水和とは? わかりやすく解説

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すい‐わ【水和】

読み方:すいわ

水溶液中の分子またはイオンあるいは分散したコロイド粒子などが、溶媒水分子相互作用して集団をつくる現象水分子との相互作用強いために化合物生成するときは、かつて水和(すいか)、あるいは水化加などといった。


水和

【仮名】すいわ
原文hydration

結合すること。

水和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 04:43 UTC 版)

水和(すいわ、hydration)とは、化学用語のひとつで、ある化学種の分子が付加する現象。




「水和」の続きの解説一覧

水和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:30 UTC 版)

硫酸」の記事における「水和」の解説

水分子との強い親和力により吸湿性と強い脱水作用があり、有機化合物から水素酸素水分子の形で引き抜くショ糖濃硫酸をかけると炭化したり、濃硫酸皮膚に付くと火傷起こすのは、この脱水作用発熱およびプロトン化能力のためである。 硫酸水和熱極めて大きく第一水和エンタルピー変化以下の通りである。 H 2 SO 4 ( l ) + H 2 O ( l ) ↽ − − ⇀ H 2 SO 4H 2 O ( l ) {\displaystyle {\ce {H2SO4(l) + H2O(l) <=> H2SO4 . H2O(l)}}} , Δ H ∘ = − 27.80   k J   m o l − 1 {\displaystyle \Delta H^{\circ }=-27.80~\mathrm {kJ~mol} ^{-1}} また硫酸溶解エンタルピー変化以下の通りである。 H 2 SO 4 ( l ) ↽ − − ⇀ H + ( aq ) + HSO 4 − ( aq ) {\displaystyle {\ce {H2SO4(l) <=> H^+ (aq) + HSO4^- (aq)}}} , Δ H ∘ = − 73.35   k J   m o l − 1 {\displaystyle \Delta H^{\circ }=-73.35~\mathrm {kJ~mol} ^{-1}} このため濃硫酸希釈する場合は、発熱注意しながら、撹拌して少しずつ濃硫酸加えていかなければならない塩酸硝酸など他の強酸類も同様)溶かす発熱するが、氷と混ぜる多く水溶性化合物見られるように、逆に寒剤ともなり得る。

※この「水和」の解説は、「硫酸」の解説の一部です。
「水和」を含む「硫酸」の記事については、「硫酸」の概要を参照ください。

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