中性子星とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 宇宙 > > 中性子星の意味・解説 

ちゅうせいし‐せい【中性子星】

読み方:ちゅうせいしせい

ほとんど中性子だけからなる高密度の星。半径10キロ程度、質量太陽の1〜2倍で、密度は1立方センチあたり10億トンにもなる。1967年発見されパルサーが中性子星で超新星爆発残骸であることがわかった


中性子星

作者アーサーC.クラーク

収載図書太陽からの風
出版社早川書房
刊行年月2006.4
シリーズ名ハヤカワ文庫SF


中性子星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/29 06:56 UTC 版)

中性子星[1](ちゅうせいしせい、: neutron star[1])とは、質量の大きな恒星が進化した最晩年の天体の一種である。


  1. ^ a b 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、259頁頁。ISBN 4-254-15017-2 
  2. ^ 岩波基礎物理シリーズ9 相対性理論(佐藤勝彦岩波書店
  3. ^ Demorest, Paul, et al. "Shapiro delay measurement of a two solar mass neutron star." arXiv preprint arXiv:1010.5788 (2010).
  4. ^ Antoniadis, John, et al. "A massive pulsar in a compact relativistic binary." Science 340.6131 (2013): 1233232.
  5. ^ 鶴田幸子「中性子星について (PDF) 」 『天文月報』第62巻第7号、公益社団法人 日本天文学会、1969年7月、2016年7月21日閲覧。
  6. ^ Alpar, M Ali (1998年1月1日). “Pulsars, glitches and superfluids”. Physicsworld.com. 2015年10月6日閲覧。
  7. ^ Neutron Stars 1: Equation of State And Structure P. Haensel, A. Y. Potekhin, D. G. Yakovlev著 Springer-Verlag


「中性子星」の続きの解説一覧

中性子星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 00:28 UTC 版)

太陽からの風」の記事における「中性子星」の解説

宇宙巡洋艦戦闘中難破した。この艦は中性子星に接近しすぎたため、バラバラになってしまったのだ。救助隊は元の形がわかる残骸発見した。星に捻じ曲げられた(スター・マングルド:Star Mangled)スパナーであった。(※アメリカ国歌歌詞、スター・スパングルド・バーナーのもじり)

※この「中性子星」の解説は、「太陽からの風」の解説の一部です。
「中性子星」を含む「太陽からの風」の記事については、「太陽からの風」の概要を参照ください。


中性子星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 15:29 UTC 版)

恒星の自転」の記事における「中性子星」の解説

詳細は「中性子星」を参照 中性子星は、主に中性子構成される非常に密度大き恒星の残骸である。中性子星の質量は、1.35から2.1太陽質量範囲である。恒星崩壊によって新しく形成される中性子星は、1秒間数百回転という非常に速い自転速度を持つ。 パルサーは、磁場持って自転する中性子星である。パルサーからは、高い指向性を持つ電磁放射ビーム放出されるビーム太陽系方向に向くと、パルサーは、周期的なパルスとして観測される磁場から放射されるエネルギーは、徐々に自転速度減少させる。そのため、古いパルサーパルス間隔は数秒にもなる。

※この「中性子星」の解説は、「恒星の自転」の解説の一部です。
「中性子星」を含む「恒星の自転」の記事については、「恒星の自転」の概要を参照ください。


中性子星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/10 22:01 UTC 版)

ベラ・ジュニア」の記事における「中性子星」の解説

ベラ・ジュニア生み出す超新星爆発生じた中性子星はPSR J0855-4644であると考えられている。ベラ・ジュニアPSR J0855-4644は、X線源であるAX J0851.9-4617を構成している。チャンドラによる初期の観測では、PSR J0855-4644を発見することは出来なかった。発見遅れたのはPSR J0855-4644がパルスをほとんど放出しない静かな中性子星であるからである。PSR J0855-4644の発見ベラ・ジュニア発見から3年後2001年である。

※この「中性子星」の解説は、「ベラ・ジュニア」の解説の一部です。
「中性子星」を含む「ベラ・ジュニア」の記事については、「ベラ・ジュニア」の概要を参照ください。


中性子星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 02:23 UTC 版)

コンパクト星の一覧」の記事における「中性子星」の解説

パルサーマグネターは中性子星の一種であると考えられているため、この一覧に含む。 1E 1048.1-5937 - 地球最も近いマグネター4U 0142+61 - 原始惑星系円盤を持つ。 PSR B1257+12 - 初め太陽系外惑星発見されパルサーPSR B1620-26 - 惑星を持つ。白色矮星との連星PSR B1913+16 - 間接的にだが重力波存在確認された初の天体PSR B1919+21 - 初め発見されパルサーPSR J0537-6910 - 宇宙で最も強い電場がある場所。 PSR J0737-3039 - 唯一発見されているパルサー同士連星PSR J0855-4644 - ベラ・ジュニア関連付けられている。 PSR J1748-2446ad - 既知最速自転をするパルサーPSR J1719-1438 - 惑星を持つ。既知最短公転周期最小公転半径を持つ惑星系PSR J1909-37444:最も軌道離心率小さ天体RX J0822-4300 - 既知で最も高速運動する中性子星。 RX J1856.5-3754 - 知られている中で最も太陽系に近い中性子星。 SGR 1806-20 - 最も強い星震起こしたマグネターかにパルサー ゲミンガ - 強力なガンマ線源。パルスのない中性子星の初観測例さそり座X-1 - 初め発見されX線源ブラックウィドウパルサー - 伴星蒸発させているパルサーの初観測例ほ座パルサー

※この「中性子星」の解説は、「コンパクト星の一覧」の解説の一部です。
「中性子星」を含む「コンパクト星の一覧」の記事については、「コンパクト星の一覧」の概要を参照ください。


中性子星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 21:52 UTC 版)

恒星進化論」の記事における「中性子星」の解説

質量太陽10 - 20程度までの恒星場合には、超新星爆発のあとに重力崩壊押しつぶされ直径10km程度中心核が残る。これは非常に強い重力のために原子核電子吸収されて星のほとんどが中性子からなっている中性子星である。直径10km程度でも、質量太陽と同じ程度の非常に高密度の星である。

※この「中性子星」の解説は、「恒星進化論」の解説の一部です。
「中性子星」を含む「恒星進化論」の記事については、「恒星進化論」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「中性子星」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

中性子星

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 23:55 UTC 版)

名詞

中性子 ちゅうせいしせい

  1. 質量大きな恒星超新星爆発により形成される、主に中性子からなる天体

発音(?)

ちゅ↗ーせーし↘せー

関連語

翻訳


「中性子星」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



中性子星と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中性子星」の関連用語

中性子星のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中性子星のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中性子星 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの太陽からの風 (改訂履歴)、恒星の自転 (改訂履歴)、ベラ・ジュニア (改訂履歴)、コンパクト星の一覧 (改訂履歴)、恒星進化論 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの中性子星 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS