イソキノリンとは? わかりやすく解説

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イソキノリン

分子式C9H7N
その他の名称Leucoline、ロイコリン、Isoquinoline、β-キノリン、β-Quinoline3,4-ベンゾピリジン、3,4-Benzopyridine
体系名:イソキノリン


イソキノリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/27 06:20 UTC 版)

イソキノリン (isoquinoline) は、ベンゼン環とピリジン環が縮合した構造を持つ複素環式芳香族化合物の一種である。キノリンの構造異性体にあたり、その構造を、2-アザナフタレン2-ベンズアジン と表すこともできる。ピリジン環の 3,4位の結合部位にベンゼン環が縮合していることから ベンゾ[c]ピリジン とも表される。無色で吸湿性の油状物質で、強い臭いを呈する。広義では、イソキノリン骨格を持つ各種誘導体の化合物群を示す。イソキノリンは天然に存在するパパベリンモルヒネなどのアルカロイドに含まれる。生体内で、それらのイソキノリン環はチロシンから誘導されている。






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