名前持ち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:59 UTC 版)
「名無しは一体誰でしょう?」の記事における「名前持ち」の解説
熊角(くまずみ) 13歳の少女。ナイフを使う。「思考」よりも「直感」を優先する。そのため、理詰めで動く武羽とは相性が悪い。リュシアン曰く、見かけによらず頭脳労働が得意(語学が得意な模様)。表情がうすら笑いのままあまり動かない、たまに語尾がカタカナになっているなど、独特の雰囲気を持つ。 篝火からの指示で武羽を狙うが返り討ちにされる。その後、情報を引き出されることを恐れて自殺。 JaiL(ジェイル) 眼鏡をかけたスーツ姿の男。スナイパー。遊び好きらしい。アイコンはパイプを咥えたカエル。 組織の情報を持つ八夜を処刑しようとするが、自身が与えたヒントを解読した武羽の妨害により失敗し、BAN人に処刑された。 謎を解かれただけで暗殺を諦めたこと、武羽が「怪物」であると明確に認識していること、ヒントをわざわざ与えて八夜が殺されそうだと推理させていること、八夜同様ヒントの所在を知っていたことなど、その言動には不自然な点が見られる。 実は、武羽が意識を取り戻した現場にて翔寺に刺されていた人物。しかし、刺された瞬間に名無しの計画が発動したため、目をつぶっていてその影響を回避できた模様。ただし、武羽(VOID)と一緒に行動していたのかどうかは不明である。後に武羽が、自身を怪物と評したことと名無しとを結びつけているため、彼も名無しの計画を知っていた可能性が高い。 bakugeki5(バクゲキファイブ) 引きこもりの女の子。爆弾魔。『文月事変』の際、都庁舎を爆破した実行犯であり、完璧主義者。チャットでは2ちゃんねらーのような言動が特徴的だが、リアルでは怯えがちな性格。とにかく対象を天井知らずの爆撃で殺そうとするため、「バーサーカー」と評される。アイコンは顔のついた爆弾。 しろと組んで武羽の暗殺を二度目論むが、二度とも武羽の機転によって失敗。零堂の手配によって隠れ家から脱出することができず、警察官を巻き込んで自爆しようとしていたが、手に持った起爆スイッチが偽装であり、実際の爆弾は口の中にあると見破られて警察に捕えられる。以降の処遇は不明。 しろ 目つきの鋭い女性。毒使い。都内の名門私立中学の大量毒殺事件の実行犯であり『毒殺白ちゃん』と呼ばれている。目つきに似合わず(少なくとも仲間には)優しい性格で、偽悪家の側面を持つ。ネットでの言動は若干攻撃的。さりげなくbakugeki5のことはバクちゃんと呼ぶ。アイコンは白い蛇。 武羽の暗殺を命じられていたが篝火を裏切り、自身の毒で動けなくなっていた武羽とコンタクトを取り、見逃す(記憶喪失だとは知らない模様)。bakugeki5を助けるために、常闇の暗殺者を巻き込んで自爆する。 常闇の暗殺者 学ランを肩に羽織った青年。刀を扱う。普段は、正義の庭のことを「機関」と呼ぶなど若干中二病気味だが、焦った際には地が出る。bakugeki5のことが苦手。リュシアン曰く、見かけによらず頭脳労働が得意(理系)。アイコンは二本の刀を背に持つ動物。また、HNの前後には十字のマークがある。 bakugeki5、しろ、武羽の殺害を命じられ、しろに致命傷を与えるが、bakugeki5から事前にもらっていた余りものの爆弾を使った自爆に巻き込まれる。 るぅ也(るぅや) メンバーとの連絡の際、語尾に(^_^;)の顔文字をつける。アイコンはマントとカウボーイハットをつけた人。 その正体は理坂和睦。味方の振りをして武羽らに接触し、リュシアンの計画をサポートする。ただし、その発言にはあまり殺意は伺えない。 鷲櫛(わしくし) 猫の髪飾りを付けた女の子。名前持ちの中では比較的殺人者らしい様子に欠ける。活発で体を動かすタイプであり、球技・筋トレ・食べることを趣味とする。足が速い。リュシアンのことを「りっさん」と呼ぶ。アイコンは液体のようなものに顔がついているもの(簡単に言うと「バブルスライム」)。リュシアンと組んで、武羽の命を狙う。リュシアンの計画が遠隔殺人ばかりだったため、前線に一切出ることなく本編が終了した。 リュシアン サングラスをかけた青年。隠しごとが大嫌いであるため、秘匿体質の篝火とは仲が悪い。しろやJaiLの置いていった野菜ジュース等々を捨てられないでいるため、仲間に対する情はある様子。「やられる前にやる」を信条としている。鷲櫛と組んで、武羽の命を狙う。 VOIDに対して友情のようなものを抱いており、名無しの計画の被害者となった彼が恐るべき事態になっていないかを確認するため、二つ目の計画を仕込んだ。二度も殺害に失敗した上に秘密を暴露したにも拘らず、鷲櫛とともに篝火に殺されずいる模様。 後述する雨差牢也殺害時に持ち去られた携帯電話を所持しているが、彼が殺害犯なのかは不明。 3891(みやくい) 八夜法人の本物の「名前」であり、名無しの影武者。アイコンはカラス。 後に、本物の名無しからのメッセージにより、彼が実は影武者である事や、彼の殺害は数年前から決まっていた事が明かされる。 2年経った後、警察内で影武者であることが発覚したが、誤認逮捕した事実を隠蔽したい警察により本物の名無しであるとされたまま死刑に処されるはずだった。 VOID(ヴォイド) 武馬流星の「名前」。裏切り者で、正義の庭が全力で潰しにかかるほどの情報を握っている。仲間とはたとえどの様な状況でも手を繋ぐというポリシーをもっている。 get おかっぱのような髪型の青年。過去に正義の庭が行った任務で事故死。熊角の台詞の「配線ミス」から、爆弾を扱っていたと思われる。 名無し 正義の庭の開祖にして頂点。正体は公安一課長だった「雨差牢也」。本編開始時の時点で死亡している。また、その顔から記憶消去実験を行っていた人物と同一と思われる。 どのような人物かは全く語られないが、「得体のしれない怪物」「冷徹で残酷」などと評されて恐れられている。なお、勉強は生物がかなり苦手だった模様。 何者かによって自宅で殺され、死の間際に携帯電話を操作していたが、犯人に持ち去られている。 八夜が齎したメッセージから特定できるとある研究所に自分からのメッセージを残しており、それによれば「皆さんの身近な人物」であるという。 前述の通り、持ち去られた携帯電話をリュシアンが所持していたことに加え、殺しに来た人物とにこやかに話しているから、殺害したのは正義の庭の人物である可能性が高い。また、自分の殺される姿を映すようにカメラが設置されていること、死に顔が笑っていることなど、その死には不自然な点がいくつか見られる。
※この「名前持ち」の解説は、「名無しは一体誰でしょう?」の解説の一部です。
「名前持ち」を含む「名無しは一体誰でしょう?」の記事については、「名無しは一体誰でしょう?」の概要を参照ください。
名前持ち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:59 UTC 版)
「名無しは一体誰でしょう?」の記事における「名前持ち」の解説
正義の庭の幹部に当たる人物。全員で8人おり、篝火の指示に従っている。全員が何かしらの殺人スキルを有しており、しろから「殺人鬼」と言われている。お互い、基本的にHNでしか呼ばない。
※この「名前持ち」の解説は、「名無しは一体誰でしょう?」の解説の一部です。
「名前持ち」を含む「名無しは一体誰でしょう?」の記事については、「名無しは一体誰でしょう?」の概要を参照ください。
- 名前持ちのページへのリンク