とどまる

デジタル大辞泉

とどま・る【^▽止まる／^▽留まる／^▽停まる】

読み方：とどまる

［動ラ五（四）］

１ 進行していたものが停止する。立ちどまる。「—・ることなく水が流れる」

「車は…家の入口に—・りぬ」〈鴎外・舞姫〉

２ 同じところ・地位にそのままいて動かないでいる。「現職に—・る」「首位に—・る」

３ 滞在する。「当地には、一〇日—・る予定」

４ 行かないで、あとに残る。「現地に—・って指導にあたる」「責任者は本部に—・る」

５ その範囲・限度を越えないでいる。「期待されたが、平凡な記録に—・った」「問題点を指摘するに—・る」

６ 中止になる。

「まうのぼり給ふことも—・り」〈大鏡・兼通〉

７ しとめられる。

「鹿(しし)は少しもはたらかず、二つの矢にてぞ—・りける」〈曽我・八〉

８ 最上である。それが一番すぐれている。

「狂歌といふものはおそらく江戸に—・ったね」〈滑・浮世風呂・四〉

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

とどまる

出典:『Wiktionary』 (2021/10/24 15:13 UTC 版)

発音

• (東京) とどま​る [tòdómáꜜrù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [to̞do̞ma̠ɾɯ̟ᵝ]
• (京阪) とどまる (平板型)

動詞

とどまる【止まる】

1. 【留まる】暫く動かずその場所に居る。
2. ある範囲・限度を超えない。

活用

発音

四拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)とどまる

  (南北朝時代)とどまる

  (室町時代)とどまる

  (江戸時代)とどまる

動詞

とどまる【止まる、留まる・停まる】

1. その場所に居（い）る。後（あと）に残（のこ）る。
2. 止（と）まる。
3. 滞在する。宿泊する。
4. 中止になる。
5. （心や耳に）残る。関心を持つ。

とどま-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
とどま	ら	り	る	る	れ	れ

関連語

• とどむ

漢字辞典

停

停	画数：11 学習年：小学4年で習う漢字 音読み：テイ、 チョウ、 ジョウ 訓読み：とどまる、 とめる、 とまる ピンイン：ting2 ハングル：정 対応する英語：halt, stopping

渟

渟	画数：12 音読み：テイ 訓読み：とどまる ピンイン：ting2 ハングル：정 対応する英語：stop

跱

跱	画数：13 音読み：チ、 ジ 訓読み：とどまる ピンイン：zhi4 対応する英語：stop

逗

逗	画数：10 学習年：人名に使える漢字 音読み：トウ、 ズ 訓読み：とどまる ピンイン：dou4 ハングル：두 対応する英語：stop

駐

駐	画数：15 学習年：中学校で習う漢字 音読み：チュウ、 チュ 訓読み：とどまる、 とどめる ピンイン：zhu4 ハングル：주 対応する英語：stopover, reside in, resident

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「とどまる」の例文・使い方・用例・文例

• お母さん，結婚したら女性は家庭にとどまるべきだというのは，過去を引きずった考え方よ
• とどまることをしらないインフレ
• 私たちはこの町にこれ以上とどまるべきではない。
• 彼らの要求はとどまるところを知らない。
• 彼女は行くかとどまるかを熟考した。
• 彼は私たちにとどまるように示唆した。
• 彼と一緒に行くか一人でここにとどまるか、どちらかにしなければならなかった。
• 彼がそこにとどまることを決めたので、私たちみんな驚いた。
• 私は家にとどまるようにと彼らに懸命に言ったが、彼らは断固として私の意見に耳を傾けようとはしなかった。
• 私はここにとどまるべきかロンドンへ行くべきか分からなかった。
• 私たちは当分ここにとどまることにした。
• 私たちがここにとどまる理由はない。
• 行くべきか、今いるところにとどまるべきか、私には分からない。
• 行くのかとどまるのか彼の決めるままにさせよう。
• 行くかとどまるかは君の決断することだ。
• 君は行くもとどまるも意のままにしなさい。
• 君はここにとどまる方がずっとよい。
• 我々は行くかとどまるか２つに１つだ。
• とどまるより他に仕方なかった。
• この辺にとどまるな。