蒙古斑とは? わかりやすく解説

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もうこ‐はん【×蒙古斑】

読み方:もうこはん

乳幼児臀部(でんぶ)・腰部などにみられる青色のあざ。その真皮中にメラニン色素細胞存在することによる黄色人種に特に顕著7、8歳ごろまでに自然に消失する小児斑児斑


蒙古斑 (もうこはん)

アジア人多く見られるお尻や腰、背中などに見られる青いあざ。日本人の約90%にあるといわれます青く見えるのは皮膚の下にメラニン色素細胞が多いため(ママの顔のシミ原因でもある色素です)。そのほとんどは成長とともに薄くなって消えます

蒙古斑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/01 04:42 UTC 版)

蒙古斑(もうこはん、: Mongolian SpotMongolian Blue Spot)は、先天的に発生する幼児の、主に仙椎の部分の皮膚にでる薄青い灰色の母斑のこと。発疹の様に見える。通常は3 - 5歳で消失する[1]。通常、所々に現れるか、一つの大きなものが、腰椎、仙椎、臀部脇腹に現れる。頻度は低いが臀部以外の手足や顔などの部位にも現れ、これは異所性蒙古斑と呼ばれる[2]


  1. ^ a b 異所性蒙古斑 日本形成外科学会
  2. ^ a b c 永田育子, 杉本庸, 橋川和信 ほか、「【原著】異所性蒙古斑のレーザー治療後色素脱失に関する統計学的検討」 『日本レーザー医学会誌』 2008年 29巻 1号 p.26-29, doi:10.2530/jslsm.29.26, 日本レーザー医学会
  3. ^ 菖蒲沢昇、「本邦人蒙古斑に就て」 『日本医科大学雑誌』 1959年 26巻 7号 p.663-679, doi:10.1272/jnms1923.26.7_663, 日本医科大学医学会
  4. ^ Morooka K, 1931,Kikuchi I, 1981,Leung AKC 1988:Chinese who imigrated to Canada
  5. ^ 赤ちゃんの蒙古斑 海外では虐待と勘違いされることも ヨミドクター(読売新聞) 2019年6月18日
  6. ^ 日本語大辞典、けつ(尻・穴)の項、p.603、1989年11月6日第1刷、講談社
  7. ^ 江藤ひとみ, 小林よう, 中山玲玲 ほか、「【原著】異所性蒙古斑のレーザー治療回数に影響する因子の検討」 『日本レーザー医学会誌』 2016年 37巻 1号 p.30-35, doi:10.2530/jslsm.jslsm-37_0003, 日本レーザー医学会
  8. ^ 日本形成外科学会 2015, pp. 118–119.


「蒙古斑」の続きの解説一覧

蒙古斑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 08:17 UTC 版)

エルヴィン・フォン・ベルツ」の記事における「蒙古斑」の解説

ベルツ医学的貢献でよく知られているのは1885年明治18年)の蒙古斑の命名である。

※この「蒙古斑」の解説は、「エルヴィン・フォン・ベルツ」の解説の一部です。
「蒙古斑」を含む「エルヴィン・フォン・ベルツ」の記事については、「エルヴィン・フォン・ベルツ」の概要を参照ください。

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