せん‐しん【先秦】
せん‐しん【先進】
せん‐しん【専心】
せん‐しん【×撰進/選進】
せん‐しん【浅深】
せん‐しん【潜心】
せん‐しん【線審】
せんしん【センシン】(桑)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10056号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | 桑 | |
登録品種の名称及びその読み | せんしん よみ:センシン | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業生物資源研究所 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台二丁目1番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田益、樋田仁蔵、山本賢、市橋隆壽、内田満、水本文洋、町井博明、小山朗夫、山ノ内宏昭、長沼計作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「大島桑」を交配して育成されたものであり、枝条数は中、耐倒伏性がやや強、縮葉細菌病抵抗性が強の春秋兼用及び夏秋専用密植栽培向きの壮蚕用品種である。刈桑樹型はやや展開、冬芽の着き方は平行直立、冬芽の形は三角形、色は褐色、光沢及び副芽の多少は中である。葉の欠刻数は0、大きさはやや大、葉先は尾状、鋸歯は乳頭状、色は緑色、葉面の粗滑は平滑、葉の横断面は凹状、厚さはやや厚である。枝条数は中、枝条の長さはやや長、太さは中、色は緑褐色、表面の粗滑は中、枝の姿勢は直立、曲直はやや屈曲、節間長は中である。花性は偏雌性、雌花穂の多少は少である。樹勢は強、発芽の早晩は早、再発芽力は中である。耐寒性は強、耐倒伏性はやや強、縮葉細菌病抵抗性及び萎縮病抵抗性は強、裏うどんこ病抵抗性はやや弱である。蚕期別収葉量は春蚕期及び夏秋蚕期はやや多、芽のすそ上がりはやや短、葉の硬化は晩、飼料価値は良である。「はやてさかり」及び「しんいちのせ」と比較して、冬芽の色が褐色であること、花性が偏雌性であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和53年に出願者のほ場(熊本県鹿本郡植木町)において、出願者所有の育成系統に「大島桑」を交配し、54年より58年まで個体選抜を行い、以後、系統選抜により育成されたものであり、63年から特性検定試験、平成6年から系統適応性検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「九78-40」であった。 |
せんしん
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