#5 20160404_jp「おほしさまのしあわせ」
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2016年6月4日、リモは詩織(しおり)と灯(灯)という名の姉妹と出会う。 妹灯の灯は原因不明の病に犯され数ヶ月の余命を主治医から宣告されていた。 灯はこれまで世界中を旅しまわっていたリモの話を聞き世界への「いろんな場所」に憧れをもち、とくに「綺麗な星空」にたいして憧れは強く、いつか見に行きたいという夢を抱いていた。 詩織は最近では灯の前ではうまく笑えないでいた灯には先の未来がない誰がそんなことを決めたのか?詩織は妹のために悩み続けた。 それから数日後、詩織はリモとネットの写真で見た星空を見に行き互いに自分自身の思いを話し合う。リモと語り合い、元気を取り戻した詩織は間近で見た星空をいつか必ず灯に見せるとかたく誓う。 しかし帰路の道中に父から灯が危篤の状態にあり非常に危険な状態であると連絡が入る、急遽、病院に駆けつけるリモと詩織、二人は灯に呼びかけるもすでに虫の息であり、主治医は諦めていた。 そんな最悪な状況の中、突然地震が起き、周囲一帯が転電状態となり病院の設備そのものが機能しなくなる。諦めきれない詩織は灯に必死に語りかける。 灯は最後の力を振り絞り詩織に語りかけ夜空に指をさす。その夜空には万遍な星空が夜空に覆いつくさんとばかりに広がっていた。 「いつかあそこに行くのが夢だったの、いってくるね」そう言い灯は息を引取った。 2016年6月15日、詩織は灯の遺留品を整理していた。リモはそんな詩織を元気づけるも彼女は無理に元気を装っていた。 リモは一つの矛盾点に気づく「つらいのにわらってる」「かなしいのにしあわせ」゛つらい゛は「しあわせではない」 ゛いらない゛よね。「それが二人の幸せなら」そうつぶやきリモは二人の想いの「綺麗なもの」を「あかりぼし」として夜空の一部として放った
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