くさりかたびらとは? わかりやすく解説

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くさり‐かたびら【鎖帷子】

読み方:くさりかたびら

筒袖帷子に鎖をとじつけ防御具。鎧(よろい)や衣服の下に着込むので着込(きご)みともいう。くさり。


鎖帷子

(くさりかたびら から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 07:16 UTC 版)

鎖帷子(くさりかたびら)は、形式の防具の一種。帷子とは肌着として使われる麻製の単衣のことであり鎖製の帷子の意。衣服の下に着用することから着込みとも呼ばれる。洋の東西問わず古代から現代まで使用し続けられていて、西洋のものは英語ホーバーク(hauberk)、バーニ(byrnie)、チェインメイル(chain mail)、または単にメイル(mail)と言い、特に衣服の下に着用するものではなく、チェインメイルの上に外衣タバード英語版: Tabard)を着用することもあった。現存するものは15-20㎏前後のものが多い[要出典]


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