高等部生徒会メンバー
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天宮 潮(あまみや うしお) 現在の階級は《銀》 声 - 堀江由衣 2月27日生まれのA型。生徒会の書記担当。人気投票では3位を獲得。 灰音の親友。要点しか言わない主義であり、灰音が「潮っ大好きだよ!」と潮に抱きつくと「当然」と返す。普段は無口かつ無表情だが、近頃は笑顔を見せている。家の中はシンプル・イズ・ベストの如く家具が何もない。 頭脳明晰であり容姿端麗。男子生徒からは「紫陽花の君」と尊称されるほどの圧倒的な支持を得ている。 男嫌いを自認する一方で、自分を信奉する男子生徒と保健室で逢瀬を繰り返していた(キスは灰音と千里だけした) 母は茶道の家元であり父は不動産屋を営む。両親とは不仲で、実は父親の愛人の娘だが、本妻が子を成せない体の為跡継ぎとして天宮家に迎え入れられた。しかしその後、潮自身もまた子供を産めない体だと判明する。周囲の人間達の冷遇(実際、首を絞められたり毒を盛られたりした)に心を閉ざし生きてきたが、そんな折、警察から逃れ自分の部屋に逃げ込んで来たヤンキー時代の灰音と出会い、それ以来打ち解けた仲である。 灰音が恋慕の情を抱く閑雅のことを快く思っていない(目の上のたんこぶだと本人は断言)。灰音が生徒会に入会したことから、父親に頼んで寄付金を払い生徒会に入会する。 いわゆるヤンデレで、灰音を病的なまでに愛していた。しかし現在は彼女に対する想いが恋ではないことに気付き、成宮千里を好きになる。最終回にて無事両想いとなった。 生徒会での日々で灰音以外の人間とも打ち解け、真栗を気遣ったりまおらとじゃれたりするが、他者と打ち解けた自分と灰音だけを想う自分の間で葛藤する。灰音と再び友情を確認し終えた後は恋人を全部振り、灰音のネクタイを高成に返し、かわりに灰音からリボン代わりに頭に付けていたネクタイを貰った。 連載前の設定では体外受精で産まれた。そのため愛を知らないと叔父に言われたことに酷く傷ついている。 まおら / 一ノ宮 由貴(まおら / いちのみや よしたか) 現在の階級は《銀》 声 - 種村有菜 8月8日生まれのAB型。生徒会では企画と会計担当。性格はエキセントリック。人気投票では5位を獲得。 親はデザイナーとヘアメイクアーティストである。手先が器用でメイクが得意。更には生徒会専用の制服も手がけている。 女子生徒の服装で登校しているが、実は正真正銘の男性。本名の男性名を名乗らず、周囲には性別の判別しづらい「まおら」の名を名乗っている(「まおら」の由来は、子供時代に見ていた少女変身アニメ「天使戦士」の「マインドオラクルジェネレーション」という呪文からきている)。非常に容姿端麗(女装の時は得意のメイクをしていた)で、女性としても男性としても魅力があり女子生徒からの支持が圧倒的に高い。 髪型はボブヘア(おかっぱ)で、通学時はリボンで部分結い(男装時は低い位置でのポニーテール)をしているが、学校の外では他のヘアスタイル(おだんごヘアなど)も楽しんでいるように見える。中等部からの生徒には周知の事実であるが、高成や潮、高等部から編入した灰音はそれを知らず、彼を女性だと信じ込んでいた(潮は自分で気付いていた)。 生徒会長である東宮閑雅(高成)の次に成績は優秀で頭脳明晰。生徒会の頭脳的存在。そして登場人物の中で最も腹黒い「策士」。しかし根は優しく、自分の気に入った人間、好きな人間には助力を惜しまない。また、灰音の恋心を自分の恋と重ねて見ている傾向がある。初恋相手である真栗とは幼馴染みであると同時に犬猿の仲だった。「オコリマクリ」という名のミニ羊を飼っている。 ある理由から学内郵便を配達する郵便屋さんとして活動していた。作中でその正体が明らかになった際、プラチナである灰音に告白、閑雅(高成)をリコールする。このリコール事件が丸く収まった後、真栗と両想いになった。その後は潮へのプレゼントを一緒に買いに行っている。 辻宮真栗(つじみや まぐり) 現在の階級は《銀》 声 - 野島健児 11月3日生まれのA型。生徒会では副会長。人気投票では6位を獲得。 ゲイであることをほとんどカミングアウトしており、意中の高成に心酔している。性格は嫉妬深く、素直でない。言葉や態度は悪いが、普段は犬猿の仲である灰音を励ましたりするなど、本来の優しさを見せることもある。灰音と同じく単純な一面も持つなど、灰音と真栗は似ているらしい(灰音談)。 家はヤクザ。家は大きいが古く、ふにゃふにゃしたベッドでは眠れないという理由から和室に布団を敷いて寝ている。好きな食べ物はバナナと甘い物。口調は広島弁訛り。風紀委員長の辻宮征光とは兄弟(人前では「兄ちゃん」と呼ぶが、普段は「ゆっき」と呼んでいる〈作者本人のブログ、有菜日記参照〉)。 高等部に入ってからの東宮閑雅(=影武者である高成)を「しーずん」と呼び、恋心を抱いていた。灰音の話で本名が高成だと知ってからは「たかたか」と呼び始めている。 幼少の頃、木登りの最中に落ちてしまった由貴を受け止めた為に頭を5針縫う。その後、傷跡を隠すため包帯を巻き、白い包帯が目立たぬよう髪の色を抜いて金髪にしている(「まおらの初恋ラビリンス」参照)。当初、幼馴染みで仲の良かったまおらを苦手とする一方で、まおらを気にするようなそぶりも見せていた。閑雅(高成)への恋心を諦め親友として側に居ることを決めてからは郵便屋さんに夢中になっていた。 灰音に一喝されたのをきっかけにまおらに告白し、両想いとなる(高成とは『親友』という関係で満足している様子)。なお、まおらに告白する際「強くなる」と言い、ずっと巻いていた頭の包帯をほどいた。 迷彩柄を好んでいるが、そもそもの由来は小さい頃まおらから初めて貰ったプレゼントが迷彩柄であったから(番外編4コマを参照)。その後、服だけでなくカーテン・布団カバー・下着まで迷彩柄にこだわるようになった。 モデルはもこみち(速水?)らしい(作者本人のブログ、有菜日記参照)。
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