最後の瞬間
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:20 UTC 版)
「ブリタニック (客船・2代)」の記事における「最後の瞬間」の解説
8時50分までに、乗組員のほとんどは計35隻の救命ボートに乗って脱出した。この時点でバートレット船長は、沈没の速さが落ちたと判断すると脱出作業を中断、まだブリタニックが沈まずに済むかもしれないという希望を持ってエンジンを再起動した。しかしケア島に到着する前に船首部が海没してしまい、島に辿り着けないと悟った船長は、エンジン停止の最終命令を出し、船を放棄する合図として、2回、長い汽笛を鳴らした。ブリッジのすぐ下まで海面が迫ったため、船長と副司令官ダイクは折りたたみボートまで泳いでいき、そこで救命活動の整合を続けた。 ブリタニックは船首を沈めながら徐々に右舷側へ転覆していき、煙突が次々と倒れていった。全長は現場の水深より長かったので、船体がすべて海没する前に船首部が海底に接触、ブリタニックの船首は海底に押し付けられて破断し、船体は右側を下にして海底に横たわった。
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