高辻武邦 高辻武邦の概要

高辻武邦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 16:10 UTC 版)

経歴

富山県出身[5]高岡市[5]・高辻喜作の二男[6]。旧制富山県立高岡中学校、旧制第二高等学校卒業。1922年文官高等試験に合格[6]1923年東京帝国大学法学部政治学科を卒業[6]。内務省に入省。山口県[7]引揚援護院次長を経て、官選最後の大阪府知事(第35代・1947年3月11日 - 1947年4月12日)。

その後、当時富山県知事を務めていた館哲二に招かれて副知事となるも、1948年に館が公職追放によって辞任。後継の知事選に出馬し、当選して富山県知事を2期務めた。その後1960年の総選挙に無所属で出馬したが落選した。

1963年3月21日死去。享年66。

人物

趣味は読書[5]。宗教は真宗[5]。住所は富山県富山市舟橋南町[5]

家族・親族

高辻家
  • 妻・みさを1905年 - 不明、富山、谷村常三の孫)[6]
  • [6]

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第15版 下』人事興信所、1948年。
公職
先代
館哲二
富山県知事
公選第2 - 3代:1948年 - 1956年
次代
吉田実
官職
先代
田中広太郎
大阪府知事
官選第35代:1947年
次代
中沖豊

  1. ^ a b 高辻 武邦とはコトバンク。2021年1月15日閲覧。
  2. ^ a b 歴代の知事・副知事 - 富山県知事政策局秘書課
  3. ^ a b c “富山県知事選、保守分裂に 現職とガス会社前社長”. 日本経済新聞. (2020年6月8日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60098580Y0A600C2LB0000/ 2021年7月21日閲覧。 
  4. ^ a b c “コロナが招いた半世紀ぶりの異変 保守王国・富山が分裂”. 朝日新聞デジタル. (2020年10月7日). オリジナルの2020年10月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201011114441/https://www.asahi.com/articles/ASNB65S07N9CPISC00Q.html 2021年7月21日閲覧。 
  5. ^ a b c d e 『人事興信録 第15版 下』タ36頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月15日閲覧。
  6. ^ a b c d e 『人事興信録 第13版 下』タ124頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月15日閲覧。
  7. ^ 『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年11月発行、237頁


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