エリアルールとは? わかりやすく解説

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エリア‐ルール【area rule】

読み方:えりあるーる

遷音速域で飛行する飛行機において、胴体と翼の組み合わせが受ける抗力は、同じ断面積分布を示す回転体空気抵抗等しいという法則1950年代米国NACA(現NASA(ナサ))の工学者リチャード=ウィットカムが発見面積法則断面積法則


【エリアルール】(えりあるーる)

Area Rule.

空気抵抗減少を図るため、主翼付け根付近胴体細く絞り込む形状
特に音速付近速度域で有利とされ、超音速機亜音速機によく見られる

また「高性能」を意味するものとして、自動車デザインにも一時期流行った

mirage3.jpg
Photo:MASDF

ミラージュIII


エリアルール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 05:21 UTC 版)

エリアルール(Area Rule)とは、遷音速(マッハ 0.8 - 1.2 程度)で飛行する航空機の設計手法の一つ。面積法則[1]断面積の法則[2]断面積分布法則とも呼ばれる。断面積変化を小さくすることで音速付近における抗力増大を抑えるもの。オーストリアの技術者オットー・フレンツェルが1943年から1944年にかけて研究し、1944年にドイツ特許を取得している。その後1950年代に NACA(当時。現 NASA)のリチャード・ウィットカムが、おそらく独自に発見した。1955年9月に国家機密事項から解除された。




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