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ウイグル [Uighur]

モンゴル高原に興り、のち、トルキスタン移住したトルコ系民族744年突厥(とつけつ)を倒して遊牧国家建設840年キルギスに滅ぼされて四散し、各地オアシス都市移住してトルキスタン成立端緒をつくった。その後(こうえい)は現在の中国新疆(しんきよう)ウイグル自治区の主要構成民族ウイグル文字をつくり、マニ教信仰した。

〔「回紇回鶻」とも書く〕


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ウイグル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/16 12:05 UTC 版)

ウイグル(Uyghur)は、4世紀13世紀中央ユーラシアで活動したテュルク系遊牧民族。或いは、20世紀前半になって東トルキスタン在住のテュルク系オアシス定住民が、東トルキスタンの政治的統一の必要に迫られた時、かつて栄光に包まれていた古代遊牧民の呼称を借りて自分たちの呼称として採用したもの(→ウイグル人)。すなわち、これら2つのウイグルは同一のものではないため、今日では前者を古代ウイグル、後者を現代ウイグルと呼び分けている[1]


  1. ^ 森安孝夫『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国』
  2. ^ 『魏書』太祖武帝記・列伝第九十一 高車、『北史』列伝第八十六 高車
  3. ^ a b 『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上
  4. ^ 『隋書』列伝第四十九 北狄、『北史』列伝第八十七 鉄勒
  5. ^ a b 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇
  6. ^ a b 『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上、列伝第一百四十二下 回鶻下
  7. ^ 『テス碑文』。「Old turkic letter O.pngOld turkic letter Y1.pngOld turkic letter G1.pngOld turkic letter R1.png」は右から左へ読む。
  8. ^ アラー・ウッディーン・ジュヴァイニー世界征服者の歴史』(1260年編纂)とラシードゥッディーン集史』(1314年編纂)がそれで、特に後者の『集史』ではテュルク・モンゴル系の諸部族をイスラーム的世界観の枠内で分類しており、これらを大洪水後に現在の人類の遠祖となったノア(ヌーフ)の3人の息子セムハムヤフェトのうちヤフェト(ヤーフィス)の子孫としている。テュルク系種族をヤフェトの子孫とするのは『集史』以外にも見られるが、『集史』はこれにオグズ・カガン伝説も絡めて述べているのが特徴であり、後世にもこの傾向は受け継がれた。
  9. ^ " اوغوز پسر قرا خان پسز ديب باقوى پسر يافِث پسر نوح عليه السّلام Ūghūz pisar-i Qarā-Khān pisar-i Dīp Bāqūy pisar-i Abūlja Khān Yāfith pisar-i Nūḥ `alaihi al-salam."(Jāmiʿ al-tavārīkh/Али-Заде, p.331; Jāmiʿ al-tavārīkh/M. Rawshan & M. Mūsavī, vol. 1., p. 138.)
  10. ^ Jāmiʿ al-tavārīkh/Али-Заде, p.331; Jāmiʿ al-tavārīkh/M. Rawshan & M. Mūsavī, vol. 1., p. 138.
  11. ^ on はテュルク語で数詞の「10」の意味で、tuγuz は同じく数詞の「9」の意味である。
  12. ^ M. Rawshan & M. Mūsavī,本に従う。Али-Заде本本文では最初のアリフにはシャクルが振られていないので「アルグン(Arghūn)」とも読めそうだが、Али-Заде本335頁註3によると اورقون ūrghūnとしている写本もあるため、M. Rawshan & M. Mūsavī,本の読みに従った。
  13. ^ Jāmiʿ al-tavārīkh/Али-Заде, p.331-332; Jāmiʿ al-tavārīkh/M. Rawshan & M. Mūsavī, vol. 1., p. 139-140. ; ドーソン『モンゴル帝国史』第1巻(訳注:佐口透)平凡社、1968年、326頁。
  14. ^ Tārīkh-i Jahān-gushā/Qazwíní, p. 40-41; Tārīkh-i Jahān-gushā/Boyle, p. 55-57 ; ドーソン『モンゴル帝国史』第1巻(訳注:佐口透)平凡社、1968年、320-321頁。
  15. ^魏書』、『北史
  16. ^ 『魏書』列伝第九十一、『北史』列伝第八十六
  17. ^ 《『魏書』道武帝紀》「390年に道武帝が北伐を行って高車袁紇部を大いに破り、多数の奴隷と馬牛羊20万頭余を得る」
  18. ^ 実際には、中世以前のウイグルの人々と、現代のウイグル民族に直接の系譜的な繋がりがあるかどうかは明らかではない。現代のウイグル民族の話すウイグル語は、中世以前のウイグル人が書き残したウイグル語とはテュルク語の中でも系統を異にしているとされている。
  19. ^ 『キョル・テギン碑文』
  20. ^ 杉山正明『遊牧民から見た世界史』
  21. ^ 『テス碑文』,『タリアト碑文』,『シネ・ウス碑文』,『カラ・バルガスン碑文』
  22. ^ 村上正二が提唱。
  23. ^ 「㕎」は「厂+盍」と書く。
  24. ^ 中村健太郎「14 世紀前半のウイグル語印刷仏典の奥書に現れる「Könčög イドゥククト王家」をめぐって」『内陸アジア言語の研究』第XXIV号(2009年6月)。


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