レセルピンとは? わかりやすく解説

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レセルピン【reserpine】

読み方:れせるぴん

南アジア産の常緑低木インド蛇木(じゃぼく)の根に含まれるアルカロイド一種抗高血圧薬として用いる。


レセルピン

分子式C33H40N2O9
その他の名称レセラ、ローピナ、ピンビン、アポプロン、サンドリル、セルパシル、セルパトン、セルピニン、レセルチン、レセルミン、レセルボン、レセルピン、アイセルピン、オーセルピン、サンセルピン、セルピロイド、トリセルピン、ネオセルピン、ノイセダチン、ハイセルピン、レセルポイド、ロキソノイド、パンセルチン、Anguil、Serfin、Rau-Sed、Sandril、Eskaserp、Roxinoid、Serpasil、Rausingle、Reserpine、Reserpoid、Serpiloid、(3β,16β,17α,18β,20α)-11,17-Dimethoxy-18-[(3,4,5-trimethoxybenzoyl)oxy]yohimban-16-carboxylic acid methyl、Apoplon、(3β,20α)-11,17α-Dimethoxy-18β-[(3,4,5-trimethoxybenzoyl)oxy]yohimban-16β-carboxylic acid methyl ester、(3β,16β,17α,18β,20α)-11,17-Dimethoxy-18-[(3,4,5-trimethoxybenzoyl)oxy]yohimban-16-carboxylic acid methyl ester、(3β,16β,17α,18β,20α)-11,17-Dimethoxy-18-(3,4,5-trimethoxybenzoyloxy)yohimban-16-carboxylic acid methyl ester(-)-Reserpine(-)-レセルピン、レセルピエム
体系名:(3β,20α)-11,17α-ジメトキシ-18β-[(3,4,5-トリメトキシベンゾイル)オキシ]ヨヒンバン-16β-カルボン酸メチル、(3β,16β,17α,18β,20α)-11,17-ジメトキシ-18-[(3,4,5-トリメトキシベンゾイル)オキシ]ヨヒンバン-16-カルボン酸メチル、(3β,16β,17α,18β,20α)-11,17-ジメトキシ-18-(3,4,5-トリメトキシベンゾイルオキシ)ヨヒンバン-16-カルボン酸メチル


レセルピン

薬物レセルピン
英名reserpine
化合物名or商品名
分子式C33H40N2O9
分子データ
用途精神安定剤,降血圧剤,鎮静作用
副作用高血圧症精神分裂など
胎,授乳児への影響安全度
備考キョウチクトウ科から単離され
融点264265
沸点
LD50(マウス)/mg kg-1390(経口)
LD50(その他)/mg kg-1
» 「動く分子事典」の分子モデル表示の特性について、「生活環境化学の部屋」より補足説明をいただいております。

レセルピン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/24 16:28 UTC 版)

レセルピン: reserpine)とはアドレナリン作動性ニューロン遮断薬の一つ。シナプス小胞へのカテコールアミンセロトニンの取り込みを抑制し、その結果、これらがシナプス小胞内において枯渇することによって作用する。精神安定剤血圧降下剤として用いられる。レセルピンは標的組織へ分布してから消失するまでの時間が短いにもかかわらず、効果が長く続く。このような効果をひき逃げ効果と呼ぶ。


  1. ^ Healy 2004 (邦書は25-28頁)
  2. ^ 日経メディカルオンライン-蕁麻疹にレセルピン-抗ヒスタミン薬との併用で難治例が改善
  3. ^ 精神医学の歴史 小俣和一郎 第三文明社 2005年 ISBN 9784476012521 p196-198


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