うどんこ‐びょう〔‐ビヤウ〕【×饂×飩粉病】
うどんこ病
うどんこ病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 17:27 UTC 版)
うどんこ病(うどんこびょう)は子嚢菌の一種であるウドンコカビ(ウドンコカビ目ウドンコカビ科に属する菌類)によって被子植物に生じる植物病害の総称[1]。ウドンコカビは被子植物の絶対寄生菌であり、裸子植物やシダ植物への感染例は報告されていない[1]。
- ^ a b c d 高松 進、宮本 拓也「うどんこ病菌による病害の発生生態と防除」『植物防疫』第73巻第1号、日本植物防疫協会、2019年、53-58頁。
- ^ 白石 美樹夫「ブドウにおける病害抵抗性育種 ̶ 素材開発の現状 ̶」『植物防疫』第57巻第2号、日本植物防疫協会、2003年、80-83頁。
- ^ “用語集”. 一般社団法人日本医真菌学会. 2024年2月18日閲覧。
- ^ a b c d e f 金子美登『有機・無農薬でできる野菜づくり大事典』成美堂出版、2012年4月1日、242頁。ISBN 978-4-415-30998-9。
- ^ 「2. 胞子発芽時の形態と生理」 『日本植物病理学会報』 1964年 29巻 4号 p.214-218, doi:10.3186/jjphytopath.29.214, , 日本植物病理学会
- ^ 井上 幸次、山本 秀夫、那須 英夫、粕山 新二「岡山県におけるブドウ及びノブドウうどんこ病菌の完全世代について」『岡山県農業総合センター農業試験場研究報告』第22号、岡山県農業総合センター農業試験場、2004年7月、29-33頁。
- ^ a b “病害虫図鑑 ムギうどんこ病”. 愛知県農業総合試験場病害虫防除室. 2024年2月18日閲覧。
- ^ a b “モモうどんこ病は落花10日後頃の薬剤防除によって効率的に抑制できる”. 福島県農業総合センター. 2024年2月18日閲覧。
- ^ a b “病害虫図鑑 イチゴうどんこ病”. 愛知県農業総合試験場病害虫防除室. 2024年2月18日閲覧。
- ^ a b “作物名:トマト、病害虫名:うどんこ病”. 宮城県. 2024年2月18日閲覧。
- ^ a b “作物名:きゅうり、病害虫名:うどんこ病”. 宮城県. 2024年2月18日閲覧。
- ^ a b “うどんこ病”. 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構. 2024年2月18日閲覧。
- 1 うどんこ病とは
- 2 うどんこ病の概要
- 3 外部リンク
うどんこ病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:09 UTC 版)
Oidiumという子嚢菌の感染で起こる。葉の縁と裏側に灰紫色の粉が出る。間隔を十分にとらないで植え付けた個体同士が蒸れると発病しやすい。薬剤をスプレーすればある程度抑制できるが、根絶することは難しい。特に葉の裏側の菌は退治しにくい。
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