騎馬民族 騎馬民族に関連する学説

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騎馬民族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 06:18 UTC 版)

騎馬民族に関連する学説

騎馬民族の例

脚注

参考文献

  • 岩村忍『世界の歴史5 西域とイスラム』中央公論社〈中公文庫〉、1975年1月。 
  • 岡内三眞「「騎馬民族征服王朝説」の問題点」『早稲田大学大学院文学研究科紀要. 哲学・史学編』第40巻、早稲田大学大学院文学研究科、1994年、41-58頁。 
  • 岡田英弘 著「序章 中央ユーラシアの歴史世界」、護雅夫・岡田英弘 編『民族の世界史4 中央ユーラシアの世界』山川出版社、1990年6月。ISBN 4-634-44040-7 
  • 加藤九祚 著「遊牧民とウマ」、野上毅 編『朝日百科世界の歴史2』朝日新聞社、1991年11月。ISBN 4-02-380008-2 
  • 佐原真『考古学千夜一夜』小学館、1993年7月。ISBN 4-09-626054-1 
  • 寒川恒夫 著「競馬:馬供養から民俗行事へ」、野上毅 編『朝日百科世界の歴史2』朝日新聞社、1991年11月。ISBN 4-02-380008-2 
  • 丹野郁 著「ズボン」、野上毅 編『朝日百科世界の歴史2』朝日新聞社、1991年11月。ISBN 4-02-380008-2 
  • 林俊雄 著「第I章 草原の民-古代ユーラシアの遊牧騎馬民族」、護雅夫岡田英弘 編『民族の世界史4 中央ユーラシアの世界』山川出版社、1990年6月。ISBN 4-634-44040-7 

関連項目


注釈

  1. ^ ユーラシアの草原地帯においては、野生馬の原型として約200種が知られている[4]。そのうち、スレドニ・ストグ文化において家畜化されたのはタルパンと称される種であった[4]
  2. ^ クツワは、ウマの口にかませるハミ、ハミがはずれないように口の両側につける鏡板、手綱を結ぶ引き手から成っており、その意匠には民族の特色が現れ、芸術的なものも多い[4]
  3. ^ 最古の馬術書は、紀元前1400年ころにヒッタイトの馬匹調教師キックリによって、粘土板5枚に楔形文字で記された「キックリ文書」で、その内容は、チャリオット(戦闘用馬車)を牽引する馬匹の給餌や強い馬体づくりの方法、ウマの体調管理などについてであった[5]
  4. ^ スキタイに先立ってキンメリア人という遊牧民があったことが知られているが、詳細はよくわかっていない[7]。キンメリアとスキタイは同じ種族に属し、互いに相似た言語を使用していただろうと推測されている[7]
  5. ^ アキナケス型剣とは逆ハート形のをもった短剣である[8]
  6. ^ 馬具・武器・動物文様を「スキタイの三要素」と称することがあるが、特に動物文様はスキタイならではの文化要素である[8]。最もよく登場する動物は、シカ、ウマ、ヤギ、ヒョウワシグリフォンなどである[8]
  7. ^ 紀元前6世紀末のダレイオス1世のスキタイ遠征によってペルシア帝国の領域は中央アジアにも拡大し、現在のカザフスタン南部にも及んだ[9]紀元前4世紀後半、アケメネス朝の中央アジア領はマケドニアのアレクサンドロス大王に継承された[9]
  8. ^ 10位の賞品はウマ5頭であった[15]

出典

  1. ^ 岡内 1994,pp.41-42
  2. ^ a b c d e f g h i j 吉田順一(改訂新版 世界大百科事典)『騎馬民族』 - コトバンク
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 護雅夫(日本大百科全書)『騎馬民族』 - コトバンク
  4. ^ a b c d e f g 加藤 1991,D116-D119
  5. ^ a b 新庄武彦(日本大百科全書)『馬術』 - コトバンク
  6. ^ a b c d 岩村 1975,pp.84-86
  7. ^ a b c d e 岩村 1975,pp.90-94
  8. ^ a b c d e 林 1990, pp. 34–35
  9. ^ a b c 岡田 1990, pp. 8–14
  10. ^ a b 林 1990, pp. 56–58
  11. ^ 岩村 1975,pp.101-104
  12. ^ 佐原 1993,pp.72-73
  13. ^ a b c 丹野 1991,D114-D115
  14. ^ a b “タリム盆地で世界最古のパンツ発見、3300年前の遊牧民族が乗馬で着用か―中国”. レコードチャイナ (レコードチャイナ). (2014年6月5日). https://www.recordchina.co.jp/b89205-s0-c70-d0000.html 2024年5月16日閲覧。 
  15. ^ a b c d e f 寒川 1991,D125


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