沖縄そば
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日本国外での沖縄そば
沖縄そばはブラジルで沖縄出身の移民に浸透している。中でも沖縄出身者が多いマットグロッソ・ド・スル州のカンポクランデでは、移民が始まった1910年代当初から家庭内では食されていたが[23]、1950年代になると外食として提供され始めた。以後沖縄そば店(ポルトガル語: sobaria[24])が増え、街の名物にもなっている[25]。1980年代以降は非日系ブラジル人の客が主体になり、現地の好みに合わせて具に牛肉を使う、鰹や昆布出汁は使わないなど、レシピに変容も見られる[23]。ネギの緑色と薄焼き卵の黄色という取り合わせがブラジルの国旗に似ている点も目を惹く[24]。
ハワイにも沖縄料理店がある[26]。
脚注
参考文献
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- エイ出版社(編)『今、旨い沖縄そば店114 えっ、あの店のそばまだ食べてないの!?』エイ出版社、2005年6月、ISBN 4777903435
- すばドゥシの会(編)『私の好きなすばやー物語 那覇・島尻・中頭・山原・宮古・八重山』ボーダーインク、1995年6月
- すばドゥシの会 '99(編)『もっと食べたい 私の好きなすばやー物語〈2〉沖縄じゅうの美味しいそば屋さん大紹介と沖縄そばの真実にカラム!』ボーダーインク、1999年8月、ISBN 4938923785
- ぶい組(編)『波打つ心の沖縄そば 沖縄そばが食べたくなる本』沖縄出版、1987年8月、
- 生めん類の表示に関する公正競争規約 (PDF) (#「沖縄そば」という名称についての項にて説明している内容の詳細が記載されている)
- 沖縄地域知的財産戦略本部(「沖縄そば」の商標権に関する説明がある)
- モモト編集室編『モモト きょうもやっぱり沖縄そば』32号、編集工房東洋企画、2017年10月。
関連項目
- 沖縄料理
- ソーキ - 中身汁
- 骨汁
- コーレーグス
- うどん - ラーメン - 蕎麦
- 沖縄のラーメン文化
- 黄そば - そばを使用せずにそばを名乗る料理の一種。中華麺と和風なだしの組み合わせも類似する。
- サイミン - その発祥や発達過程に、沖縄そばとの類似性が多くみられる。
- 沖縄県道84号名護本部線 - 沖縄そばを扱った食堂が多く、一部の旅行ガイド本では「沖縄そば街道」と名付けている。
注釈
出典
- ^ “農山漁村の郷土料理百選 沖縄”. 一般財団法人農村開発企画委員会. 2013年10月2日閲覧。
- ^ “沖縄そばの日 パンフレット”. 沖縄県生麺協同組合. 2024年1月14日閲覧。
- ^ “最多333杯 高橋信哉さんを「親方」に認定。県外からの参加者も入賞”. (2017年4月11日)
- ^ “「沖縄そば」のルーツ(由来)を知りたい。”. レファレンス協同データベース (2016年9月2日). 2018年9月1日閲覧。
- ^ “「沖縄そば」について、そば屋の始まりを知りたい。”. レファレンス協同データベース (2016年8月31日). 2018年9月1日閲覧。
- ^ “ところで、沖縄の年越しそばはやっぱり「沖縄そば」なの?|”. @DIME アットダイム. (2018年12月30日). オリジナルの2020年12月31日時点におけるアーカイブ。
- ^ “地域食品ブランド表示基準 沖縄そば(茹麺)(おきなわそば・ゆでめん)” (PDF). 食品産業センター. 2018年9月1日閲覧。
- ^ “豚のあばら肉がつんと盛り付け 定番そばの考案者、92歳現役 きょう沖縄そばの日”. 沖縄タイムス. (2021年10月17日) 2021年10月17日閲覧。
- ^ “すばの細道”. さとなお. 2019年10月15日閲覧。
- ^ “~沖縄焼きそば~沖縄料理”. アジア料理を楽しむ会. 2018年9月1日閲覧。
- ^ “グスーヨー”. 千歳沖縄クラブ. 2006年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月22日閲覧。
- ^ “沖縄の焼きそばは少し違う”. デイリーポータルZ (2018年7月13日). 2018年9月1日閲覧。
- ^ “沖縄そばの日”. 沖縄生麺協同組合. 2013年10月2日閲覧。
- ^ “あの日の沖縄 1978年10月17日 「沖縄そばの日」の由来”. 沖縄県公文書館. 2018年9月1日閲覧。
- ^ “そば粉ゼロでも「沖縄そば」? 名称死守に秘話も”. NIKKEI STYLE. (2014年6月14日) 2018年9月1日閲覧。
- ^ “沖縄のソウルフード、消滅の危機だった…復帰で直面した本土ルール”. 読売新聞. (2022年5月15日). オリジナルの2022年5月15日時点におけるアーカイブ。
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- ^ モモト編集室(2017)p32
- ^ “本場沖縄そばの定義”. 沖縄生麺協同組合. 2013年10月2日閲覧。
- ^ a b 安井大輔 (2012年9月21日). “カンポ・グランデの沖縄そばについて”. サンパウロ人文科学研究所. 2021年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月1日閲覧。
- ^ a b “VI-2 Feira Central – 沖縄ソバ” (pt,ja). Terra de Esperança – Kibo no Daitsi – 希望の大地. Campo Grande, Brasil: ブラジル国マットグロッソドスール州カンポグランデ市沖縄県人会. (2019). pp. 558–560. オリジナルの2021-07-27時点におけるアーカイブ。 (ホームページ)
- ^ 松本, 浩治 (2006年7月5日). “沖縄そば”. みんなでつくる移民百年祭. 2021年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。 “2001年9月サンパウロ新聞掲載”
- ^ イゲット千恵子 (2017年6月20日). “徒手空拳のハワイ起業から製麺一筋で全米進出を果たす ゲスト -夘木栄人(サン・ヌードル社長)前編”. 経済界. 2018年9月1日閲覧。
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