斑とは? わかりやすく解説

はだら

[名・形動

(「斑」とも書く)などが不規則に濃淡になっているさま。まだら。

川岸の—に消えかかった道を行った」〈犀星幼年時代

「はだれ」に同じ。

夜を寒み朝戸開き出で見れば庭も—にみ雪降りたり」〈二三一八


はん【斑】

読み方:はん

常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]まだら ふ ぶち

地と違う色の部分入りまじった模様また、その部分。まだら。「斑点斑斑(はんぱん)・斑紋一斑虎斑(こはん)・死斑紫斑白斑蒙古斑(もうこはん)」

難読斑鳩(いかる)・斑鳩(いかるが)・雀斑(そばかす)・虎斑(とらふ)・斑猫(はんみょう)


はん【斑】

読み方:はん

まだら。ぶち。「白に黒い—のある


ふ【斑】

読み方:ふ

まだら。ぶち。「—の入った


ぶち【斑/×駁/×駮】

読み方:ぶち

古くは「ふち」か》地色異なった色がまだらになって入っていること。また、そのような毛並み動物。「—の


まだら【斑】

読み方:まだら

[名・形動

違った色が所々まじっていたり、色に濃淡があったりすること。また、そのものや、そのさま。ぶち。「黒と白の—な(の)

比喩的に)ある現象現れたり、現れなかったりすること。はっきりした部分そうでない部分があること。また、そのさま。「時間の経過とともに記憶が—になる」→まだら呆け


むら【斑】

読み方:むら

[名・形動

色の濃淡物の厚薄などがあって一様でないこと。また、そのさま。まだら。「—なく塗る」「染め上がりに—な部分ができた」

物事そろわないこと。一定していないこと。また、そのさま。「製品出来に—がある」「—な天候予定が狂う」

気が変わりやすいこと。また、そのさま。「—な性格」「—気(き)」


作者神坂次郎

収載図書
出版社徳間書店
刊行年月1990.4
シリーズ名徳間文庫

収載図書鬼打ち猿丸 改版
出版社中央公論社
刊行年月1996.8
シリーズ名中公文庫


作者竹沢紫帆

収載図書12歳文学 第2集 小学生作家紡ぐ9つ物語
出版社小学館
刊行年月2008.3


読み方:ぶち

  1. 警部。〔第二類 人物風俗
  2. 警部を云ふ。
  3. 警部。〔掏模
  4. 警部のことをいう。

分類 掏摸

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 13:19 UTC 版)

(はん)は、皮膚疾患などでみられる皮疹の一つ。皮膚の表面は盛り上がっておらず平坦で、かつ限局した病的な変化である。




「斑」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 20:40 UTC 版)

オモト」の記事における「斑」の解説

白くなる部分が出るのを斑(ふ、斑入りとも)と言う一般的な植物では覆輪中斑、縞などが普通である。 覆輪ふくりん):の縁に沿って斑が入るもの。深いものを深覆輪、浅いものを糸覆輪と呼ぶ。白覆輪しろふくりん):白く縁どるもの(一般的に覆輪という)。 紺覆輪(こんふくりん):緑に縁どるもの(紺覆と呼ばれる)。 中斑(なかふ):主脈沿って内側に斑が入るもの。 縞(しま):縦方向細長い斑が入るもの。 虎斑(とらふ):縦方向に対して横切るように斑が出るもの しかし、万年青場合、以下のようなより複雑なものがある。 根岸斑(ねぎしふ):白く短い細かい縞が多数はいるもの。 千代田斑(ちよだふ):根岸斑がより凹凸はっきりしたもの。現在は千代田系として根岸斑も含み分類されている。 胡麻斑(ごまふ):白や黄色になった部分に細かい緑の点状部が多数残るもの。 白斑(しらふ):根岸斑がさらに細かく多数になったもの。 星虎(ほしとら):虎斑のひとつで、小さな斑がまばらに入るもの。 流れ虎(ながれとら):短い細い縞が集まって虎斑ようになったもの。 矢筈虎(やはずとら):着物矢筈のような模様作るもの。 図(ず):虎斑より複雑な形で、細かい模様作るもの。

※この「斑」の解説は、「オモト」の解説の一部です。
「斑」を含む「オモト」の記事については、「オモト」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2020/03/07 15:39 UTC 版)

発音(?)

熟語


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