地域における自動車駅の位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 03:31 UTC 版)
「自動車駅」の記事における「地域における自動車駅の位置づけ」の解説
鉄道とバスの特性の違いから、場合によっては自動車駅は鉄道駅よりも利便性の高い場所に開設されることがあり、町の中心駅として扱われることもあった。やや特殊な例であるが、宮脇俊三が宮田線に乗車した際にタクシーの運転手に「宮田の駅まで」と告げたところ、タクシー運転手が筑前宮田駅の存在を知らず国鉄バス直方線の宮田町駅に最初に連れて行かれた エピソードがあり、このタクシー運転手にとっては「宮田町の駅といえば国鉄バスの駅である」という意識があったとみられる。また、京鶴線の周山駅では、かつて駅前に京都交通の路線バスが発着していたが、停留所名は「周山駅前」と鉄道駅と同等の扱いであった。 観光地などでは、観光の拠点として機能していることもある。例えば、前述の草津温泉駅は、売店・食堂のみならず、タクシー乗り場・送迎車両待機スペース・レンタカー営業所が併設されている。
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