Pic言語とは? わかりやすく解説

Pic言語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/26 19:21 UTC 版)

Pic言語は、C言語の開発者の一人であるブライアン・カーニハンが、長方形とそれを結ぶ矢印でフローチャートのような図を自動的に作成するために考案した、プログラミング言語である[1]。用途は図の生成に限られており、ドメイン固有言語である。pic言語のコンパイラは、pic言語で書かれたソースファイルを読み、具体的な描画命令に変換する。pic言語は手続き型言語であり、変数、変数への代入、マクロ、条件分岐、ループを備えている。小さな言語の代表例であり、元々 Unix 環境下で専業プログラマでない人の作業を簡素化することを目的として開発された[2]


  1. ^ Brian W. Kernighan. PIC - A Language for Typesetting Graphics, Software Practice Experience 12 (1982), 1–20.
  2. ^ J. Bentley. More Programming Pearls, Addison-Wesley (1988)


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