せんじん

デジタル大辞泉

せん‐じん【先人】

読み方：せんじん

１ 昔の人。前人。古人。「—の英知に学ぶ」⇔後人(こうじん)。

２ 亡父。また、祖先。

「真方正真風雅と云ふは予が—なるべし」〈孔雀楼筆記・二〉

せん‐じん〔‐ヂン〕【先陣】

読み方：せんじん

１ 本陣の前方に配置した陣。さきぞなえ。⇔後陣(こうじん)。

２ 一番乗り。さきがけ。物事を最初にすること。「—を切る」「—争い」

ぜん‐じん〔‐ヂン〕【前陣】

読み方：ぜんじん

《「せんじん」とも》

１ 本陣の前方に配置された陣。先陣。⇔後陣(こうじん)。

２ まっさきに攻めること。さきがけ。先陣。

「千余騎にて—を仕る」〈太平記・一二〉

せん‐じん【千尋／千^×仞】

読み方：せんじん

《「尋」「仞」は長さの単位》山などが非常に高いこと。また、谷や海などが非常に深いこと。ちひろ。「万丈の山、—の谷」

せん‐じん〔‐ヂン〕【戦^×塵】

読み方：せんじん

戦場に立つちり、ほこり。転じて、戦争の騒ぎ。「—にまみれる」「—を逃れる」

せん‐じん〔‐ヂン〕【戦陣】

読み方：せんじん

１ 戦いのための陣営。また、戦いの場所。戦場。「河岸に—をしく」「—に臨む」

２ 戦いの陣立て。戦法。

せん‐しん【浅深】

読み方：せんしん

《古くは「せんじん」とも》浅いことと深いこと。深浅。「—の度合い」

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せんじん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:08 UTC 版)

同音異義語

せんじん

• 【先陣】ある場所に最初に到着すること。
• 【先人】昔の人。
• 【戦陣】戦いのための陣営。
• 【戦塵】戦争の騒ぎ。
• 【千尋, 千仞】山の高さや谷の深さが非常な程度であること。
• 【鮮人】朝鮮の人。
• 【前陣】本陣の前方に配置した陣。

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「せんじん」の例文・使い方・用例・文例

• 一歩誤るとせんじんの谷だ。