賀茂真淵 ゆかりの地

賀茂真淵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 08:11 UTC 版)

ゆかりの地

江戸の住居跡は賀茂真淵県居の跡として東京都中央区(日本橋久松町9先)に説明書きが立っている。また、墓は東海寺大山墓地(東京都品川区北品川三丁目)にある[18]。浜松の生家の側には「賀茂真淵記念館」(静岡県浜松市中央区東伊場一丁目22-2)がある。

  • 縣居神社:真淵を祭っている神社。境内に真淵の歌碑がある。
  • 賀茂神社:真淵の先祖をまつっている神社。
  • 賀茂真淵翁顕彰碑:真淵生誕の地に建てられた。「賀茂真淵生誕の跡」碑がある。
  • 五社公園:真淵生誕300年を記念して、万葉歌碑が建てられた。歌碑の文字は、真淵直筆の「万葉集遠江歌考」より転写した。

著書

脚注

参考文献

著書
論文

関連文献

関連項目


注釈

  1. ^ 「岡部家は代々加茂神社の禰宜(ねぎ)となり、『賀茂県主(あがたぬし)』と呼ばれていた」(三枝康高 1962, p. 43)。「真淵の実父の政信は、分家筋」(三枝康高 1962, p. 60)。「農事をもっぱらにした実父政信」(三枝康高 1962, p. 74)。「政信(中略)家の生計は、もっぱら農事によってたてられていた」(三枝康高 1962, p. 63)。「賀茂真淵県主(あがたぬし)は百姓の子なり」(小山田与清 『擁書漫筆』、三枝康高 1962, p. 17より孫引き)。
  2. ^ 「宝永四年は真淵大人(うし)十一歳になれり、(中略)手習ひ始めなるべし」(杉浦比隅満 『古学始祖略年譜』、三枝康高 1962, pp. 67–68より孫引き。資料に関しては同書309頁参照)。
  3. ^ 「岡部政長の養子となる」(三枝康高 1962, p. 312)。
  4. ^ 「梅谷脇本陣がすなわち真淵の養家にあたり、」(三枝康高 1962, p. 120)。「脇本陣の若主人になったことが真淵にとって」(三枝康高 1962, p. 122)
  5. ^ 「浜松宿の脇本陣、梅谷方良の養子になった」(三枝康高 1962, p. 117)
  6. ^ 「いくつかの説(中略)享保十八年、三十七歳のとき京へのぼり、春満を師とした(中略)これにたいして(中略)真淵自らも『学びのあげつろひ』において、「三十に余りて京へおりおり行て、荷田うしに学びつるも」という。(中略)享保十三年(中略)ならば真淵も三十二歳であり、(中略)上京したとしても不審は無く、(後略)」(三枝康高 1962, pp. 139–140)。「享保十三年(一七二八)に三十二歳で春満に入門してから」(三枝康高 1962, p. 165)。
  7. ^ 「元文二年(一七三七)(中略)江戸の土をふみ、信名のもとに身を寄せた。」(三枝康高 1962, p. 182)。
  8. ^ 「師たるべき位置を与えられた」(三枝康高 1962, p. 184)。「古典についての共同研究を、飽かずにおこなってゆく」(三枝康高 1962, p. 187)。

出典

  1. ^ 賀茂真淵について”. 賀茂真淵記念館. 2021年5月3日閲覧。
  2. ^ 明治38年11月12日に従三位に追陞(「故賀茂真淵外一名贈位ノ件」 アジア歴史資料センター Ref.A10110212900 )
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 井上豊 「賀茂真淵」(日本古典文学大辞典編集委員会 1986, pp. 399–401)
  4. ^ 国学の四大人(こくがくのしたいじん)の意味”. goo国語辞書. 2020年7月22日閲覧。
  5. ^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 11頁。
  6. ^ 日本史用語研究会『必携日本史用語』(四訂版)実教出版(原著2009-2-2)。ISBN 9784407316599 
  7. ^ 庄田 2006, p. 29(原文は『賀茂翁家集』「序文」(新編国歌大観 第9巻1 所収)。)
  8. ^ 三枝康高 1962, p. 19.
  9. ^ 三枝康高 1962, p. 69.
  10. ^ 三枝康高 1962, p. 100.
  11. ^ 三枝康高 1962, p. 103.
  12. ^ 三枝康高 1962, pp. 179–180.
  13. ^ 三枝康高 1962, p. 224.
  14. ^ 内田宗一 2016, pp. 42–43.
  15. ^ 内野吾郎 「油谷倭文子」(日本古典文学大辞典編集委員会 1986, p. 1875)
  16. ^ 内野吾郎 「土岐筑波子」(日本古典文学大辞典編集委員会 1986, p. 1322)
  17. ^ 内野吾郎 「鵜殿余野子」(日本古典文学大辞典編集委員会 1986, p. 175)
  18. ^ 内田宗一 2016, p. 40.


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