海芝浦駅
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海芝浦駅 | |
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改札外から見た駅外観(許可を得て撮影) (2007年4月) | |
うみしばうら Umi-Shibaura | |
◄JI 51 新芝浦 (0.8 km) | |
所在地 | 横浜市鶴見区末広町二丁目 |
駅番号 | JI52 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■鶴見線(海芝浦支線) |
キロ程 |
1.7 km(浅野起点) 鶴見から4.7 km |
電報略号 | ウミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,250人/日(降車客含まず) -2008年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)11月1日 |
備考 |
東芝の事業子会社である東芝エネルギーシステムズの京浜事業所に隣接し、改札口は会社の出入り口にもなっている。同社の社員や子会社の東芝プラントシステムなど、会社より認められた関係者でないと、事業所の構内に立ち入ることはできない。
駅ホームが京浜運河に面しており、ホーム内に隣接して「海芝公園」が併設されている。
歴史
- 1940年(昭和15年)11月1日:鶴見臨港鉄道の駅として開業(旅客営業のみ)。
- 1943年(昭和18年)7月1日:鶴見臨港鉄道の国有化により鉄道省鶴見線の駅となる[1]。
- 1971年(昭和46年)3月1日:無人駅となる[1][2][3]。自動券売機を設置[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[1]。
- 2000年(平成12年):関東の駅百選に選定される。選定理由は、「近くに鶴見つばさ橋、遠くに横浜ベイブリッジを望むことのできる景観抜群な海に一番近い駅」であることから。
- 2002年(平成14年)3月22日:ICカード「Suica」供用開始[4]。
- 2016年(平成28年)9月30日:自動券売機での切符の販売、ICカードへのチャージ等を終了。
駅名の由来
東芝の前身の「芝浦製作所」と、この駅が海に接していることから名づけられた。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。終点側の端に改札口があり、簡易Suica改札機のみが置かれている。
東芝エネルギーシステムズ[注釈 1]京浜事業所の敷地内(私有地)にあり、駅の出口はそのまま工場の門になっている。駅舎も東芝エネルギーシステムズの建物の一部である[5]。駅がある埋立地は全体が業務区域としての東芝エネルギーシステムズの敷地で、基本的に以下の者しか駅から出ることはできない。
- 東芝・東芝エネルギーシステムズおよび子会社の社員で、京浜事業所への入場を認められたIC入り社員証または入門許可証を所持している者
- その他許可を受けた者
そのため、事業所への外訪者は新芝浦駅で下車し、京浜事業所の正門に回るように守衛から誘導される。また、鶴見駅構内の鶴見線乗り換え改札口にある柱にも、海芝浦駅構内は私有地のため改札口から外へは出られない旨の掲示がなされている。
一般客は駅の外に出られないため、IC乗車カードや普通乗車券で海芝浦駅で折り返し乗車する場合は、往復で運賃が必要となるため、簡易Suica改札機で改札を行うか、切符回収箱に行きの切符を投入し、帰りは乗車駅証明書発行機で乗車証明書を受け取り、下車有人駅で精算を受ける必要がある。ICカード類のチャージはできない。かつて自動券売機が稼動していた時代は守衛に申し出て、改札外の守衛詰め所の出口側すぐ脇にある券売機で折り返しの切符を購入する必要があった。
駅改札付近の屋根付きの小屋が、駅ホームと東芝門、海芝公園を連絡する空間である。ここの直近にトイレと飲料自動販売機が設置されている。他に一般客が利用可能な販売施設はない。
事業所利用者を想定しているため、2023年現在のダイヤでは全日9 - 16時台には1 - 2時間に1本の設定、終電も平日は22時台、土日祝は21時台である。
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改札口(2022年4月)
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ホーム(2022年4月)
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ホームから望む京浜運河(2022年4月)
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関東の駅百選の銘板(2008年8月)
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構内から駅舎を見る、左側にあるのが「海芝公園」(2007年4月)
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改札口前の掲示(2002年頃)
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自動券売機が設置されていた当時の駅掲示(2002年頃)
記事本文
- ^ 旧:東芝・エネルギーシステムソリューション社(社内カンパニー)ならびに原子力事業統括部の事業(いずれも一部を除く)を2017年10月1日付で会社分割により承継。
利用状況
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、16-17頁。
- ^ 「国電鶴見線の12駅- ラッシュ線、初の無人化 駅員76人“消えた”」 毎日新聞 (毎日新聞社): p3. (1971年3月1日 夕刊)
- ^ a b 「通報 ●鶴見線国道駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月27日、10面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-123-6。
- ^ “駅員ではなく守衛がいる外に出られない海芝浦駅”. 日刊SPA!. SPA! (2009年8月21日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ 神奈川県県勢要覧
- ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
- ^ 海芝公園(うみしばこうえん) - 横浜市市民局
- ^ 平成17年度産業公害総合防止対策調査 ~閉鎖性水域の海域別対策検討調査(東京湾)~/報告書概要版(2) (PDF) 関東経済産業局 2006年(平成18年)3月
- ^ a b 各グループ会社・事業場の活動:東芝京浜事業所 東芝公式サイト
- ^ 東芝 京浜事業所 サイトレポート情報 (PDF) [リンク切れ]
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 1号 東京駅・新橋駅・海芝浦駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年8月5日、17頁。
- ^ 「ウィンドフラワー」独自開発のマイクロ風力発電装置の販売を開始 東芝プラントシステム 2003年(平成15年)4月18日
- ^ a b Report No.12 株式会社東芝 京浜事業所[リンク切れ] 横浜市 環境創造局 2008年5月22日
- ^ a b c 京浜事業所環境報告書 2008年度 (PDF) 東芝公式サイト
- ^ 【湾岸プロムナード】出られない駅(鶴見線・海芝浦駅)[リンク切れ] - MSN産経ニュース 2009年5月22日
- ^ 電機連合の仲間たち 第8回 東芝労働組合 京浜支部[リンク切れ] - 電機連合 神奈川地方協議会 2008年11月17日
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度) - 221ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 221ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 221ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 221ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 225ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 229ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 239ページ
- 1 海芝浦駅とは
- 2 海芝浦駅の概要
- 3 利用状況
- 4 駅周辺
- 5 メディアによる紹介
- 6 隣の駅
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