Windows用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 18:20 UTC 版)
特定の機種用の言語であったF-BASICだったが、Windows上で動作するバージョンも登場した。 F-BASIC コンパイラ for Windows 3.1 Microsoft Windows環境でコンパイルして使用可能。Visual Basicでは必須だったランタイムライブラリを必要としない実行ファイルを生成できた。 F-BASIC V4.1 (Windows 95) F-BASIC97 V5.0 (Windows 95、Windows NT4.0) F-BASIC V6.0 (Windows 95、Windows 98、Windows NT4.0) F-BASIC V6.3 (Windows 95、Windows 98、Windows NT4.0、Windows 2000、Windows Me) MS-DOS BASIC(N88-BASIC)のプログラムをWindowsに移行でき、GUIコントロールで構成されている。F-BASIC97 V5.0のみ名称に「97」が入っているのは、FM-11用F-BASIC V5.0とのバージョン番号の重複を回避するためである。 何度かバージョンアップが行われたものの、Windows XPはサポートされないまま、2006年3月末をもって販売を終了した。最終バージョンは6.3。 従来のF-BASICに近い「手続き型」のほか、Microsoft Visual Basicに近く、WindowsのGUIを使った「イベント駆動型」での開発が可能。 しかし設計はあまり洗練されておらず、GUIの部品にアクセスするには、ATTACH命令で変数と部品を接続しなければならないうえ、Visual BASICのような「プロパティ」の概念がなく、複雑な名前の命令を呼ぶ必要があるなど、煩雑で扱いにくいプログラムになりがちであった。例としてテキストボックスのテキストを変更するプログラムは、Visual BASICではText1.Text = "Wikipedia"と書くだけで良いのに対して、F-BASICでは以下のように書く必要がある。 COMMON SHARED TEXT1 AS OBJECTTEXT1.ATTACH GETDLGITEM("TEXT1")TEXT1.SETWINDOWTEXT "Wikipedia"
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