キツネメバル
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狐目張
キツネメバル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 15:17 UTC 版)
キツネメバル | ||||||||||||||||||||||||
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キツネメバル Sebastes vulpes | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Sebastes vulpes Steindachner et Döderlein,1884 | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
本文参照 | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Fox jacopever |
キツネメバル(狐眼張、狐目張、狐鮴、Sebastes vulpes)メバル属に属する魚の一種。[1]北海道にはタヌキメバルという型のキツネメバルも生息する。
分布
形態
全長30-45cm。頭の背側や鰓蓋に多数の棘があり、背部から体側には灰色や黒色が混じる細かな斑模様が見られる。
生態
成魚になると水深50-100mの岩礁域に生息する。岩場にいることが多いが、近くの砂場などの開けた場所に出ていることも少なくない。 温帯域や珊瑚礁域ではホンソメワケベラが掃除魚だが、本種が生息する北の海ではオキカズナギが掃除している。 交尾期は秋から冬で、5-6月、卵巣内で孵化した仔魚を出産する(卵胎生)。仔魚は流れ藻に隠れながら沿岸を漂流し、4-5cmの大きさに成長すると岸から殆ど離れないで生活するようになる。
利用
刺し網、定置網などで、エゾメバルやクロソイなどとともに混獲され、総菜魚として利用される。 釣りの対象魚にされる。 塩焼き、干物、煮付け、鍋料理などにして賞味される。新鮮なものは刺身にも利用される。脂がのっている白身はソイ類の中でも特に美味だとされる。
別名
五十音順。
オキメバル(沖眼張、沖目張、近縁種との混称)、キツコオホゴ、クロス、クロボッカ(黒ぼっか)、クロボッコ(黒ぼっこ)、スイ、ソイ(曹以、近縁種との混称)、タケノコメバル(筍眼張、筍目張、標準和名がこの名の魚もいる)、ツヅリ、ナダツヅリ、バドウ、ヒキ、マゾイ(真曹以)、メバツヅリ、モロタビなどとも呼ばれる。
関連項目
出典
出典・脚注
- ^ Froese, Rainer, and Daniel Pauly, eds. (2012). "Sebastidae" in FishBase. December 2012 version.
キツネメバルと同じ種類の言葉
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