月19日 明治神宮野球場
基本情報
国籍 日本
出身地 沖縄県国頭郡本部町
生年月日 (1998-11-21) 1998年11月21日(26歳)
身長
体重
179 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2020年 ドラフト4位
初出場 2021年5月7日
最終出場 2022年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

内間 拓馬(うちま たくま、1998年11月21日[1] - )は、沖縄県国頭郡本部町出身[2]プロ野球選手投手)。右投右打[1]

経歴

プロ入り前

本部町立本部小学校時代は本部少年野球クラブでプレー[3]し、本部町立本部中学校時代は軟式野球部に所属していた[3]

沖縄県立宜野座高等学校では、3年夏の県大会はリリーフ1試合、1イニングのみ出場であり、目立った活躍は見せられなかった。

亜細亜大学では、3年時に大学野球日本代表に選出されているほか、4年間で通算30試合に登板し、7勝6敗、防御率3.13を記録。大学の同期には平内龍太矢野雅哉らがいる[4]

2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において、東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受け[2][5][1]、11月30日に契約金4500万円、年俸820万円(推定)で仮契約した[6]。背番号は40[7]

楽天時代

2021年は11試合に登板。10.2回と少ない投球回数ながら奪三振16を挙げ、奪三振率は13.50と松井裕樹の12.35を超える数字を記録した。

2022年は一軍ではわずか1試合の登板に終わり、二軍でも防御率5点台に終わった。

2023年は一軍の登板がなく、二軍では17試合(うち先発9試合)に登板して、3勝0敗、防御率3.88を記録した。

広島時代

2023年12月8日に開催された現役ドラフトにより、広島東洋カープへの移籍が決まった[8][9]。背番号は67[10]

2024年は、二軍での成績は29試合で1勝2敗、防御率4.00だった。しかし、2023年の現役ドラフト組で唯一一軍での出場機会がなく、10月29日に戦力外通告を受けた[11]

広島退団後

12球団合同トライアウトジャパンウィンターリーグに参加後[12]2025年1月8日に北米独立リーグフロンティアリーグに所属するオタワ・タイタンズ英語版への入団が発表されたが[13][14]、リーグ公式HPによると開幕前の3月11日付でリリースが発表されている[15]

選手としての特徴

がっしりとした体格から、最速150km/hの直球と、スライダースローカーブチェンジアップなどを繰り出す本格派右腕[16]

愛称は「ちーま」、「うちまー」。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2021 楽天 11 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 45 10.2 9 0 4 0 1 16 0 0 7 7 5.91 1.22
2022 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 4 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.00
通算:2年 12 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 49 11.2 10 0 4 0 1 16 0 0 7 7 5.40 1.20
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手












2021 楽天 11 1 1 0 0 1.000
2022 1 0 0 0 0 ----
通算 12 1 0 0 0 1.000
  • 2024年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 40(2021年[7] - 2023年)
  • 67(2024年[10]

登場曲

脚注

  1. ^ a b c 【2020年ドラフト会議】「契約交渉権獲得」選手のお知らせ」『東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト』2020年10月26日。2020年10月28日閲覧
  2. ^ a b 楽天4位「きたー」 目立つタイプじゃなかった内間投手 実を結んだ素直な性格」『沖縄タイムス』2020年10月27日。2020年10月28日閲覧
  3. ^ a b 内間 拓馬 | 侍ジャパン選手プロフィール」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2020年10月28日閲覧
  4. ^ <2020プロ野球ドラフト会議>平内君、内間君、矢野君の3選手が指名を受けました」『ASIA SPORTS ASIA UNIVERSITY SPORTS SITE』2020年10月26日。2025年2月8日閲覧
  5. ^ 楽天4位指名の内間拓馬「1日も早く戦力に」 プロ野球ドラフト」『琉球新報』2020年10月26日。2020年10月28日閲覧
  6. ^ 楽天4位内間「制球力トップレベル」岸の投球参考に」『日刊スポーツ』2020年11月30日。2021年1月31日閲覧
  7. ^ a b 「2021年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 新入団選手発表会見」を行いました!」『東北楽天ゴールデンイーグルス』2020年12月5日。2025年2月8日閲覧
  8. ^ 現役ドラフトについて」『広島東洋カープ』2023年12月8日。2023年12月8日閲覧
  9. ^ 2023年度現役ドラフト結果」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年4月4日閲覧
  10. ^ a b 【広島】内間拓馬が入団会見「来年、結果を出すことが恩返し」現役ドラフトで楽天から移籍」『スポーツ報知』2023年12月20日。2025年2月8日閲覧
  11. ^ 【広島】昨年現役ドラフト加入の内間拓馬、高卒1年目先発デビュー小林樹斗の2選手に戦力外通告」『日刊スポーツ』2024年10月29日。2024年10月29日閲覧
  12. ^ 内間拓馬(オタワタイタンズ) | 野球選手データ」『週刊ベースボールONLINE』。2025年5月29日閲覧
  13. ^ NPBからオファーなし…かつてのドラ1、元巨人左腕らが新天地へ 決定した広島戦力外の去就」『Full-Count』2025年1月20日。2025年1月22日閲覧
  14. ^ ottawa_titansの2025年1月18日のツイート、2025年4月29日閲覧。
  15. ^ Frontier League Transactions 2025”. Frontier League. 2025年4月29日閲覧。
  16. ^ 内間、楽天から4位指名 プロ野球ドラフト」『沖縄タイムス』2020年10月26日。2021年1月31日閲覧

関連項目

外部リンク




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