草津温泉駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 15:08 UTC 版)
廃止された路線
- 関越交通(2008年7月18日 - 2009年9月30日まで運行)
- JRバス関東(長野原支店) (2004年7月1日 - 2007年9月30日まで運行)
沿革
- 1935年(昭和10年)12月11日 - 省営自動車上州草津線開業により、上州草津駅として開業[官報 1]。
- 1962年(昭和37年)6月1日 - 駅名を草津温泉に改称。
- かつて草津町には国鉄バスのほか、草軽電気鉄道(当時)、西武自動車(当時)、上田丸子電鉄(当時)、長野電鉄(当時)の各社が乗り入れていたが、国鉄バス駅のほかは路上の停留所でそれぞれ分散していた。このため、停留所の一元化による乗客の利便性を図るために草津町が中心になってバスターミナルの設置を提起した。1965年1月に設置委員会が発足、同年4月には用地を確保し、草津町との第3セクターである「草津バスターミナル株式会社」が設立されて、国鉄は28.6%出資している。
- 1966年(昭和41年)6月 - 2代目駅舎落成、志賀草津高原線(志賀ルート)の開業と共に営業を開始した。
- 1968年(昭和43年)12月10日 - 国鉄バス駅としては初めてみどりの窓口を設置し、営業開始[4]。
- 1986年(昭和61年) - 3代目駅舎落成、現在使用しているもので、基礎部分は草津町役場と一体になっている。
- 2015年(平成27年)11月3日 - 3階を全面改修し、役場庁舎にあった草津町立図書館を移転、「草津町立温泉図書館」として開館[5]。
特記事項
- 1985年(昭和60年)まで使用していた旧草津温泉駅では、改札ラッチまであり、バス便ごとに改札を行うなど、現在よりもさらに鉄道駅に近かった[6]。
- 2002年まで、志賀草津高原線はJR鉄道線全社全駅との連絡運輸が設定されていた。マルスにも当駅の電報略号が存在し、「シカクサ」となっていた。カナコードは現在も高速バス発券用に存置されているが、券面表記は「草津温泉」から「草津温泉バスターミナル」に変更されている。
- 過去には「DISCOVER JAPAN」、「わたしの旅スタンプ」などの駅スタンプが置かれていた。
- バス車内等で配布している志賀草津高原線の時刻表には、当駅の出発・到着番線まで明記されている。
- 草津温泉の旅館の送迎バスなどで「駅まで迎えに行く」という場合、長野原草津口駅ではなく当駅のことである。
- FREESPOTが設置されており、無線LANでインターネットを楽しむことができる。
座標: 北緯36度37分15秒 東経138度35分47.2秒 / 北緯36.62083度 東経138.596444度
出典
- ^ (7/1)急行バス草津温泉行スタート。出発式にはゆるキャラ集合!
- ^ 【11月20日(月)】吉祥寺駅から草津温泉まで高速バスの運行を開始いたします。!!
- ^ 【新規高速バス】秩父鉄道観光バスで「高速バス『ゆめぐり埼玉号』」運行開始!☆埼玉県北部地区と伊香保温泉・草津温泉を結ぶ(秩父鉄道)
- ^ 「草津温泉駅にみどりの窓口 国鉄バスでは初めて」『交通新聞』交通協力会、1968年12月7日、2面。
- ^ 土屋弘 (2015年12月3日). “いい滑り出しだな♪「温泉図書館」 草津で開館1カ月、旧館から利用2.5倍”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 群馬全県版
- ^ 種村直樹「さよなら国鉄最長片道きっぷの旅」(1987年・実業之日本社)p207による。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 6 北信越、新潮社、2008年、40-41頁。ISBN 978-4-10-790024-1。
- ^ 「鉄道省告示第573号」『官報』1935年12月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年9月27日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
固有名詞の分類
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