網膜とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 生物学 > 網膜 > 網膜の意味・解説 

もう まく まう- [0] [1] 【網膜】

眼球内壁をおおう膜。視覚器主要部で,多数視細胞とそれに連絡する視神経分布する。ヒトでは外界の光がこの膜上で像を結ぶと,視神経がその刺激大脳皮質視覚中枢伝える。

網膜

英訳・(英)同義/類義語:retina

動物の光を感知する感覚器ある眼一部で、ヒトでは光刺激感知して視細胞刺激伝達するすい体細胞かん体細胞視細胞多層に並ぶ感覚上皮
「生物学用語辞典」の他の用語
個体の器官や組織など:  維管束系  維管束組織  網胃  網膜  網膜色素上皮  繊維性結合組織  

網膜

 

Q.網膜とはどういうものですか

網膜

網膜とはカメラでいえばフィルムにあたりますが,10層からできているとてもうすい膜で,厚さ中央部で0.3mm~0.4mm,周辺では0.15mmです。

視細胞には,桿体錐体よばれる種類細胞があり,桿体はうす明かり感じ視力はよくなく,錐体明るいところではよく感じ,色を見わけ,視力のよい細胞です。

光は視細胞にとどくと電気信号に変えられ,神経線維層を通って神経にいき,この信号大脳中枢にいってはじめてものが見えるのです。

また,網膜の後ろ中心に黄斑部があり、その中心に中心窩あります。ここには錐体のみがあり,視力のもっともよいところです。

中心窩から4~5mm内側に,視神経眼球壁をつらぬく視神経乳頭があり,これが盲点にあたります。

Q.盲点とは何ですか

 

視神経が脳へ行くところは、光りを感じ細胞がないので、盲点などといわれている網膜

左目を手でおおい、右目で上の絵のイヌを見つめながら、目をはなしたり近づけたりします。イヌの絵から約20cmのところで、カエル見えなくなるはずです。

人間だれでも,見ようとする点より耳側に視野欠けている部分あります。これを盲点マリオット盲点)といいます。もちろん左目,右目ともにあります。その位置注視点の耳側約15゜のところに,幅約5゜のややたて長の楕円形として存在します。これは眼底視神経乳頭にあたる部分です。ここには網膜がなく,視細胞がないので,光があたって感じないわけです。マリオットとはフランス物理学者の名前からとったものです。

Q.網膜はどんな色をしていますか

網膜は眼底鏡(直像鏡,倒像鏡)という器械で見ると簡単に観察できます。しかし,網膜そのものは透明であるため,見えるのは網膜色素上皮脈絡膜色素含まれるメラニン色素,および,脈絡膜血管血液の色が重なり合って赤かっ色に見えます。白色人種では,メラニン色素非常に少ないので,脈絡膜がよく見えてあわい紅色でかがやいて見えます。

Q.暗順応明順応とはどういうことですか

網膜網膜

たとえば,明るいところから急に暗いところへ入ると,はじめは何も見えないのにしばらくすると,だんだんと見えてきます。このように暗い中で目がなれてくるのを暗順応,その逆を明順応といいます。これは,網膜にある視細胞桿体錐体働きによって決まります

(1)暗順応 一 暗いところでは桿体中心になって働きます。この桿体は、黄斑部から離れるにしたがって、網膜のまわり多くなり、視角2030°にあたる部分に最も多くありますまた、視力にはあまり関与しません。桿体細胞には,ロドプシンよばれる物質がふくまれ,光があたるとビタミンA変わります。暗いところではこれと逆のことが起こります。そのためビタミンAが不足すると,暗いところで見えなくなる夜盲症(とり目)になるのです。

(2)明順応明るいところでは錐体中心になって働きます。この錐体は,網膜の中心部に多く視力すぐれています。明順応暗順応にくらべてはるかに短時間ですみます。暗順応30分~1時間かかるのに対して明順応40秒~1分です。


網膜

【仮名】もうまく
原文retina

眼球後方部にあって光を感知する神経組織の層で、ここで感知された像は電気信号となり、視神経を介して脳に送られる。

網膜【もうまく】

眼球内壁を覆う膜のことで、カメラ例えるフィルムにあたり、とらえられた情報視神経により伝えられ、色や光を識別します。

網膜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/20 08:11 UTC 版)

網膜(もうまく)は、の構成要素の一つである。視覚細胞が面状に並んだ部分があればこう呼び、視覚的な映像(光情報)を神経信号(電気信号)に変換する働きを持ち、視神経を通して脳中枢へと信号を伝達する。その働きからカメラフィルムに例えられる。


  1. ^ 脊椎動物の中でもヤツメウナギ類やトカゲ類の一部は通常の両眼の他に頭頂部に頭頂眼と呼ばれる皮下の奥まった位置に光受容器を持っており、外界の光刺激を検知していると考えられている。頭頂眼と普通の眼はかなり異なる構造を持つ。このため、脊椎動物の通常の眼は頭頂眼と区別するために外側眼と呼ばれる。
  2. ^ 岩堀修明著、『感覚器の進化』、講談社、2011年1月20日第1刷発行、ISBN 9784062577


「網膜」の続きの解説一覧





網膜と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

網膜に関連した本

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「網膜」の関連用語

網膜のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す




網膜のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2014 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
JabionJabion
Copyright (C) 2014 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
医療法人社団医新会医療法人社団医新会
Copyright (C) 医療法人社団 医新会 All Right Reserved.
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2014 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
QUPiOQUPiO
Copyright © 2014 Healthcare Committee, Inc. all rights reserved
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの網膜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2014 Weblio RSS