SAAB37とは? わかりやすく解説

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【ビゲン】(びげん)

SAAB37"Viggen".
スウェーデンサーブ社が、ドラケン後継機として開発した戦闘攻撃偵察機

当時中立政策掲げていたスウェーデンでは有事先制攻撃を受けることが予想されたため、それに耐える抗堪性重視された。
このため地下壕への収納考慮して垂直尾翼折りたたみ式になっている
また国中分散配備するため、自動車用高速道路滑走路として使用できるよう考慮され500メートル直線道路があれば離着陸できるSTOL性能要求された。
低速から高い揚力生じクロースカップルドデルタや、短距離着陸するためのスラストリバーサー装備された。
しかしこれらの装備により重量増加し主脚ダブルタイヤとなり、さらには舗装強化され道路なければ着陸できず、かえって離着陸できる場所が制限される皮肉な結果となってしまった。
また、秀ではあるが国情押し込めたため極端な機体となり、輸出事業には失敗している。
このため後継機グリペンでは、軽量化単一機での多用途化・輸出促進などが課題となった

スペックデータ

バリエーション

多目的戦闘機うたっているが、実際に任務別に異な機体使用する




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