Mindとは? わかりやすく解説

mind

「mind」は英語の単語で、日本語では「心」や「精神」、「意識」などと訳されるまた、動詞として使われる場合は「気をつける」、「心配する」、「留意する」などの意味を持つ。例えば、「Mind the gap」は鉄道駅でよく見かける表現で、「隙間気をつけてください」という意味である。また、「mind」は「意見」や「考え」を表すこともあり、「Do you mind if I open the window?」は「窓を開けてよろしいですか?」という意味になる。このように「mind」は文脈により多様な意味を持つ単語である。

mind

別表記:マインド

「mind」の基本的な意味

「mind」は英語で、主に「心」精神」「意識」といった意味を持つ名詞である。また、動詞としても使用され、「気にする」「注意する」などの意味がある。特に、mind ~ingの形で使われることが多く、~することを気にする、という意味になる。

「mind」の語源

「mind」の語源は、古英語の「gemynd」であり、記憶思考意味していた。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ語族の「men-」という語根由来し思考意識を表す言葉として古くから使われている。

「mind」の発音・読み方

「mind」の発音は、/maɪnd/である。母音「i」は、/aɪ/の音で発音し末尾の「d」は無声子音発音することに注意が必要である。

「mind」と「care」の違い

「mind」と「care」はどちらも「気にする」という意味があるが、ニュアンス違いがある。「mind」は、他人行動状況に対して気を使う遠慮するといった意味合いが強い。一方、「care」は、物事に対して関心持ち大切に扱うという意味が強い。

情報通信技術を活用したソリューション企業の略称(MIND)

情報通信技術ICT)を活用したソリューション提供する企業一部では、略称として「MIND」が用いられることがあるシステムインテグレーションネットワーク構築運用保守など幅広いサービス展開している。

「mind」の活用一覧

「mind」は、動詞として現在形過去形過去分詞形が存在する現在形は「mind」、過去形は「minded」、過去分詞形も「minded」となる。

「mind」を含む英熟語・英語表現

「Would you mind」とは

Would you mind」は、「~してもらっていいですか?」という意味で、相手に何かを頼む際に使われる表現である。丁寧な言い方であり、後に動詞の-ing形を続けることが一般的である。

「don't mind」とは

don't mind」は、「気にしない」「構わない」という意味で、相手行動提案に対して遠慮抵抗がないことを示す表現である。

「Do you mind」とは

Do you mind」は、「~してもらって構いませんか?」という意味で、相手許可求める際に使われる表現である。後に動詞の-ing形を続けることが一般的である。

「in my mind」とは

in my mind」は、「私の考えでは」「私の中で」という意味で、自分意見考えを表す際に使われる表現である。

「mind」の使い方・例文

1. I don't mind waiting for you.(あなたを待つのは気にしない
2. Would you mind opening the window?(窓を開けてもらっていいですか?)
3. Do you mind if I smoke here?(ここでタバコ吸って構いませんか?)
4. She has a strong mind.(彼女は強い精神力持っている
5. I can't make up my mind.(決心つかない
6. Keep in mind that the deadline is tomorrow.(締め切り明日であることを忘れないでください
7. He changed his mind at the last minute.(彼は最後の瞬間考え変えた
8. In my mind, this is the best solution.(私の考えでは、これが最善解決策だ)
9. I don't mind if you join us.(あなたが一緒に来て構わない
10. She minded her own business.(彼女は自分のこと専念した

マインド

英語:mind

マインド(英: mind)とは、ある物事対す意識、特に個人集団が何かをしようとする意識を指す言葉である。また、広く人間精神意味することもある。

用例:「子供産み育てたいというマインド」「投資対するマインド」「スタッフとしてのマインドを共有する」「マインドコントロール

「マインド」は英語mindに由来する語である。mindは心や精神の意で、body対し思考司る部分捉えられる

「マインド」は、他の語の下に付いて、それが持つ意識(例、「企業マインド」)、そうしようという気持ち(例、「消費マインド」)、それに関して要求される意識持ちよう(例、「経営マインド」)などを意味する語を作ることも多い。

また、主にビジネス分野では、強弱問われる人間精神面意味して用いられることもある(例、「マインドが弱い」「マインドが強い」「マインドを鍛える」)。

「マインド」の他に、人間の心の働き考えに関する語に「メンタル」「気持ち」「思考」などがある。

メンタル」は、精神にかかわるさま、また人の精神面そのもの意味し、「マインド」にある何かをしようとする気持ちの意は含まないまた、メンタル」はふつう個人精神についていうが、「マインド」は人間集団考え方などについても用いることができる(例、「企業のマインド」)。文法的には、「メンタル」は形容動詞として用いられるが(例、「メンタルな競技」)、「マインド」は形容動詞にはならない

気持ち」は、さまざまな心的状態を広く意味し、「マインド」を包含する概念である。ただし、「気持ち」がふつう個人のものについていうのに対し、「マインド」は人間集団にも用いることができる。一方で、「気持ち」は「気持ち」のように動物のものについてもいうことができるが、「マインド」はふつう人間にのみ用いる。

思考」は多く場合理知的な考え意味し、必ずしも理知的かどうか問われない「マインド」とは区別され、「マインド」にある何かをしようとする気持ちの意も含まない。「思考」は個人のものについていうのがふつうだが、「マインド」と同様に集団考えについても用いることができる(例、「企業思考」)。

執筆稲川智樹

マインド【mind】

読み方:まいんど

心。精神意識

好み意向。「スポーツ—」


(Mind から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 07:33 UTC 版)

(こころ)は、非常に多義的・抽象的な概念であり文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であり、人間(や生き物)の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指し、感情意志知識、思いやり[注釈 1]などを含みつつ指している。


注釈

  1. ^ 他人の心情や身の上などに心を配ることやその気持ちを指すこと
  2. ^ 翻訳としては、アリストテレス著、桑子敏雄訳『心とは何か』 講談社学術文庫、1999年 ISBN 978-4061593633 など。
  3. ^ 発音を正しく表記するにはeの上に横棒を書く

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 新カトリック大事典 第2巻』研究社、2002年。 
  2. ^ 申命記』 4:9
  3. ^ ヨシュア記』14:7
  4. ^ ローマ人への手紙』10:9-10
  5. ^ エゼキエル書』 36:25-26
  6. ^ 並川孝儀『スッタニパータ ―仏教最古の世界』岩波書店、ISBN 4000282859
  7. ^ 中村元『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波文庫、1958、ISBN 4003330110
  8. ^ アントニオ・ダマシオ『生存する脳―心と脳と身体の神秘』講談社、2000。など
  9. ^ a b モーガン・フリーマン 時空を超えて 第2回「死後の世界はあるのか?」
  10. ^ ダニエル・ゴールマン『EQ こころの知能指数』講談社、1998
  11. ^ http://www-formal.stanford.edu/jmc/whatisai/whatisai.html



「Mind」の例文・使い方・用例・文例

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