悪魔城ドラキュラ
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音楽
- サウンドトラック
- 悪魔城ドラキュラ ファミコン・ベスト(1990年3月21日、KONAMI)
- 悪魔城ドラキュラ ベスト(1998年9月23日、KONAMI)
- ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.3(2004年4月21日、サイトロン・デジタルコンテンツ)
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||
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本作は、ゲーム雑誌『ファミコン通信』のクロスレビューで、8・8・9・9の計34点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得(ただし当時は「〜殿堂」という呼称はまだなかった)[13]、レビュアーの意見としては「点数を競うゲームじゃないのに、点数だけの意味がない隠れキャラが多すぎるのは、ちょっと疑問」、「アイテムを集めてまわるってパターンが『グーニーズ』に似てないこともない」、「画面もきれいだし、あきがこなくていい」、「グラフィックが綺麗。その分、動きがやや単調のような気がするが、ひさびさに大人も楽しめるソフトになっている」などと評されている[17]。また同誌の86年ベストヒットゲーム大賞では、グラフィック部門賞を受賞した。
『ファミリーコンピュータMagazine』では、1986年のファミマガゲーム大賞において、この年に発売された全120タイトルの中で『ゼルダの伝説』『ドラゴンクエスト』に次いで第3位を受賞した。同誌の読者投稿による「ゲーム通信簿」(レビュー)での平均点は、下記の通り20.65点(満25点)であった[18][15]。ゲーム通信簿のディスクシステム全作品の部門別ベストでは、音楽1位[注 8]、操作性1位、熱中度4位、オリジナリティ2位、総合評価5位であった[16]。また、同誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、「マップの広さや膨大な面数を売りものにするゲームの多い中、背景のち密さ、キャラクタのリアルさに重点を置いて作られたのがこの『悪魔城ドラキュラ』だ」「シモンの操作性も非常によく、ゲームの展開もスリル満点なのだが後半のステージの難易度が少々高すぎるかもしれない」と紹介されている[15]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.25 | 4.43 | 4.35 | 4.35 | - | 4.27 | 20.65 |
シリーズとその変遷
シリーズ全作及び関連作品一覧
世界設定等の異なる作品や派生作品などもあわせ、ここでは関連作品をリストアップした。以下、作品名(日本国外で発売されたタイトルは英語での題名も記する)・発売日・対応機種の順に記す。発売元や開発元が表記されていない作品は、コナミ(先述の通り持株会社化以降はコナミデジタルエンタテインメント)による開発・発売である。単独ページがない作品や、移植作などについては簡単な説明も記する。
- 悪魔城ドラキュラ (欧米:Castlevania)
- 1986年9月26日 ファミリーコンピュータ ディスクシステム
- 1988年稼働 VS.アーケード
- 198?年稼働 PlayChoice-10
- 1990年 IBM PC
- 1990年 コモドール64
- 1990年 Amiga
- 1993年2月5日 ファミリーコンピュータ (カセット版)
- 2002年2月18日配信 携帯電話 iアプリ、Vアプリ、EZアプリ
- 2004年8月10日 ゲームボーイアドバンス (ファミコンミニシリーズ。発売元:任天堂)
- 2007年7月17日配信 Wii バーチャルコンソール
- 2012年10月17日配信 ニンテンドー3DS バーチャルコンソール
- 2013年12月4日配信 Wii U バーチャルコンソール
- パソコンのIBM PC版、コモドール64版、Amiga版(これらは欧米で発売された)と携帯電話のアプリ版は、アレンジ移植。中でもAmiga版は独自のグラフィックで作られるなどオリジナル度が高い。FCカセット版にはイージーモードを追加。
- 悪魔城ドラキュラ (MSX2版) (ヨーロッパ、ブラジル:VAMPIRE KILLER)
- ドラキュラII 呪いの封印 (欧米:Castlevania II: Simon's Quest)
- 1987年8月28日 ファミリーコンピュータ ディスクシステム
- 2008年10月28日配信 Wii バーチャルコンソール
- 2013年3月27日配信 ニンテンドー3DS バーチャルコンソール
- 2014年3月5日配信 Wii U バーチャルコンソール
- 悪魔城ドラキュラ (アーケード版) (欧米:Haunted Castle)
- 1988年2月稼動 アーケード
- 2006年5月25日 PlayStation 2 (オレたちゲーセン族シリーズ。発売元:ハムスター)
- ドラキュラ伝説 (欧米:Castlevania: The Adventure)
- 1989年10月27日 ゲームボーイ
- 1997年9月25日 ゲームボーイ (『コナミGBコレクションVOL.1』に収録)
- 2012年3月14日配信 ニンテンドー3DS バーチャルコンソール
- 悪魔城伝説 (欧米:Castlevania III: Dracula's Curse)
- 1989年12月22日 ファミリーコンピュータ
- 2006年8月1日配信 携帯電話 iアプリ
- 2009年4月21日配信 Wii バーチャルコンソール
- 2014年4月16日配信 Wii U バーチャルコンソール
- 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん (ファミコン版)
- 1990年10月19日 ファミリーコンピュータ
- 2006年6月30日配信 携帯電話 iアプリ、S!アプリ
- シリーズ番外的パロディ作品。ドラキュラの息子が主人公。コミカルな内容になっている。
- ドラキュラ伝説II (欧米:Castlevania II: Belmont's Revenge)
- 1991年7月12日 ゲームボーイ
- 1998年2月19日 ゲームボーイ (『コナミGBコレクションVOL.3』に収録)
- 悪魔城ドラキュラ (スーパーファミコン版) (欧米:Super Castlevania IV)
- 1991年10月31日 スーパーファミコン
- 2006年12月2日配信 Wii バーチャルコンソール
- 2013年9月11日配信 Wii U バーチャルコンソール
- 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん (ゲームボーイ版) (欧米:Kid Dracula)
- 1993年1月3日 ゲームボーイ
- ファミコン版同名作品の続編。
- 悪魔城ドラキュラ (X68000版)
- 1993年7月23日 X68000
- 悪魔城ドラキュラX 血の輪廻
- 1993年10月29日 PCエンジン SUPER CD-ROM²
- 2008年4月22日配信 Wii バーチャルコンソール
- 2018年10月25日配信 PlayStation 4(『悪魔城ドラキュラXセレクション 月下の夜想曲 & 血の輪廻』として「月下の夜想曲」とともに移植)
- バンパイアキラー (北米:Castlevania: Bloodlines 欧州:Castlevania: The New Generation )
- 1994年3月18日 メガドライブ
- 悪魔城ドラキュラXX (北米:Castlevania: Dracula X 欧州:Castlevania: Vampire's Kiss)
- 1995年7月21日 スーパーファミコン
- 1997年9月30日書き換え スーパーファミコン ニンテンドウパワー
- 2014年4月23日配信 Wii U バーチャルコンソール
- 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 (欧米:Castlevania: Symphony of the Night)
- 1997年3月20日 PlayStation (開発:コナミコンピュータエンタテインメント東京)
- 1998年6月25日 セガサターン (開発:コナミコンピュータエンタテインメント名古屋)
- 2007年3月21日配信 Xbox LIVE アーケード
- 2010年12月16日配信 ゲームアーカイブス
- 2018年10月25日配信 PlayStation 4(『悪魔城ドラキュラXセレクション 月下の夜想曲 & 血の輪廻』として「血の輪廻」とともに移植)
- SS版だけは他の移植とは違い、マリア使用可能や部屋数・アイテム数・楽曲数等、追加要素が多少あるPS版のアレンジ移植となっている。PS版には初期版、通常版、改良版がある。
- 悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲 (欧米:Castlevania: Legends)
- 1997年11月27日 ゲームボーイ (開発:コナミコンピュータエンタテインメント名古屋)
- 悪魔城ドラキュラ黙示録 (欧米:Castlevania)
- 1999年3月11日 NINTENDO64 (開発:コナミコンピュータエンタテインメント神戸)
- 悪魔城ドラキュラ黙示録外伝 LEGEND OF CORNELL (欧米:Castlevania: Legacy of Darkness)
- 1999年12月25日 NINTENDO64 (開発:コナミコンピュータエンタテインメント神戸)
- 隠し要素で黙示録のラインハルト編・キャリー編がプレイできるが、これはディレクターズカット版であり、黙示録がそのまま移植されているわけではない。
- 悪魔城ドラキュラ サークル オブ ザ ムーン (北米:Castlevania: Circle of the Moon 欧州:Castlevania)
- 2001年3月21日 ゲームボーイアドバンス (開発:コナミコンピュータエンタテイメント神戸)
- 2014年8月27日配信 Wii U バーチャルコンソール
- 悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ (欧米:Castlevania Chronicles)
- 2001年5月24日 PlayStation (開発:コナミコンピュータエンタテインメント東京)
- 2014年2月12日配信 ゲームアーカイブス
- X68000版の移植であるが、多少アレンジもされている。オリジナルモードとアレンジモードがある。
- キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲 (欧米:Castlevania: Harmony of Dissonance)
- 2002年6月6日 ゲームボーイアドバンス (開発:コナミコンピュータエンタテインメント東京)
- 2015年1月21日配信 Wii U バーチャルコンソール
- キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲 (欧米:Castlevania: Aria of Sorrow)
- 2003年5月8日 ゲームボーイアドバンス (開発:コナミコンピュータエンタテイメント東京)
- 2015年8月26日配信Wii Uバーチャルコンソール
- キャッスルヴァニア (北米:Castlevania: Lament of Innocence)
- 2003年11月27日 PlayStation 2 (開発:コナミコンピュータエンタテイメント東京)
- 2012年8月22日配信 ゲームアーカイブス
- 悪魔城ドラキュラ完全版
- 2004年2月18日配信 携帯電話 iアプリ、Vアプリ、EZアプリ (開発:コナミオンライン)
- ファミコン版のリメイク。
- 悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架 (欧米:Castlevania: Dawn of Sorrow)
- 2005年8月25日 ニンテンドーDS
- 悪魔城ドラキュラ 闇の呪印 (欧米:Castlevania: Curse of Darkness)
- 2005年11月24日 PlayStation 2、Xbox(日本未発売)
- 悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス (欧米:Castlevania: Portrait of Ruin)
- 2006年11月16日 ニンテンドーDS
- Castlevania: Order of Shadows
- 2007年9月18日配信 携帯電話アプリ (開発:Konami Mobile)
- アメリカで開発され、北米で配信された。移植やリメイクではなく、シリーズ初のモバイル(ケータイ、のちのスマホ)での単独新作。Desmond Belmontを主人公としたステージクリア型アクション。新曲18曲。
- 悪魔城ドラキュラ Xクロニクル (欧米:Castlevania: The Dracula X Chronicles)
- 2007年11月8日 PlayStation Portable
- 『血の輪廻』のリメイク。オリジナルの血の輪廻とPS版『月下の夜想曲』も移植され同時収録されている。月下にはマリア使用追加。
- 悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印 (欧米:Castlevania: Order of Ecclesia)
- 2008年10月23日 ニンテンドーDS
- 悪魔城ドラキュラ ジャッジメント (欧米:Castlevania Judgment)
- 2009年1月15日 Wii
- 悪魔城ドラキュラ THE ARCADE (欧州:Castlevania: The Arcade)
- 2009年2月稼動 アーケード
- ドラキュラ伝説 ReBirth (欧米:Castlevania: The Adventure ReBirth)
- 2009年10月27日配信 Wiiウェア (開発:M2)
- Castlevania Puzzle: Encore of the Night
- 2010年7月配信 iPhone、iPod touch iOS
- アメリカのコナミで開発、配信された(日本未配信)。『月下の夜想曲』のグラフィックをベースとした『対戦ぱずるだま』だが、育成などのRPG要素もあるパズルRPG。
- 悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー (欧米:Castlevania: Harmony of Despair)
- 2010年8月4日配信 Xbox LIVE アーケード
- 2012年3月29日配信 PlayStation Network
- キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ (欧米:Castlevania: Lords of Shadow)
- 2010年12月16日 PlayStation 3、Xbox 360 (開発:MercurySteam)
- キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡 (欧米:Castlevania: Lords of Shadow – Mirror of Fate)
- 2013年3月20日 ニンテンドー3DS (開発:MercurySteam)
- キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡 HDエディション (欧米:Castlevania: Lords of Shadow – Mirror of Fate HD)
- 2013年12月4日配信 PlayStation Network、Xbox LIVE アーケード (開発:MercurySteam)
- 『宿命の魔鏡』をHD画質で再構成し、追加要素を加えたもの。
- 悪魔城ドラキュラ ロード オブ シャドウ2 (欧米:Castlevania: Lords of Shadow 2)
- 2014年9月4日 PlayStation 3、Xbox 360 (開発:MercurySteam)
- 悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls (欧米:Castlevania: Grimoire of Souls)
- 2019年9月(カナダで先行配信(2020年9月9日サービス終了)、日本版は2021年9月17日配信) スマートフォン(日本版はApple Arcade)
- 関連作品
- 悪魔城ドラキュラ 古城の死闘
- 1987年 ゲームブック
- 双葉文庫のファミコン冒険ゲームブックシリーズ9
- セガ シモンズクエスト (欧米:Castlevania II: Simon's Quest)
- 1989年 LCDゲーム
- 『ドラキュラII』を元にしたLCD(液晶)ゲーム機。開発はコナミではなくアメリカのタイガーエレクトロニクス社、日本での輸入販売はセガ。日本ではセガ・ゲームビジョンシリーズの1つとして発売された。
- 悪魔城伝説 真正バンパイアハンター
- 1990年6月 ゲームブック
- 双葉文庫のファミコン冒険ゲームブック。
- 悪魔城ドラキュラ 悪魔の血 血の悪夢
- 1994年2月22日 小説
- Castlevania: Symphony of the Night
- 1998年 LCDゲーム
- 『セガ シモンズクエスト』と同じくタイガー社が発売した『月下の夜想曲』を元にしたLCDゲーム機。日本未発売。
- Castlevania: The Belmont Legacy
- 2005年3月30日 アメリカン・コミックス
- 『ドラキュラ伝説』を元にしたパラレル作品。クリストファー・ベルモンドが主人公。全5冊。
- 悪魔城ドラキュラ ラメント オブ イノセンス
- 2008年配信 デジタルコミック
- コナミの携帯電話コンテンツサイト「周刊コナミ」で配信され、毎周金曜に更新されていた。作者は秋月弓、小路貴之。PS2版『キャッスルヴァニア』(「ラメント オブ イノセンス」は北米版のサブタイトルだった)のコミカライズであり、オリジナルキャラクターや他の人物のエピソードも描写している。
- 悪魔城ドラキュラ THE MEDAL
- 2008年9月稼働 メダルゲーム
- コナミのアーケード用のビデオスロットメダルゲーム機であるFEATUREWORLDシリーズの第3弾としてリリースされた。3ラインBET × 5ドラム式。主に『Xクロニクル』のキャラクターグラフィックを流用している。
- 悪魔城ドラキュラ 神淵の追想曲
- 2008年10月 小説
- 電撃文庫MAGAZINE2008年11月号増刊に掲載された短編小説。作者:成田良悟。『蒼月の十字架』の1年後を描いている。
- 悪魔城ドラキュラ
- 2009年1月稼働 パチスロ
- タイトルは『パチスロ悪魔城ドラキュラ』と表記されることもある。コナミグループのパチンコ・パチスロ機器メーカーKPEが開発、販売したパチスロ機種。液晶演出で主人公として「ラルフ・C・ベルモンド」、ヒロインとしてオリジナルキャラ「アンジェラ」、敵として「ドラキュラ」「死神」「メデューサ」「サキュバス」「アイザック」が登場。キャラクタービジュアルは主にPS2版作品から流用されている。BGMは歴代作品の曲が使用されている他、「trezire de spirit」などオリジナル曲も多少ある。筐体は通常版の他にアンジェラパネルもある。携帯電話でのモバイルアプリ版も同時に配信開始された。後にはスマートフォンやiPad、iPod touchでのiOS・Android対応のアプリ版も配信された。なお「trezire de spirit」は、2010年の音楽ゲーム『pop'n music 18 せんごく列伝』(サウンドトラックには未収録)や、2011年のメダルゲーム『GRAND CROSS CHRONICLE』(ジャックポットを獲得した場合に稀にBIG BONUS時のムービーと共に流れる)でも使用された。
- 悪魔城ドラキュラX 追憶の夜想曲
- 2010年3月24日 ラジオドラマ
- 悪魔城ドラキュラII
- 2010年7月稼働 パチスロ
- KPEが開発、販売したパチスロ機種。前作パチスロ『悪魔城ドラキュラ』の続編。オリジナル女性キャラクター「D.A.」が新たに登場。携帯電話でのモバイルアプリ版も同時に配信開始された。オリジナルBGMのひとつ「緋月の狂想曲」は、2011年の音楽ゲーム『pop'n music 19 TUNE STREET』にも収録された。
- 悪魔城ドラキュラIII
- 2012年2月稼働 パチスロ
- KPEが開発、販売したパチスロ機種。パチスロ悪魔城ドラキュラシリーズの3作目。今回はファミコンでも3作目だった『悪魔城伝説』をベースにしているが、グラント・ダナスティは登場しない。携帯電話でのモバイルアプリ版も配信された。オリジナルBGMのひとつ「De-a lungul vietii」は、2012年の音楽ゲーム『pop'n music Sunny Park』にも収録された。
- CRぱちんこ 悪魔城ドラキュラ
- 2015年稼働予定 パチンコ
- コナミグループとなったパチンコ・パチスロ機器メーカー高砂電器産業(後のコナミアミューズメント)が開発、販売したパチンコ機種。「EROTIC VIOLENCE」と銘打たれている。『Xクロニクル』をベースとしており、液晶演出で主人公として「リヒター・ベルモンド」、オリジナル女性キャラクター「ヴィクトリア・フロレスク」なども登場する。
- 悪魔城ドラキュラ Lords of Shadow
- 2017年7月稼働 パチスロ
- KPEが開発、販売したパチスロ機種。パチスロ悪魔城ドラキュラシリーズの4作目。「Reborn(新生)」をキーワードとして開発され、「光(オモテ)と闇(ウラ)が織り成す究極のA+ART誕生」と銘打たれている。今回は比較的最新作といえる『ロード オブ シャドウ』をベースにしており主人公はガブリエル・ベルモンドであるが、新ヒロインとして「フェリシア」が登場するなど新キャラクター達や、パチスロ・パチンコ版シリーズ恒例の新曲など、オリジナル要素も多い。
- 悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア- (欧米:CASTLEVANIA)
- 海外制作のオリジナルアニメ。悪魔城ドラキュラシリーズから着想を得た中世ヨーロッパが舞台のホラーアニメシリーズ[19]。
- 悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-: 月夜のノクターン (欧米:Castlevania: Nocturne)
- 海外制作のオリジナルアニメ。悪魔城ドラキュラ-キャッスルヴァニア-の続編。キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲、悪魔城ドラキュラX 血の輪廻、悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲、バンパイアキラーを下地にしたフランス革命が舞台のホラーアニメ。
その他、開発中止作品として、2000年ごろドリームキャスト用に北米で発売予定だったアメリカのコナミで制作されていた3Dアクションゲーム『Castlevania: Resurrection』がある。シリーズ17作目として1作目のシモン・ベルモントが活躍する直前の1666年が舞台で、主人公はソニア・ベルモントとソニア・ベルモント引き取られる事となる1666年のドラキュラ城にタイムスリップした19世紀のイギリスの吸血鬼ドラキュラ殺しであるビクター・ベルモントの2人の主人公に焦点を当てたゲームとなる予定だった。日本のコナミとの日米のコナミの開発チームの不仲の問題やドリームキャストの不振などが原因で開発中止となった[20]。ほか1996年か1997年頃にメガドライブのスーパー32X用作品として発売予定だったリヒター・ベルモントやマリア・レナードとリヒター・ベルモントのライバルが登場予定の『Castlevania: The Bloodletting』も開発中止となっている[21]。タイトル未定な段階で開発中止になった作品としては2008年頃に発表されたPlayStation 3とXbox 360用作品(『ロード オブ シャドウ』ではない)がある。他に、2000年代中頃から2010年代前半にアメリカでの実写映画化・アニメ化の話なども出たことがあり、これがのちにNetflixオリジナルアニメ版の製作に繋がった[22]。
世界観の変遷
初期の「リアルさ、硬派な雰囲気」といった世界観はシリーズが進むに従って変化していった。
1993年の『血の輪廻』では、初めてアニメーションのデモシーンが挿入され、キャラクターイラストもアニメ絵となった。1997年の『月下の夜想曲』では、ゲームシステムが大きな転換点を迎える。RPGの要素を深め、従来のステージクリア形式から『メトロイド 』シリーズに類似したマップ探索・アイテム収集型のシステムに転換がなされた他、キャラクターデザインには小島文美を起用し、これまでと異なる耽美的な世界観を打ち出した。難易度的にもハードルが下がり、販売本数も好調であったが、この成功により以降はストイックなステージクリア型のアクションゲームから探索型のアクションRPGが主流になっていく。『月下の夜想曲』以後ゲームシステムが大きく変化し、装備やアイテム、マップ探索の要素が加わっているが、そのような作品でもゲーム本編クリア後にマップ探索を除くこれらの要素を排除したおまけモードが隠されている場合があり、本編とは別のキャラクターを操って(ステージは本編と同じ)、初期の作品ほどではないものの、硬派なアクションが要求される。
また、作品数が増えるにつれ作品内の年代設定・ストーリーを年表として書き出すと矛盾も生じ出し、初期の「ドラキュラは100年に1度復活する」という設定が必ずしも守られなくなったり、一部の作品のストーリーが年表上は外伝扱いに改変されたり、新しいストーリーで作品が作られたりと、設定・ストーリー等は作品ごとに後から変えられてもいる。
1999年発売の『黙示録』からは3Dフルポリゴンの作品も制作されるようになった。ただし、主に携帯ゲーム機用として2Dドット絵の作品も制作されている。
シリアスでダークなゴシックホラーの世界観の本シリーズであるが、『月下の夜想曲』以降はゲーム中に時折お遊び・パロディ的な要素が挿入されていることもある。基本的にゲームの本筋には関わらない形での登場であるが、サブイベントから敵やアイテムの説明文など様々である。また、PS2版『キャッスルヴァニア』以降の作品では、公式サイト等に開発スタッフ自身(主に「しずもん」というスタッフが描いている)が手がけたコミカルな4コマ漫画やイラストが掲載されていることもある。欧州開発の『ロード オブ シャドウ』では、再びシリアスながらも終始陰鬱な重厚な雰囲気のダークファンタジーになっている。『ロード オブ シャドウ』は、その年発売のコナミのゲームで北米で1番売れるなど世界的に好調に売れて、悪魔城ドラキュラシリーズで最も成功を収めた作品(2013年時点)となり、「悪魔城ドラキュラ」(Castlevania)は再びコナミの代表的なタイトルに返り咲いた[23][24]。
注釈
- ^ 同社は2006年3月31日の持株会社化に伴い、新設された子会社の「コナミデジタルエンタテインメント」(KDE - J)にゲーム開発事業・版権などは移行された。以降も販売ブランド名としては従来通りの「KONAMI」を使用している。
- ^ キャッスルヴァニア、Castle=城とTransylvania=トランシルヴァニア地方を合わせた造語。
- ^ シリーズ初期の頃は日本国内での英語題表記は「DRACULA」であったが、のちに欧米表記に合わせ統一された。
- ^ 『メトロイド』を元祖とするマップ探索型で、「メトロイド」と「キャッスルヴァニア」を合わせて「メトロイドヴァニア」とも呼ばれる[1][2]。
- ^ 本作のコナミの発売告知や広告チラシでは「ベルモント」となっていたが、説明書では「ベルモンド」となっている。なお、欧米版ではこの変更はされておらず、ずっと「Belmont」のまま続いている。日本版でもスーパーファミコン版悪魔城ドラキュラでは「ベルモント」とパッケージ箱に表記されている。
- ^ 本作のコナミの発売告知や広告チラシでは「ベルモント」となっていたが、説明書では「ベルモンド」となっている。なお、欧米版ではこの変更はされておらず、ずっと「Belmont」のまま続いている。また、同社のファミコンソフト『ドラゴンスクロール』のゲーム中には、シモンはドラキュラを倒した後にトランシルバニアの名誉市民になったという台詞がある。
- ^ 本作の広告チラシによると「洗礼されたムチ」。
- ^ 2位は新・鬼ヶ島、3位はゼルダの伝説、4位はファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女、5位は遊遊記
出典
- ^ 電ファミニコゲーマー“ヴァニア”元プロデューサー・IGA氏が「メトロイドヴァニア」を語る──『サムスリターンズ』から受けた衝撃と新作“IGAヴァニア”に注ぎ込んだ想い【インタビュー】
- ^ コズミックホラーメトロイドヴァニア『Lore Finder』kickstarterキャンペーンが開始!―デモ版も公開中
- ^ https://venturebeat.com/2018/04/17/castlevania-grimoire-of-souls-brings-the-vampire-hunting-series-back-to-ios/
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータMagazine(徳間書店、2016年)30ページから33ページ
- ^ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータMagazine(アンビット、2016年)63ページから71ページ
- ^ a b c 『悪魔城ドラキュラ ディスクシステム版 説明書』コナミ、10,25,頁。
- ^ 説明書と広告チラシのステージ紹介より。
- ^ 「ファミ通ゲーム白書2005」より
- ^ a b c “Castlevania for Game Boy Advance (2004) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2018年3月21日閲覧。
- ^ Baker, Christopher Michael. “Castlevania -Overview”. Allgame. 2013年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月4日閲覧。
- ^ a b “Castlevania for NES (1986) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2018年3月21日閲覧。
- ^ a b c “Castlevania for Wii (2007) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2018年3月21日閲覧。
- ^ a b “悪魔城ドラキュラ まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月23日閲覧。
- ^ Mueller, Greg. “Castlevania Review”. Gamespot. 2013年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月4日閲覧。
- ^ a b c 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、8 - 9頁。
- ^ a b 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、258頁。
- ^ 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、6頁。
- ^ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータMagazine(アンビット、2016年)7ページ
- ^ 悪魔城ドラキュラ-キャッスルヴァニア- Netflixメディアセンター
- ^ Castlevania Resurrection [Dreamcast – Cancelled Pitch] - Unseen 64
- ^ Castlevania: The Bloodletting [32X – Cancelled] - Unseen 64
- ^ “Netflixアニメ『悪魔城ドラキュラ ―キャッスルヴァニア―』プロデューサーのアディ・シャンカルにインタビュー:「善と悪ではない、グレーを描きたかった」”. Gizmodo (Gizmodo). (2017年8月8日) 2023年7月28日閲覧。
- ^ Castlevania: Lords Of Shadow 2 – a titanic series overhaul edge-online.com June 6 2013
- ^ 『悪魔城』シリーズで最も成功を収めた作品は『Castlevania: Lords of Shadow』 - コナミDave Cox氏 INSIDE GAMES 2013年5月20日
固有名詞の分類
ファミリーコンピュータ用ソフト |
たけしの戦国風雲児 スペースハンター 悪魔城ドラキュラ 倉庫番 ヘラクレスの栄光 |
携帯電話アプリゲーム |
FLAPPY Days of Memories 2 〜僕の一番大切な君へ〜 悪魔城ドラキュラ 倉庫番 ソンソン |
バーチャルコンソール対応ソフト |
爆突機銃艇 スカイキッド 悪魔城ドラキュラ カービィのきらきらきっず ヘラクレスの栄光 |
I-revoで配信されているゲーム |
けっきょく南極大冒険 FLAPPY 悪魔城ドラキュラ 悪魔城伝説 コナミのピンポン |
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