PC-9821とは?

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PC-9821

PC-9821
CPU i386SX 20MHz
メモリ 1.6MByte(modelS1)/
3.6MByte(modelS2)
FD 3.5インチ×2(1MB/ドライブ)
HD 40MByte(modelS2)
その他 640×480ドット256色カラーグラフィック機能PCMサウンド機能CD-ROMドライブ内蔵SCSIインタフェース内蔵
価格 318,000円(modelS1)/438,000円(modelS2)
時代背景
PKO法成立バルセロナ五輪アルベールビル冬季五輪開催山形新幹線開業
■製品背景
マルチメディア時代のPC-9800シリーズとは何か」をテーマ発表されたパソコン 98MULTi。型番21世紀時代を意識してPC-9801からPC-9821となる。modelS2は、日本語MS-Windows3.0プリインストールモデル。このmodel以降Windows対応マシンは9821系となる。
■コメント
PC-9801系のデスクトップタイプがi486SX時にCPUi386SXということでやや非力な面があった。MS-Windows3.0を搭載していたが、98用DOSアプリケーション全盛の時代であり、まだ対応アプリケーション少なくOS主流になるにはいたらなかった。

PC-9821

PC-9821Ap
CPU i486DX2 66MHz(Ap)
i486DX 33MHz(As)
i486SX 25MHz(Ae)
メモリ 1.6M(モデルU2/M2)
3.6M(モデルU7/M7)
5.6M(モデルU7W/M7W)
FD 5インチ×2(モデルM2/M7/M7W)
3.5イン×2(モデルU2/U7/U7W)
HD 120MByte(モデルM7/U7/M7W/U7W)
510MByte(モデルU9/U9W)
その他 640×480ドット256色カラーグラフィック機能FM音源PCMサウンド機能
価格 600,000円(Ap/U7)、498,000円(As/U7)、438,000円(Ae/U7)
時代背景
皇太子さま・雅子さま結婚の儀円高一時100円台に。貴の花最年少)・若の花史上初の兄弟同時大関に。Jリーグ開幕
■製品背景
PC-9821で確立した256色グラフィックスPCMサウンド機能備えた、Windows対応ビジネスパソコンとして開発された。独自の32ビットバス(ローカルバス)を持ちWindowsプリインストールモデルにはローカルバス対応のウィンドウアクセラレータボードAが内蔵され、1,024×768ドット256色画面モードが利用できた。
■コメント
Windows対応の98シリーズとしての基礎となったモデル。これ以降ホーム/パーソナルユースは98MULTi、Windows対応ビジネスマシンは98MATEという位置付けがなされた。5インチFDDモデル割高価格設定となり、FDDは3.5インチFDDでほぼ統一された。

PC-9821

PC-9821Cb
CPU i486SX 33MHz(CbCx)
Pentuim 60MHz(Cf)
メモリ 7.6MByte
FD 3.5インチ ×1
HD 240MByte(Cb)
540MByte(Cx)
540MByte(Cf)
その他 TVチューナボード内蔵FAXモデム内蔵赤外線通信機能倍速CD-ROM
価格 340,000円(Cb/2D)、455,000円(Cx/S3)、590,000円(Cf)
時代背景
イチローオリックスシーズン200安打達成グリコ社長誘拐事件時効成立向井千秋さんスペースシャトル・コロンビアで宇宙へ。首都高通行料87年以来値上げ
■製品背景
「見る」「聴く」「つなぐ」「創る」の4つの機能楽しめる、オールインワンマルチメディアパソコン98MULTi CanBe初代機。操作が簡単なメニューソフト「98ランチ」と様々なプリインストールアプリケーションソフトインストール済みで、買ったその日からすぐ使えるパソコンを提供。
■コメント
家電アプリケーションから統合ソフトなど多数のソフトがインストールされているため、HDD210Mバイトモデルではユーザ用の空きディスク容量若干不足気味な点があった。またTVチューナボードやFAXモデム内蔵してDMAや割込資源数多く使っているため、従来のPC-9800/9821用ボード装着して使う場合には本体ボード設定が必要だった。

PC-9821

読み方ピーシーキューハチニーイチ

PC-9821とは、NEC1993年以降発売してきたパソコンシリーズ名である。先代となるPC-9801シリーズの上互換機種であり、その独自の仕様設計を受け継いでいる。製品名としては型番の他に愛称付けられ、タイプ別にMATE」「MULTI」(後のCanBe)「VALUESTAR」と呼び分けられた。

MATEシリーズは、VGA上のグラフィックに対応し、FM音源PCM音源搭載オプションCD-ROMドライブ内蔵できるなど、マルチメディア機能が強化されたシリーズとなっている。同シリーズにおいては発表年代の順に「A」「B」「X」「R」と型番付けられている。「X」や「R」などの後期シリーズに移るほど、PCIバス搭載したり、P6アーキテクチャー採用されたりといった、高スペック化の傾向強めている。

MULTI」(CanBe)は、パソコン本体ディスプレイとが同梱あるいはで一体型モデルとして販売された。標準CD-ROMドライブ内蔵し、FAXモデムTVチューナーボードが搭載されるなど、主に家庭向けのエンタテインメント仕様として販売された。型番シリーズ通して「C」で始まる。

VALUESTAR」は、Windows 95登場以降発売された一連の機種シリーズ名となる。PCIスロット装備し、アプリケーションソフト多数バンドルされている。スペックが同じでも、付属するアプリケーション種類によってモデル異なるため、比較豊富なバリエーションを持つ。このシリーズは、型番が「V」で始まる。

しかしPC-9821シリーズは、Windows普及PC/AT互換機性能向上など押され、シリーズ独自のアーキテクチャー優位性徐々に奪われていった。そうして1997年10月、PC-9821に代わるシリーズとしてNECから「PC-98NXシリーズ発表された。こちらは当初から、事実上PC/AT互換機として登場した。

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PC-9821シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/08 09:32 UTC 版)

(PC-9821 から転送)

PC-9821シリーズは、日本電気(以下NECと表記)が1992年から2003年まで販売していたパーソナルコンピュータの製品群の名称である。1993年頃から1997年秋までの約4年間におけるNECのPC製品の主力機種だった。PC-9800シリーズ上位互換製品である。製品名の「9821」のうち「21」部分だけが白抜き文字となっており、「21世紀に向けたPC-9800シリーズ」という意味が込められていた[1]。しかし、21世紀を待たずに新アーキテクチャPC98-NXシリーズが発売され、21世紀に入って数年で受注終了となった[2]




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  1. ^ 「特集・98とともに歩く, これからの10年」、『Oh!PC』9/15号、ソフトバンク1993年、 137頁。
  2. ^ PC-9800シリーズ受注終了のお知らせ”. NEC (2003年8月7日). 2003年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月1日閲覧。
  3. ^ a b SOFTBANK BOOKS、PC-98パワーアップ道場、ISBN 9784797305777
  4. ^ PC-9821シリーズの下位機種であるXe10と共通設計のマザーボードを採用したため。なお、Xe10とBX4の出荷時でのハードウェアの相違点は搭載CPUや実装メモリ量、それに搭載FDDの台数(BX4は2台、Xe10は1台を搭載する)程度でしかない。
  5. ^ Initial Test Firmware
  6. ^ この問題についてのNEC側の公式見解は、9821とは「標準(出荷時状態)でWindows 3.1において640×480ドット表示が可能なもの」を指すとしていた。この問題はその後、「PC-9801」として発売された「PC-9801BX4」は「PC-9821Xe10」とマザーボードを共用してコストダウンを図る目的でPEGCがそのまま搭載されていて、いずれの機種でも640×480ドット256色表示が可能であったため、さらに混乱が深まった。
  7. ^ デバイスの種類ごとに異なるコネクタが位置をずらして配置されている。
  8. ^ Mate Local Busを略してMLバスとも呼称される。
  9. ^ Pentium-90MHz搭載。但しCPUソケットはSocket 5よりピン数が少ない専用品である。
  10. ^ PCMデータを従来のFIFO転送ではなく、DMA転送で再生する。
  11. ^ のちのCanBeシリーズには拡張バススロットを廃止したモデル(Cr13)やPCIバススロットのみを実装したモデル(Ctシリーズ)も登場し、発展形と言えるCEREBシリーズでもこの仕様が踏襲された。
  12. ^ サウンド機能のシステムからの切り離しはMATE Xシリーズなどと違って不可である。
  13. ^ 従来はFDD2基を重ねて搭載可能なレイアウトであったが、2基を横並び増設とすることでファイルベイの位置を引き上げ、その下に生じた空きスペースに標準搭載の内蔵HDDを固定するように変更された。ただしMATE-XであってもXc型番のデスクトップモデルでは、その後も従来のFDD縦並び型の筐体が使われ続けた。
  14. ^ 従来は専用グラフィックとサウンド機能はマザーボードに直接搭載であった。ただし従来のMATE-XでもXe10やXb10にはそれらとは形状の異なるサウンド専用スロットがあり、モデルによっては最初からサウンドボードがドータボードの形で搭載されていた。
  15. ^ もっとも、増設されたPCIスロット1本はPEGCとWindows用グラフィックコントローラをセットで搭載する(ビデオメモリを共有する)特殊な設計の専用グラフィックカードが占有し、これを抜くとマシンそのものが起動しなくなるため、実質的な拡張性そのものはスタンドアローンで使用する限りは従来のMATE Xなどと大差ない。
  16. ^ 同じCPUとOSを搭載するPC-9821St20/L16が定価850,000円に対し、この機種は定価398,000円で、同時期に販売されていた同クラスのPC/AT互換機と比較しても低廉な価格であった。
  17. ^ 逆に後発となったことで、PIIX3以前の未成熟UDMAや、ノースブリッジである430HXの初期ロットのエラッタであるECCが使用できないなどのトラブルが収束するのを見越してからチップセットを採用することができた。
  18. ^ Reliance Computer Corporation、後のServerWorks社で、2001年にBroadCom社に買収された。
  19. ^ 初期のPC98-NXシリーズは独自性を打ち出すあまり、USBキーボードを標準としオンボードのPS/2ポートを廃止してするなどの見切り発車的なレガシーフリー・デザインとしたため、PC/AT互換機とPC-9821シリーズ双方のユーザーから非難され、後にPS/2ポート等のレガシーインターフェースを搭載をする方向転換を行うこととなった
  20. ^ ソケット370版Celeronを搭載するRa40/43については、ソケットとスロットの間のアダプター(いわゆる「スロケット」)(Micro Star社製MS-6905)を用いてCPUを実装してあった。
  21. ^ MS-DOSプリインストールモデルではプラグアンドプレイ機能などについてWindows 9xプリインストールモデルとは細部の挙動が異なるITF/BIOS ROMが搭載されていた。これはかつてのWindows NTプリインストールモデルと同様である。
  22. ^ 修理対応期間について”. 121ware.com. 2010年10月7日閲覧。
  23. ^ Windows 2000(PC-98に限らない)で一部のXP用ファンクションを代弁するフリーソフトが存在する。
  24. ^ 2007年9月現在、ロムウィン社98BASEシリーズ、エルミック・ウェスコム社iNHERITORシリーズなどが製造・販売されているが、iNHERITORシリーズについては2007年9月28日での受注終了が予告されている
  25. ^ 『電脳辞典 1990's』 p.361によれば、CROSS reFERence keyの略で、この場合、"X"で"Cross"を表している。Cross referenceは文書内での相互参照を意味のことである。別名「変換キー」であるが、当時は広く使われていたかな漢字変換ソフトウェアATOKでは変換動作はスペースキーに割り当てられていたため、その後は別の動作に割り当てられることが増えたとの説が、この文献では採られている。
  26. ^ 『電脳辞典 1990's』 p.331によれば、Negative cross reFERence keyの略であり、XFERの逆の意味である。同書 p.241では、事実上の無変換キーとして紹介されている。
  27. ^ 「Products Showcase」、『月刊アスキー』1988年9月号、アスキー、 190頁。
  28. ^ キースキャンコードはPC/AT互換機用106キーボードとは異なり、PC-9800シリーズ汎用のものに準じるため、一部のゲームなど同コードを直接読み出すタイプのソフトウェアは正常動作しない。
  29. ^ PC/AT互換機は色々なメーカのドライブが使われていたが、98は長らくNEC純正機種が標準搭載されていた。ただし、MATE X以降やノートなどではSONYやシチズンなどのドライブが一部で採用されている。
  30. ^ ただし1997年秋モデル以降のものを除く大多数の機種は4.3GB以上のHDDを接続するとBIOSレベルでハングアップする。PC/AT互換機との最大の違いは、2ポート4台の接続をPC/AT互換機で言う所の1ポート2台分のリソースで実現していた所である。
  31. ^ もっとも、PIO4のデータ転送レート上限にすら達しない性能のHDDが標準搭載されていた時代の話であり、NECはそれ以上を求めるユーザはPCIのUltraWide SCSIあるいはUltra SCSI対応のHDDを使用せよとの対応を取った(実際にも自社ブランドでPC-9821シリーズ対応BIOSを書き込まれたAdaptec製Ultra SCSI/UltraWide SCSI-I/Fカードをオプション提供した)ため、Ultra DMA-I/Fを提供することはなかった
  32. ^ ちなみにK6-2などの互換CPUの場合はこの問題は発生しない
  33. ^ もっとも、CPU載せ変えによるこれらの不具合は公式サポートされていないCPUをPC/AT互換機に搭載した場合でも発生する
  34. ^ これについてはWindows 2000ではPC/AT互換機と同様に改められ、増設フロッピーディスクドライブのドライブレターはハードディスクの後に割り当てられる仕様となった。また、Windows 98などでもインストール時のオプション設定でドライブレターをPC/AT互換機版と揃えることが可能である。
  35. ^ メガデモと称される有志作成のデモンストレーションではよりハードウェア構造の公開されていたGravis UltraSoundが圧倒的に支持されていた
  36. ^ PCM部の動作を86互換とWSS互換で必要に応じて自動的に切り替える仕様のサードパーティー製互換音源ボードも存在した。
  37. ^ ただし、ITFの容量が増大した末期の機種では、互換性維持のためにディスクBASICなどから呼び出されるルーチン群はそのまま搭載されたものの、BASICインタプリタそのものの搭載は廃止された。
  38. ^ メルコのハイパーメモリCPUにより79.6Mまで増設可だが、Windows NTではこのハイパーメモリ領域は認識されない。
  39. ^ As2は非搭載、Ap2は128KB標準搭載で、両者共に256KBまで増設可。
  40. ^ メイン基板上へのタンタルコンデンサ追加による回路修正が行われた。
  41. ^ MS-DOSやWindows 3.x/9xについては修正ユーティリティ配布で対応されたが、その種の方法では修正不可のWindows NTユーザ向けには対策版ITFを書き込んだROMへの交換が実施された。
  42. ^ 出荷時状態ではAs3は非搭載、Ap2は128KB標準搭載で、両者共に256KBまで増設搭載可。
  43. ^ B-MATEの内蔵グラフィックアクセラレータはいずれもCL-GD5428で同じだが、Windows 9xのリファレンスドライバはBfがSV-98と共通であり、Be/Bs/Bpとは別扱いになっている。
  44. ^ Xsは非搭載、Xpは128KB標準搭載で、両者共に256KBまで増設可。
  45. ^ 対応情報 CPUアクセラレータ NEC PC-9821 - ウェイバックマシン(2005年11月24日アーカイブ分)
  46. ^ オンボードIDEがPIOモード2止まりである点はもちろん、PCIチップセットがPentium Proの頃の旧世代品であるため必然的にメモリが当時すでにほとんど見られなくなっていたSIMMのままだった。またビジネス向けであるためグラフィックアクセラレータも旧製品から据え置かれたほか、この頃(1999年)にはほぼ一般化していたUSBすら標準では搭載されなかった。
  47. ^ ただしRaII23はBIOSが古いため、これを(自力で)書き換えない限りはRaII23にCeleron433MHzを載せてRa43相当にすることはできない。
  48. ^ ただし標準搭載のHDDやCD-ROMドライブはIDEタイプでありSCSI-I/Fは使用されていない
  49. ^ なお、この当時のタッチパッドは、現在主流の指先の微電流感知をする型とは異なり、パッドに掛かる圧力で作動する感圧式であり、タッチペンでの操作も可能であった。






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