駅前停留場 駅前停留場の概要

駅前停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 16:32 UTC 版)

駅前停留場
ホーム(2017年9月)
えきまえ
Ekimae
(0.3 km) 駅前大通 2
左下は豊橋駅、下は新豊橋駅
所在地 愛知県豊橋市花田町西宿
駅番号  1 
所属事業者 豊橋鉄道
所属路線 東田本線
キロ程 0.0 km(駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面1線
開業年月日 1925年大正14年)7月14日
乗換 豊橋駅JR名鉄線)
新豊橋駅豊橋鉄道渥美線
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概要

東海旅客鉄道(JR東海)・名古屋鉄道(名鉄)の豊橋駅前にあり、豊橋鉄道渥美線新豊橋駅にも隣接するため、乗換駅となっている。当停留場名は「駅前」が正式名称であり、第3回中部の駅百選に認定された。

歴史

  • 1925年大正14年)7月14日:開業。
    • 当時は豊川鉄道(JR飯田線の前身)と愛知電気鉄道(名古屋鉄道の前身)の吉田駅駅舎前にあり、安全地帯は1面2線で島式の構造であった。また、路線自体も広小路通りを通って神明へ向かっていた。
  • 1950年昭和25年)10月20日:駅前 - 神明間の複線化が完了。
    • 複線化にあわせ、線路を広小路通りから駅前大通りへと移設した。その過渡期において、東田方面へ行く電車が広小路通りを走り、駅前駅に来る電車は駅前大通りを走るという時期もあった。
  • 1952年(昭和27年)10月5日:駅前 - 市民病院前間が開業。2か月後の12月25日には複線化され、駅前駅にも渡り線が設置される。
  • 1969年(昭和44年)5月15日:国鉄豊橋駅改築に伴う交通混雑を理由に駅前 - 市民病院前が休止。当停留場は150メートルほど東側に移設される。
  • 1973年(昭和48年)3月31日:駅前 - 市民病院前間廃止。
  • 1978年(昭和53年)7月1日:下り乗降場に上屋を新設し、地下道と接続。
  • 1998年平成10年)2月19日:豊橋駅総合開発事業計画により、路線が150メートル延長。同時にペデストリアンデッキ下の現在地に移転[1]
  • 2011年(平成23年)10月8日:「市電おもてなしアナウンス」[注釈 1]を導入。アナウンスを担当するのは豊橋出身の俳優である松平健[2]

停留場構造

愛知県道143号豊橋停車場線(駅前大通り)の併用軌道上にあり、豊橋駅ビル(カルミアホテルアソシア)に平行している。豊橋駅やその周辺とは、階段やエスカレーターエレベーターペデストリアンデッキ地下道と通じている。

ホームは頭端式で、1本の線路をホームがコの字形に囲んでいる。豊橋駅に近い西側のホームは降車専用、東側のホームは乗車専用となっている。臨時電車や貸切電車に対応できるように、最大2両が停車できるようになっている。

平日朝は乗車ホームで係員が運賃収受をするので、中ドアからも乗車可能となる。

東田本線の駅では唯一、自動券売機が1台設置されており、普通乗車券や一日乗車券が購入できるほか、ICカード乗車券(manaca等)のチャージ機も設置されている。


注釈

  1. ^ 豊橋市役所東館13階、とよはし物語館で季節ごとに変わるアナウンスの全パターンを聴く事が出来る。

出典



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