獣貴十二師
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「ワールド・デストラクション」の記事における「獣貴十二師」の解説
それぞれの獣人族の長。四獣聖を守る役割を持っていた。世界撲滅委員会によりネコ師以外は全滅した。アニメでは一部名前や役割が異なっていたり、生き残る獣貴もいる(ネコ師は死亡する)。 ブタ師 声 - 塩屋浩三 蒼の都を治めるブタの獣貴。人を食う獣人らしく、ぶつかってきた子供を食べようとした。その現場を見たキリエたち3人により、敗れ死亡。変身後は腹に大きな口が存在して、激辛唐辛子を食べて腹から炎を放出して攻撃したり、腹の口から息を吐いたりすることも可能。 漫画版ではモルテによって襲われて、胴体を真っ二つにされた。 カエル師 声 - 高戸靖広 / 草尾毅 百貨庭園の主でカエルの獣貴。美しいものを好むナルシスト。世界で最も美しい花を作ることだけに没頭しているためか、人間の肉や血を使って植物を造るとても残忍な性格である。子供たち3人を生贄にしようとしたがキリエ達と戦い敗れ、死亡する。変身後は舌が二本あり、鼻部や背部から角のようなものが隆起している。 アニメでは容姿も声優も変わっており、また悪人ではなくなっている。縁起が悪いとして、悪い噂が流れている一本を除き領地内の桜を残らず伐採するも、キリエ達の逃走劇の最中に石橋の上で桜の枝を踏みつけてしまい、その直後に石橋が崩壊して川に転落。溺れることこそなかったものの、自分の身体で祟りを実証してしまった。 ゾウ師 声 - 青野武 ゾウの獣貴。メオーヌ慈善病院では院長の立場にある。リ・アからはパオパオと呼ばれる。獣貴であるが、病人は誰でも放って置けなくキリエ達を世界撲滅委員会だと知りながらもヘビ師の呪いからモルテを救った。それ以降キリエ達とは友人のような存在となっていたのだが、キリエ消滅後、ワニ師からキリエの復活の話を聞き、自分の意思でモルテ達をとめようと戦いを挑むが敗れた。その後世界の事を想いながら息を引き取った。変身後は腹が象のようなケンタウロス状の体になる。 アニメでは元は「砂漠の殺戮王」と呼ばれていた凶悪な獣人であり、その罪を償うためにメオーヌ慈善病院の院長として獣人や人間の命を救うために生きている。キリエ達と和解し、戦後は子供たちとともに平和に暮らしている。 ワニ師 声 - 田中亮一 ワニの獣貴。魔道員の院長にして機械兵団のトップ。キリエのデストラクトに興味を持っており、それを付け狙う。迷宮館には自身のダミーを仕掛けるなど、戦略においては長けている。また、カエル師のように人をベースにして花を作る残忍な趣味も存在する。その正体は撲滅委員会のリーダーであり、デストラクトの力を悪用して世界の創造主になることが目的。四獣聖を撃破したキリエ達に正体を明かして自分に従うように命じる。しかし撲滅委員会に忠誠があった訳ではないキリエ達に命令を一蹴され、対立。迷宮館ではダミーが、劫初の滝では本体が戦闘するも、共に敗れて死亡した。変身後は巨大ロボットのような姿になる。 アニメでもゲーム同様キリエのデストラクトコードを付け狙い、やがてデストラクトコードの正体に気付いてキリエを捕らえようとする。しかし竜の谷でデストラクトコード(その記憶媒体)を奪還する際にリ・アを攻撃したことから、記憶の迷宮内にて彼女に裏切り者扱いされて倒された。その後の消息は不明だが、記憶の迷宮共々砂化して死亡したと思われる。なお、ゲーム版では機械人間をイメージした容姿だったが、アニメでは普通の獣人のような外見になっており、戦闘も配下のカラクリ兵に行わせている。 ネコ師 声 - 高戸靖広 / 松本保典 ネコの獣貴。獣貴では数少ないキリエたちの仲間となる人物。リ・アからはヤマダと呼ばれている。快楽船ジフニールを所有して世界中を旅している。物腰はやわらかいが、無礼なところもあるとんだ食わせ物である。金で何かを解決する性格。モルテが快楽船ジフニールを奪い取りに来たのにもかかわらず、モルテの腕を見込んでキリエとモルテに仕事(おつかい)を頼んだりもする余裕も見せる。だが、リ・アのことを大切に思っており、彼女が挑発してラジフがリ・アを攻撃しようとした際にはラジフに対して純粋な怒りを見せている。以降もよくキリエ達におつかいを頼む。楽しいことが大好き。変身後の姿は不明(設定資料集にも載っていない)。クリエイター打倒後は新世界にて彼らしき猫がリ・アに捕まっている所が描かれている。 アニメでは他の獣貴のように領主となっており、領地に降りかかる不幸を長年土地神を蔑ろにしたためであると考えており、神への生贄として人間の女を捧げようとする。しかし儀式の最中に割って入ったモルテから砂ダコの巣へと突き落とされ、村人が身代わりとして差し出したキリエが男である事に驚き、背後から迫る砂ダコに気付かぬまま食われて死ぬ哀れな役だった。 オオカミ師 声 - 大場真人 / 西凛太朗 オオカミの獣貴でラジフの父親。ラジフを溺愛している。キリエ達に(モルテに)ラジフを殺されて激怒し、キリエ達に襲い掛かるも返り討ちに遭って死亡。変身後は3本の尻尾を持つ、巨大な野生のオオカミのような風貌をしている。 アニメでは第3話にオオカミ師と思わしき獣人、監獄長が登場した。金に目が無い強欲な性格をしており、脱獄したキリエ達を人質のシン諸共射殺して捕らえようとするが、(モルテが投げつけた)トッピーに敗れた。その後、引き渡し予定の世界撲滅委員会をみすみす取り逃した失態に腹を立てたリ・アにギャグ風味にお仕置きされる。 サメ師 声 - 堀之紀 砂海を根城にするサメの獣貴。世界の平和には興味がなく獣貴十二師の盟主という野望を持っている。ワシ師と似たような武闘派ではあるが、ワシ師とは対立している。その理由は、ワシ師が自身より弱いのに偉そうにしているかららしい。空中監獄にて黄金の獅子と世界撲滅委員会との会談を開いた。キリエの世界を滅ぼしたくないという考えには驚いていた。最後に互いに和解して世界を平和にしようとするが、キリエのデストラクトの暴走により、カルナと共に砂化して死亡。変身後の姿は体が4本足の獣のような姿だが、設定資料集のみ設定画が存在し、本編には登場しない。 ワシ師 声 - 中尾みち雄 鷲の獣貴。世界救済委員会の総司令官。力で人間を支配することですむと考えているため、ナジャに反旗された。その後、城砦都市メクトにて多数の部下を率いてキリエ達と戦うが、キリエとモルテによる連携プレイにより敗れ死亡する。変身後は鷲の魔人のような姿で、羽をつかって攻撃をする。 アニメではワニ師と手を組み、キリエのデストラクトコードを付け狙う。モルテとトッピーを捕らえ、デストラクトの情報を聞き出そうとするも、駆けつけたキリエに圧倒され、必死の抵抗も虚しく彼のデストラクトの力により砂化してあっけなく死亡した。 ヘビ師 声 - 辻桃子 ヘビの獣貴。幻影宮を支配している。獣人だが人間の女性が蛇のコスプレをしたような姿をしている。自分以外の、美しい・強い・カッコイイものを許さない嫉妬深い性格。モルテを操ってキリエ達を殺害しようとするも返り討ちにあって捨て台詞を吐きながらモルテに呪いをかけて息絶える。変身後は下半身が巨大な大蛇になっており、体の色は濁っている。 フクロウ師 声 - 堀井真吾 フクロウの獣貴で獣貴中では最年長。獣貴のリーダー的存在。相手の最も辛い記憶を見せる記憶の闇を使ってキリエ達を苦しめるが、それを破られ、キリエ達を倒そうとするも敗北し死亡した。変身後は巨大化して紫色の翼腕をもっている。 クマ師 声 - 寺本勲 クマの獣貴。キリエの住んでいたバルニ周辺を治めていた獣貴。獣貴の中では穏やかな性格であり、孤児であったキリエの面倒も見ていたので彼から慕われている。人と獣人の間に差別意識が存在しないバルニのような村や差別意識を持たないキリエのような人は希少な存在とされている。領主館ゼツカにて暴走したキリエによって砂と化し死亡。変身後の姿は多くの鎧をつけチャクラムのような武器を持った重騎士の姿だが、サメ師同様設定資料集にしか載っておらず、本編には登場しなかった。 ?師 獣貴。既にモルテに殺害されているため詳細は不明。
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獣貴十二師(じゅうきじゅうにし)
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