1848–1899年とは? わかりやすく解説

1848–1899年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/04 13:56 UTC 版)

熱力学の年表」の記事における「1848–1899年」の解説

1848年 - ケルヴィン卿ウィリアム・トムソン)が絶対零度概念気体から全ての物質拡張する1849年 - ウィリアム・ランキン分子仮説用いて飽和蒸気圧温度正しい関係を計算する1850年 - ランキン渦理論用いて温度圧力密度液体蒸発潜熱の間の正確な関係を確立する。ここで彼は飽和蒸気見かけ比熱が負になるという驚くべき事実正確に予測する1850年 - ルドルフ・クラウジウス熱力学第一法則第二法則をつなぐ最初明確な説明を行う。これによりカロリック説棄却するが、カルノーの原理保持する1851年 - ケルヴィン第二法則別の説明与える。 1852年 - ジュールケルヴィンが、急速に膨張する気体冷却実証する。これは後にジュール・トムソン効果などと呼ばれる1854年 - ヘルムホルツ熱的死考え提唱する1854年 - クラウジウスがdQ/T (クラウジウスの定理)の重要性確立する。このときはまだこの量に名前をつけていない1854年 - ランキンが後にエントロピー同定される熱力学的機能」を導入する1856年 - アウグスト・クローニッヒがおそらくウォーターストンの著書読んだ後に気体運動論説明発表する1857年 - クラウジウスOn the nature of motion called heatの中で気体運動論について現代的説得力のある説明を行う。 1859年 - ジェームズ・マクスウェルマクスウェル分布発見する1859年 - グスタフ・キルヒホフ黒体からのエネルギー放出温度周波数のみの関数であることを示す。 1862年 - エントロピー前身である「ディスグレゲーション」が1862年クラウジウスにより物体分子分離度の大きさとして定義される1865年 - クラウジウスエントロピー現代的な巨視的概念導入する1865年 - ヨハン・ロシュミットマクスウェル理論適用し観測した気体粘度考慮することで気体中の分子数密度推定する1867年 - マクスウェルマクスウェルの悪魔不可逆過程逆転させることができるかを問う。 1870年 - ルドルフ・クラウジウスビリアル定理を導く。 1872年 - ルートヴィッヒ・ボルツマンが、位相空間における分布関数時間発展についてのボルツマン方程式発表するH定理発表する1873年 - ヨハネス・ファン・デル・ワールス状態方程式定式化する。 1874年 - ケルヴィン卿熱力学第二法則形式的に表現する1876年 - ウィラード・ギブズ相平衡統計集団化学反応引き起こすものとしての自由エネルギー一般化学熱力学について論じた2つ論文のうち最初論文発表する2つ目は1878年発表)[要出典]。 1876年 - ロシュミットボルツマンのH定理微視的可逆性両立しない批判するロシュミットのパラドックス)。 1877年 - ボルツマンエントロピー確率の関係について述べる。 1879年 - ヨーゼフ・シュテファンが、黒体からの電磁放射総量温度の4乗に比例することを観測しシュテファン=ボルツマンの法則を示す。 1884年 - ボルツマンシュテファン=ボルツマンの法則熱力学理論解析する1888年 - アンリ・ルシャトリエ平衡状態にある物質系外部作用によって変化をうけるとき、その変化外部作用反抗する結果になるような方向に起こることを述べる。(ルシャトリエの原理1889年 - ヴァルター・ネルンストネルンストの式用いて電気化学電池電圧化学熱力学関連付ける1889年 - スヴァンテ・アレニウス化学反応活性化エネルギー考え導入しアレニウスの式与える。 1893年 - ヴィルヘルム・ヴィーン黒体最大放射強度についてのウィーンの変位則発見する

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