西遼=カラ・キタイとは? わかりやすく解説

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西遼=カラ・キタイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:41 UTC 版)

大水滸シリーズの登場人物」の記事における「西遼=カラ・キタイ」の解説

耶律大石梁山泊との連携の下、中央アジア砂漠地域築きつつある国家耶律大石皇帝として各部族纏め上げるが、宗教に関して不干渉立場取っている。東西交易交通路確保し通行税徴収することで富を得ようとする。史実では中央アジアイスラム帝国崩壊させ、セルジューク朝イランまでもを打ち破り、またシルクロード交易活発化させた。 耶律大石楊令伝中央アジア東部拠点を置く独立勢力首領。遼最大北辺軍閥首領だったが、聞煥章との出会いにより、新しい国の建国という生まれて初めての夢を抱く。燕軍の総帥として趙安相手互角戦い繰り広げるが、耶律淳死後は、隷下四万軍勢引き連れ西遷西夏のさらに西の川辺に拠点築き猶もの軍を維持し続ける。当初それなりに広い領域に対して影響力保持するものの、隷下の軍で治安維持することにより周辺小勢力の長として認められているという弱い支配力しか持ちえていなかった。後に梁山泊交易路構想協力し勢力西進図りウイグル攻撃、これを従え、虎思斡耳朶(クスオルダ)を本拠とし、彼の地に遼を再建初代皇帝となる。その支配領域にはイスラム教信者多く梁山泊商隊もその宗教慣習に気をつかっている。 史実でも西遼(これは中国側文献での呼称イスラム圏からはカラ・キタイ呼称される。自称については史書残らないため不明。またカラ・キタイは黒い契丹、強い契丹などの意)の建国者であり、初代皇帝または初代グル・ハン史実よりかなり年長に描かれており、またウイグルとの交戦時期や虎思斡耳朶(クスオルダ、現在のベラサグン)の根拠地化の時期もかなり早くなっている。史実では中央アジアイスラム帝国崩壊させ、カトワーンの戦いセルジューク朝崩壊きっかけ作りプレスター・ジョン伝説作り出したまた、史実では軍閥首領ではなく中国文化傾倒したキャリア官僚出身将軍である。 (岳飛伝西遼皇帝として広大な地域統治する食堂経営していた顧大嫂結婚幼少時亡くしたにちなんだ塔不煙と呼ぶ。病により伏せることが多くなったが、交易路整備など政治関わり続ける。韓成には厳し態度接するが、西部方面鎮撫統轄任せるなど信頼見せると同時に家族関係が修復されることを願っていた。自分が成すべきことを終えたことを悟り顧大嫂後継者指名した夷列らに別れ告げて崩御する陀汗楊令伝耶律大石副官。彼と共に燕京攻防戦戦い西遷にも付き従う。『岳飛伝』における耶律大石回想からすで病没していることが明かされている。

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西遼=カラ・キタイ

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大水滸シリーズの登場人物」の記事における「西遼=カラ・キタイ」の解説

夷列岳飛伝耶律大石末子後継者として指名され大石死後帝位に就く。 耶律普速完岳飛伝耶律大石娘。大石遺命により弟の夷列後見務める。史実では夷列の妹。 蕭廉乙岳飛伝西遼宰相当初は軍を指揮していたが力を発揮できなかったため解任され宰相職を任せられる文官としては有能で、短期間のうちに交易路整備などを行っている。 蕭茅岳飛伝西遼軍の将校西遼の地出身陀汗に見いだされ過去がある。陀汗に対して父親のような感情抱いていた。蕭廉乙替わり総帥就任反発する部族の軍を一蹴するなど能力は高い。郤妁の上官でもあり、韓成一家有り様助言したこともある。 留趾焉岳飛伝新たに西遼版図加えられ山間部部族の長。十八歳まで敦煌暮らしていたため漢語喋れる。当初西遼統治反発し宣撫訪れた韓成交戦しかけるも和解山間部案内役務める。 玉槃王岳飛伝館に近い草原部の部族の長。西遼敵対しており宣撫訪れた韓成の軍と交戦する敗北韓成との対話により和解し西遼帰順する土理緒岳飛伝西遼敵対する部族の長。館へ金を輸送する高亮の軍を襲撃する敗北居合わせた韓成助けられる対話拒み続けていたが韓成長期にわたる説得根負けし西遼帰順する。軍指揮官として経験を積むべく梁山泊出向一兵卒から始めるも才能認められ将校となる。 韓順岳飛伝韓成郤妁息子。母に連れられ西遼へ来る。任務留守がち両親代わり顧大嫂育てられているため、耶律大石顧大嫂祖父母として慕っている。耶律大石から与えられ韓成名付けた望天を愛馬にする。

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