ヴァルティエル
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「サイレントヒルシリーズの敵」の記事における「ヴァルティエル」の解説
登場作品『3』『4』『BOM』『RV』 黄色い皮に包まれ、目や鼻が無く、側面に口がある異形の頭の人型クリーチャー。『2』のレッドピラミッドシングと酷似した白い袖無しのローブを身に纏い、赤いゴム手袋、黒いブーツを身につけている。ヘザーと直接対峙することは無く、裏世界の外側でバルブを回す、四つん這いで歩き回る、ナースを処刑する等の不可解な行動をする。また、ヘザーが力尽きると彼女の遺体を何処かへ引きずっていく。 その正体は、教団の教義における神を宿した「聖女」を見守り、神の出産を手助けする天使であり、処刑人。教団の白い司祭服(『1』『3』『ゼロ』に登場)やレッドピラミッドシングの白いローブのモチーフとなった存在。 ブッチャー 大柄な体躯の人型クリーチャー。顔の左側をマスクで隠し、肉屋の様なエプロンを身に纏い、大きな肉切り包丁を引き摺っている。大きな刃物を所持している点や、白いエプロンの様な服を身に纏っている点、他のクリーチャーを襲う点などがレッドピラミッドシングやヴァルティエルと共通しているが、クリーチャーの腹を切り裂き内蔵を周辺にぶちまけたり、クリーチャーを精肉工場の豚や牛の如く吊り下げたりと、残虐性はレッドピラミッドシングやヴァルティエルを上回っている。 その正体は主人公トラビスの潜在意識に潜む、残虐な人格であることが示唆されている。 ブギーマン 黒いトレンチコートを身に纏い、ガスマスクを被った人型クリーチャー。三メートル以上の巨体を誇り、巨大なハンマー(ブギーマンハンマー)を所持している。主人公マーフィーを持ち上げて放り投げる、ハンマーで地面を叩き、地割れを引き起こすなど、怪力をもつ。また、攻撃を受けて片膝をついても、数秒で完全に回復してしまう。 物語の中盤から度々マーフィーの前に姿を見せ、教会ではマーフィーの目の前で少年の首を折り殺害する残虐性を露にした。その後、裏世界と化した教会の中庭で初めてマーフィーと対峙するが、この際は倒すことが出来ず、一定時間が経過すると立ち去っていく。最後はマーフィーの息子、チャーリーが死亡した湖岸でマーフィーと再び対峙し、交戦の末、ハンマーを奪われ、更にそのハンマーで撲殺された。 しかし、物語の最終局面にて、マーフィー自身がブギーマンと化してしまい、復讐に燃えるアン・マリーと対決することになる。 その正体は様々な説があるが、マスクの下の素顔がマーフィーとネイピアであること、アン・マリーの憎しみに影響されてマーフィーがブギーマン化するなど、復讐心や残虐性の象徴であることが示唆されている。
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ヴァルティエル(Valtiel)
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「サイレントヒル3」の記事における「ヴァルティエル(Valtiel)」の解説
物語に度々出現する怪人。白い貫頭衣、ブーツ、手袋等、前作に登場した三角頭と似た服装をしている。目は無く、側頭部に口があり、黄色い皮で頭部全体が覆われている。作中では裏世界の外側でハンドルを回し続けるだけで敵としてヘザーと戦闘することはない。ハンドルを回すのは輪廻転生を表しており、ヘザー自身の運命を暗示している。「神」が宿る「聖女」を監視する役目を持つ天使であり、処刑人。
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ヴァルティエル(Valtiel)
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「サイレントヒル3」の記事における「ヴァルティエル(Valtiel)」の解説
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ヴァルティエル
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サイレントヒルの土着宗教における「神」の従者であり、神を宿した女性である「聖女」を監視する者。即ち天使に相当する存在であり、異世界の案内人とも言える。輪廻転生を司る存在でもあり、聖女であるヘザーが死亡すると復活させるため、倒れた彼女の両足を掴んで引き摺って、遺体を何処かへ連れ去ってしまう。神を復活させることを目的として行動し、人間の思念から産み出された他の大多数のクリーチャーとは一線を画する。その外見は神と同様に見る者によって姿を変える。 『サイレントヒル3』におけるヴァルティエル 頭部は縫い合わせられた黄色い革に包まれ左側頭部に口があり、そこから舌のような器官を出し入れしている。頭部以外の外見がレッドピラミッドシングに酷似しているが、これはレッドピラミッドシングの衣装、即ちかつての死刑執行人の装束のデザインが当時の地元民のヴァルティエルに対する偶像崇拝的思想から生まれたからである。クリーチャーの一種であるナースを度々虐待するなど、レッドピラミッドシングを彷彿させる残虐さも見せる。 重力を無視できるようで、壁に立つことができる。聖女であるヘザーでは行くことができない金網やガラスの向こう側の世界からヘザーを見守るため、ゲーム中で彼女がこのクリーチャーに危害を加えることは不可能である。 特定の場所でヘザーが他のクリーチャーとの戦闘で敗北した場合に現れ、どこかへ彼女の亡骸を持ち去ってしまう。その運び方は力なく倒れているヘザーの両足を掴み、力任せに引き摺りながらという酷くぞんざいなもの。 ヘザーを裏世界の入り口で発見し、その後ブルックヘイブン病院の裏世界や教会に何度も現れる。病院裏世界の入り口や教会の廊下では輪廻転生を表すバルブを回しており、その傍らにはリサ・ガーランドやアレッサ・ギレスピー、シェリル・メイソンなど、裏世界で輪廻の狭間に囚われ苦しみ続けている者達がいる。 最後はヘザーが吐き出した未熟な神の胎児を無理矢理取り込んで自ら聖女となった「教団」の司祭クローディア・ウルフを連れ去り神の出産を手助けした。 『サイレントヒル4 ザ・ルーム』におけるヴァルティエル 直接は登場しないものの、「ウォルター・サリバン事件」および「第二のウォルター・サリバン事件」、そして本編中に起きる「第三のウォルター・サリバン事件」の首謀者であり、教団の聖母派における神を復活させる儀式「21の秘跡」の「術者」でもあるウォルター・サリバンに宿っており、これが原因で本来は親切で穏やかな性格だったウォルターを儀式の為なら殺人すら厭わない殺人鬼へと変貌させた。 ヴァルティエルをウォルターに宿らせたのは身寄りの無い彼を育てた教団の組織「サイレントヒル・スマイル・サポート協会」が運営する孤児院「希望の家」にて子供達を洗脳していたヴァルティエル派司祭のジョージ・ロステン。ジョージはヴァルティエル派筆頭の人物ジミー・ストーンの指示を受けて行動しており、この二人も一連の事件の共犯者であるが、ウォルターに儀式の生け贄として殺され心臓を抜き取られたあげく、ジミーはゴーストヴィクティム・オールドタイプ化、ジョージはホイールチェア化し、異世界に囚われ苦しみ続ける因果応報な結末を迎えることとなる。 『サイレントヒル ブックオブメモリーズ』におけるヴァルティエル 外見は『サイレントヒル3』に登場したものとほぼ同じ。異世界の管理人代理であり、主人公に課題を出し、主人公がそれを達成できた場合は稀少なアイテムを与える。そのため敵ではなく味方と言える。
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ヴァルティエル
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「SILENT HILL: BOOK OF MEMORIES」の記事における「ヴァルティエル」の解説
『3』より登場。口数の少ない、悪夢の世界の管理人。ピラミッドヘッドと似た服装の人型クリーチャー。
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