カン ・タン

デジタル大辞泉

かん‐たん【感嘆／感^×歎】

読み方：かんたん

［名］(スル)感心してほめたたえること。感じ入ること。「—の声をあげる」「熱意と努力に—する」

かん‐たん【簡単／簡短】

読み方：かんたん

［名・形動］

１ 物事が大ざっぱで単純なこと。また、そのさま。「—な作り」「—な説明」

２ 時間や手数がかからないこと。また、そのさま。「—に問題が解ける」「批判するだけなら—だ」

[派生] かんたんさ［名］

かん‐たん【肝胆】

読み方：かんたん

１ 肝(きも)と胆(い)。肝臓と胆嚢(たんのう)。

２ 心の奥底。真実の心。

かん‐たん【^×邯^×鄲】

読み方：かんたん

直翅(ちょくし)目カンタン科の昆虫。体長約1.5センチ。体はスズムシに似て細長く、淡黄緑色。山地の草の間に多く、8〜11月ごろに成虫になり、雄はルルルルルと連続した音で鳴く。《季 秋》「—に鳴きつつまれて老躯濡る／風生」

かんたん【邯鄲】

読み方：かんたん

中国河北省南部の工業都市。製鉄・機械工業が発達。また、綿花・小麦の集散地。戦国時代に趙(ちょう)の都となり、華北の経済・文化の中心地として繁栄した。人口、行政区133万（2000）。ハンタン。

謡曲。四番目物。「邯鄲の枕」の故事に取材したもの。

長唄・常磐津(ときわず)・地歌などの曲名。を題材としたもの。

三島由紀夫の戯曲。をモチーフとする1幕の近代劇。昭和25年（1950）、雑誌「人間」に発表。同年、劇団テアトロトフンが初演。「近代能楽集」の最初の作品。

難読語辞典

菡萏

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

スイレン科の抽水性多年草、園芸植物、薬用植物

動物名辞典

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

コオロギ科の昆虫

学名 Oecanthus longicauda

植物名辞典

菡萏

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

ハスの別称。
スイレン科の抽水性多年草、園芸植物、薬用植物

学名 Nelumbo nucifera

外国人名読み方字典

カンタン

名前 Quentin； Cantin； Quantin； Quintin

季語・季題辞典

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

コオロギ科の昆虫。からだは淡黄色またはかすかに緑色を帯びた黄色で美しい

季節 秋

分類 動物

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

初演 正徳5.7(大坂・沢村長十郎座)

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

初演 弘化3.7(江戸・市村座)

音曲 常磐津・長唄・河東

古典文学作品名辞典

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

分野 謡曲

年代 成立年未詳

作者 作者未詳

近代文学作品名辞典

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

作者 田川飛旅子

初出 昭和50年

ジャンル 句集

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

作者 野上弥生子

初出 大正9年

ジャンル 戯曲

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

作者 福永武彦

初出 昭和40年

ジャンル 小説

邯鄲

読み方：カンタン（ｋａｎｔａｎ）

作者 三島由紀夫

初出 昭和25年

ジャンル 戯曲

ウィキペディア

カンタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/17 08:47 UTC 版)

カンタン

• カンタン (植物)（Phaeomeria speciosa） - ショウガ科の植物。インドネシアなどに分布。
• カンタン (昆虫)（邯鄲、Oecanthus longicauda） - バッタ目コオロギ科の昆虫。
• カンタン郡 - タイ王国・トラン県の郡。
  • カンタン駅 - 同地にある駅。
• サン＝カンタン - フランス北部、ピカルディ地域圏エーヌ県最大の都市。およびこの都市にある聖堂の名前。
  • 聖カンタン（聖クインティヌス） - 同都市の名前の由来になった、3世紀の聖人。
• カンタン（Quentin） - 聖カンタンに由来するフランス語の男性名、英語のクエンティンに当たる。
  • カンタン・グロセ - フランスの子役俳優。

関連項目

• 「カンタン」で始まるページの一覧
• タイトルに「カンタン」を含むページの一覧
• かんたん - 大分県・大分市の地名。

ウィキペディア小見出し辞書

カンタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/13 09:41 UTC 版)

「ニンテンドーWi-Fiコネクション」の記事における「カンタン」の解説

ID、パスワードは内部で自動生成される。 無線接続拠点ニンテンドーWi-FiステーションやFREESPOTなどを介して接続する場合、接続設定が一切不要。ニンテンドーゾーンの場合はビューアの指示に従う。家庭用無線BBルータに接続する場合は設定が必要になるが、バッファローもしくはNECアクセステクニカ製品（日本版のみ）なら、自動設定技術AOSSもしくはらくらく無線スタート（日本版のみ）を利用し、ワンタッチで接続可能。 また、高価かつ面倒な無線LAN環境を構築しなくても、Windows XPもしくはWindows Vistaが搭載されたパーソナルコンピュータなら、ニンテンドーWi-Fi USBコネクタもしくはゲーム機専用 無線LAN USBソフトウェアアクセスポイントをパソコンのUSBポート（拡張インタフェースやUSBハブでの動作は動作保証外）に挿すことによって接続できる。 日本では、公共の無線接続拠点は、ニンテンドーWi-Fiステーションが1,000ヶ所、FREESPOTが3,000ヶ所でのサービスを行い、ニンテンドーゾーンのうちマクドナルド（マックでDS）では約2600店舗で対応。 アメリカでは、6,000ヶ所のマクドナルドの店舗にアクセスポイントが置かれる。ブロードバンド環境が日本に比べて普及していないイギリスでは、公衆無線LANを提供しているBT OpenzoneとThe Cloudと提携し、玩具店は勿論のこと、駅のカフェ、図書館、ホテルなど、日本では置かれていない場所にも設置され、その数は7,500ヶ所以上にも及ぶ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

カンタン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 03:12 UTC 版)

名詞

カンタン【邯鄲】

1. バッタ目コオロギ科カンタン属に属する直翅類の総称。学名:Oecanthus。
2. 1.に属する直翅類の一種。学名:Oecanthus longicauda。

翻訳

• 英語: tree-cricket
• ラテン語: cicada

Weblio日本語例文用例辞書

「カンタン」の例文・使い方・用例・文例

• カンタンに注文が出来ます
• カンタン
• 北米に広く分布する、青白い黄色がかったカンタン