ASCII ASCII印字可能文字

ASCII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 10:05 UTC 版)

ASCII印字可能文字

ASCII 32は、空白文字である。キーボードのスペースキーから入力でき、語と語の間に空白を表示する。 ASCII 33–126は印刷可能な文字 (printable characters) であり、半角英数の数字、句読点や記号を表す。若い順からエクスクラメーションマークダブルクオーテーション、…と続き、ラテン文字大文字の前に数字と大半の半角約物、大文字と小文字の間、ラテン文字小文字の後にも数種類の半角約物が割り当てられている。

下の図では、16進数・10進数・8進数の順でASCIIコードの値を示す。

凡例:

 アルファベット
 制御文字
 数字
 記号
 拡張記号
 図形文字
 国際
 未定義
ASCII (American Standard Code for Information Interchange) 印字可能文字
16進の1の位が_0 16進の1の位が_1 16進の1の位が_2 16進の1の位が_3 16進の1の位が_4 16進の1の位が_5 16進の1の位が_6 16進の1の位が_7 16進の1の位が_8 16進の1の位が_9 16進の1の位が_A 16進の1の位が_B 16進の1の位が_C 16進の1の位が_D 16進の1の位が_E 16進の1の位が_F
(16進の10の位が)2_ (記号)スペースSP
20(16)
32(10)
40(8)
(記号)感嘆符!
21(16)
33(10)
41(8)
(数字)"
22(16)
34(10)
42(8)
(記号)番号記号#
23(16)
35(10)
43(8)
(記号)ドル記号$
24(16)
36(10)
44(8)
(記号)パーセント記号%
25(16)
37(10)
45(8)
(アルファベット)&
26(16)
38(10)
46(8)
(記号)'
27(16)
39(10)
47(8)
(記号)開き丸括弧(
28(16)
40(10)
50(8)
(記号)閉じ丸括弧)
29(16)
41(10)
51(8)
(記号)アスタリスク*
2a(16)
42(10)
52(8)
(記号)プラス記号+
2b(16)
43(10)
53(8)
(記号)コンマ,
2c(16)
44(10)
54(8)
(記号)ハイフンマイナス-
2d(16)
45(10)
55(8)
(記号)終止符.
2e(16)
46(10)
56(8)
(記号)スラッシュ/
2f(16)
47(10)
57(8)
(16進の10の位が)3_ (数字)0
30(16)
48(10)
60(8)
(数字)1
31(16)
49(10)
61(8)
(数字)2
32(16)
50(10)
62(8)
(数字)3
33(16)
51(10)
63(8)
(数字)4
34(16)
52(10)
64(8)
(数字)5
35(16)
53(10)
65(8)
(数字)6
36(16)
54(10)
66(8)
(数字)7
37(16)
55(10)
67(8)
(数字)8
38(16)
56(10)
70(8)
(数字)9
39(16)
57(10)
71(8)
(数字):
3a(16)
58(10)
72(8)
(数字);
3b(16)
59(10)
73(8)
(数字)<
3c(16)
60(10)
74(8)
(数字)=
3d(16)
61(10)
75(8)
(数字)>
3e(16)
62(10)
76(8)
(数字)?
3f(16)
63(10)
77(8)
(16進の10の位が)4_ (記号)アットマーク@
40(16)
64(10)
100(8)
(アルファベット)A
41(16)
65(10)
101(8)
(アルファベット)B
42(16)
66(10)
102(8)
(アルファベット)C
43(16)
67(10)
103(8)
(アルファベット)D
44(16)
68(10)
104(8)
(アルファベット)E
45(16)
69(10)
105(8)
(アルファベット)F
46(16)
70(10)
106(8)
(アルファベット)G
47(16)
71(10)
107(8)
(アルファベット)H
48(16)
72(10)
110(8)
(アルファベット)I
49(16)
73(10)
111(8)
(アルファベット)J
4a(16)
74(10)
112(8)
(アルファベット)K
4b(16)
75(10)
113(8)
(アルファベット)L
4c(16)
76(10)
114(8)
(アルファベット)M
4d(16)
77(10)
115(8)
(アルファベット)N
4e(16)
78(10)
116(8)
(アルファベット)O
4f(16)
79(10)
117(8)
(16進の10の位が)5_ (アルファベット)P
50(16)
80(10)
120(8)
(アルファベット)Q
51(16)
81(10)
121(8)
(アルファベット)R
52(16)
82(10)
122(8)
(アルファベット)S
53(16)
83(10)
123(8)
(アルファベット)T
54(16)
84(10)
124(8)
(アルファベット)U
55(16)
85(10)
125(8)
(アルファベット)V
56(16)
86(10)
126(8)
(アルファベット)W
57(16)
87(10)
127(8)
(アルファベット)X
58(16)
88(10)
130(8)
(アルファベット)Y
59(16)
89(10)
131(8)
(アルファベット)Z
5a(16)
90(10)
132(8)
(記号)開き角括弧[
5b(16)
91(10)
133(8)
(記号)バックスラッシュ\
5c(16)
92(10)
134(8)
(記号)閉じ角括弧]
5d(16)
93(10)
135(8)
(記号)サーカムフレックス^
5e(16)
94(10)
136(8)
(記号)アンダースコア_
5f(16)
95(10)
137(8)
(16進の10の位が)6_ (記号)グレイヴ・アクセント`
60(16)
96(10)
140(8)
(アルファベット)a
61(16)
97(10)
141(8)
(アルファベット)b
62(16)
98(10)
142(8)
(アルファベット)c
63(16)
99(10)
143(8)
(アルファベット)d
64(16)
100(10)
144(8)
(アルファベット)e
65(16)
101(10)
145(8)
(アルファベット)f
66(16)
102(10)
146(8)
(アルファベット)g
67(16)
103(10)
147(8)
(アルファベット)h
68(16)
104(10)
150(8)
(アルファベット)i
69(16)
105(10)
151(8)
(アルファベット)j
6a(16)
106(10)
152(8)
(アルファベット)k
6b(16)
107(10)
153(8)
(アルファベット)l
6c(16)
108(10)
154(8)
(アルファベット)m
6d(16)
109(10)
155(8)
(アルファベット)n
6e(16)
110(10)
156(8)
(アルファベット)o
6f(16)
111(10)
157(8)
(16進の10の位が)7_ (アルファベット)p
70(16)
112(10)
160(8)
(アルファベット)q
71(16)
113(10)
161(8)
(アルファベット)r
72(16)
114(10)
162(8)
(アルファベット)s
73(16)
115(10)
163(8)
(アルファベット)t
74(16)
116(10)
164(8)
(アルファベット)u
75(16)
117(10)
165(8)
(アルファベット)v
76(16)
118(10)
166(8)
(アルファベット)w
77(16)
119(10)
167(8)
(アルファベット)x
78(16)
120(10)
170(8)
(アルファベット)y
79(16)
121(10)
171(8)
(アルファベット)z
7a(16)
122(10)
172(8)
(記号)開き波括弧{
7b(16)
123(10)
173(8)
(記号)バーティカルバー|
7c(16)
124(10)
174(8)
(記号)閉じ波括弧}
7d(16)
125(10)
175(8)
(記号)チルダ~
7e(16)
126(10)
176(8)
_0 _1 _2 _3 _4 _5 _6 _7 _8 _9 _A _B _C _D _E _F

大文字のASCII値に32を加えると小文字に変換することができる。この変換は、2進法では、6ビット目に1をセットするだけでよい。また、数字から48を減じれば、対応する値が得られる。この変換は、5ビット目及び6ビット目に0をセットするか、あるいは単純に上位4ビットを無視するだけでもよい。なお、印字可能文字のうち「@」から始まる32文字については、ASCII値を64減じて対応する制御文字を求め、この制御文字を「コントロール+」(: control+)という前置表現を付けた印字可能文字で表記する慣習がある。

例:BELコード(07) →「コントロール+G」(受信した側の機器で注意喚起音が鳴る)

この制御文字の表記方法は、キーボード上の印字可能文字キーを制御文字の送出に用いていた機器の名残りであると考えられる(7ビット目を0にセットする専用キー(Ctrlキー)を、印字可能文字キーと同時に押して制御文字を送出)。

また、Unix 端末では Ctrl+数字 によって、人間工学的に押下しづらい制御文字を送出できる。キャレット記法を用いると、具体的には以下であることが多い。[要出典]

  • Ctrl+2^@
  • Ctrl+3^[
  • Ctrl+4^\
  • Ctrl+5^]
  • Ctrl+6^^
  • Ctrl+7^_
  • Ctrl+8^?



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