obstacle
「obstacle」とは、障害物・妨害・邪魔を意味する英語表現である。
「obstacle」とは・「obstacle」の意味
「obstacle」は邪魔になっている物や障害物のことを意味する名詞である。「Bad habits are an obstacle to success.(悪習は成功の妨げとなります。)」「He met the first obstacle in his life.(彼は人生で最初の障害に出会いました。)」複数形だと「obstacles」になる。「We had to overcome many obstacles to get here.(ここにたどり着くためにはさまざまな障害を乗り越える必要がありました。)」
なお、「obstacle」を動詞として使用することはない。
「obstacle」の覚え方は「おブスのタックルが邪魔(obstacle)すぎる」のようにダジャレにするとよい。
「obstacle」の発音・読み方
「obstacle」の発音記号は「άbstəkl」である。カタカナ読みだと「オブスタクル」になる。「obstacle」の語源・由来
「obstacle」の語源はラテン語で障害物を意味する「obstaculum」である。前に立つことを意味する「obsto」と、道具を意味する「culum」からなる。「obstacle」の類語
「obstacle」の類語としては、以下のようなものが挙げられる。「hindrance」とは
「hindrance」は邪魔や障害を意味する言葉である。「I recognized that the acquisition of fame is only hindrance.(私は名声の獲得は障害にすぎないことを認識していました。)」
「impediment」とは
「impediment」は障害や妨害をするものという意味である。「The greatest impediment of the human understanding proceeds from the dulness.(人間の理解の最大の障害は愚鈍さから生じます。)」
「barrier」とは
「barrier」には障壁や関所といった意味がある。「This barrier has protected you from unwarranted intrusion.(この障壁は不当な侵入からあなたを守ってきました。)」
「block」とは
「block」には何かが通り抜けることや、何かが起きたり成功したりすることを防ぐものを意味することがある。特に道をふさぐ障害物を「roadblock」という。「There is a big roadblock in the street.(道に大きな障害物があります。)」
「obstacle」を含む英熟語・英語表現
「obstacle」を含む英熟語・英語表現には以下のようなものが挙げられる。「obstacle to」とは
「obstacle to」は「to」以下のことに対する障害という意味で使う。例文としては次のような文章がある。「It is important to avoid obstacles to a balanced life.(バランスの取れた生活に対する障害は避けることが大切です。)」
「obstacle」に関連する用語の解説
「obstacle」に関連する用語としてはつぎのようなものがある。「obstacle course」とは
「obstacle course」は障害物コースという意味である。「This adventure park has a challenging obstacle course.(このアドベンチャーパークには難関な障害物コースがあります。)」
「obstacle race」とは
「obstacle race」は障害物競走という意味で用いる。障害物競走の意味で「obstacle course」を用いることもある。「He took first place in a obstacle race.(彼は障害物競走で1位になりました。)」
「obstacle dominance」とは
「obstacle dominance」は心理学用語における障害優位型のことである。他者を責める際に自身の感情よりも被害や障害の指摘に重点を置くタイプを指す。「The result indicates that institutionalized subjects have more obstacle dominance behaviour.(結果は、施設に収容された被験者がより多くの障害優位型行動をとることを示しています。)」
「obstacle light」とは
「obstacle light」は航空用語で、夜間を飛行する航空機に建築物や煙突、鉄塔などの存在を示すために使用される航空障害灯のことである。「the installation standards for aviation obstacle lights at wind power generation facilities have been revised.(風力発電設備における航空障害灯の設置基準が改正されました。)」
「obstacle」の使い方・例文
そのほか、「obstacle」を用いた例文には以下のようなものが挙げられる。「Patience has magical effects. Difficulties and obstacles vanish before it.(忍耐には魔法の効果があります。それの前では困難や障害が消え去ってしまうのです。)」
「A plenty of rich land is so powerful a cause of population as to overcome all other obstacles.(土地が豊かであることは、ほかのすべての障害を克服するほど強力な人口増加の原因となります。)」
「Obstacles are those frightful things you see when you take your eyes off your goal.(障害物とは、あなたが目標から目を離したときに目にする恐ろしいもののことです。
)」
「Obstacles don't have to stop you. If you run into a wall, don't turn around and give up.(障害物にあなたを止める理由はありません。もし壁にぶつかったとしても、決してそこで引き返して諦めたりはしないでください。)」
「A hero is an ordinary individual who perseveres despite overwhelming obstacles.(ヒーローとは、圧倒的な障害があるにもかかわらず耐え続ける普通の個人のことです。)」
オブスタクル (障壁)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 03:02 UTC 版)
オブスタクル (obstacle) は、主人公の目的を阻止する。それにより、主人公はこれまでとは異なる行動を選択する必要があり、そのために新たな決断をする。オブスタクル (障壁) それ自体によって勢いが生じる訳ではない。主人公がオブスタクルを突破しようと試行錯誤するときの決断がストーリーを展開させる。勢いを最も生じさせるのは、主人公がオブスタクルの突破に成功するときの行動である。シーガーは、映画においては、オブスタクルが数か所のみであれば、テンポが上がるとする一方で、それを過剰に用いれば、同じことの繰り返しであるとの印象を観客に与え、ストーリーの焦点が失われると述べている。『ジョーズ』('75) では、サメ退治に至るまで、「サメを釣ろうとするが失敗 (障壁)」「サメに銛(もり)を打ちこもうとして失敗 (障壁)」「海中で毒薬を注射しようとするが失敗 (障壁)」「酸素タンクに引火させて退治 (突破)」というオブスタクル (障壁) を設けている。
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オブスタクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 08:41 UTC 版)
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