垂直尾翼とは? わかりやすく解説

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すいちょく‐びよく【垂直尾翼】

読み方:すいちょくびよく

航空機胴体後部または水平尾翼付近に、ほぼ垂直に取り付けられ方向安定与える翼。垂直安定板方向舵(だ)とからなる


【垂直尾翼】(すいちょくびよく)

飛行機尾部垂直に取り付けられた翼。
垂直安定板方向舵から成り垂直安定板機体平方向の横滑り防ぎ方向舵逆にその制御行なう
垂直安定板限界が低いとカップリング発散原因となるため、F-100以降アメリカ機及びMiG-19以降ロシア機ではこれまでの機体比べて垂直尾翼の面積大きくなっている。

関連風見安定性


垂直尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 08:32 UTC 版)

垂直尾翼(すいちょくびよく、英語: Vertical stabilizer)またはフィン(英語: fin)は、飛行機を始めとする航空機尾翼の一種で、垂直についている部分。潜水船・高速自動車ホバークラフト等にも設けられることがある。




「垂直尾翼」の続きの解説一覧

垂直尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 20:56 UTC 版)

旅客機の構造」の記事における「垂直尾翼」の解説

フライ・バイ・ワイヤのような翼面の自動制御装置採用によって、水平尾翼と垂直尾翼の面積が少し縮小できたとされている。コンピュータ援用による機体操縦では、電子機器類が正常に機能している間はそれらが効果的に働いて小さな翼面でも十分な効果発揮する考えられているが、機能不全のような緊急時にも十分な空力制御が行えるように、あまり過度縮小行えず、特に垂直尾翼は複数エンジン備えウイングマウント方式大型旅客機では翼端エンジン停止時に大きな回頭モーメント打ち消してなお、空力制御が行えるだけの余力求められるために、垂直方向舵の下部2段折れにして操舵性能を増す工夫を行う機体もある。

※この「垂直尾翼」の解説は、「旅客機の構造」の解説の一部です。
「垂直尾翼」を含む「旅客機の構造」の記事については、「旅客機の構造」の概要を参照ください。


垂直尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:56 UTC 版)

尾翼」の記事における「垂直尾翼」の解説

概ね垂直に設置され尾翼である。最近小型軍用機では、偶数態と傾けて設けてステルス性向上させる場合がある。 垂直尾翼の働き機体ヨーイング周り左右方向)の安定性与える事、および方向舵によって機体ヨーイング周り運動制御する事である。 垂直尾翼の場合主翼後方配置する。もちろんこれは、機体重心より後方配置する事で、自然安定性を得るためである。エンテ型・無(平)尾翼機では主翼に垂直尾翼が付くことがあるが、可能な限り主翼後ろ寄り配置する水平尾翼場合異なり主翼より前方配置する例は少ない。またX-15 (航空機)の様なオールフライング方式採用する例も少ない。CCV実験機において、主翼前方、かつオールフライング方式の垂直尾翼を採用した例があるが、通常の主翼後方の垂直尾翼との併用であり、実用機としての例は皆無である。但し一部翼竜鳥類頭部が、主翼前方かつオールフライング方式の垂直尾翼として機能した可能性はある。サイドワインダー (ミサイル)R-8 (ミサイル)等の、航空力学上のエンテ型十字翼ミサイルは、先頭側の翼4中引起こし側及びその反対側の翼は、主翼前方かつオールフライング方式の垂直尾翼として機能している。 エンテ型飛行機場合除いて水平尾翼とほぼ同じ位置取り付けられる場合が多い。ただしF/A-18 のように主翼水平尾翼の間に垂直尾翼を配置する例もある。これはエリアルール考慮したためである。

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