ちじん‐ごだい【地神五代】
地神五代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/09 21:26 UTC 版)
地神五代（ちじんごだい）とは、日本神話において、天照大神・天忍穂耳尊・瓊瓊杵尊・火折尊・鸕鶿草葺不合尊の5柱の神々およびそれらの神々の時代（『日本書紀』神代下に相当）のこと。天神七代と人皇の間に位置する。
「地神」とは地の神のことで、天の神を意味する「天神」と対称をなす語である。
なお、8世紀の『日本書紀』には天神七代、地神五代という呼び方はないが、平安末期には天神七代・地神五代の定式化がすでになされていたとされる[1]。
地神五代のうち、瓊瓊杵尊・火折尊・鸕鶿草葺不合尊の3柱の神々およびそれらの神々の時代は、「日向三代」とも言われた（9世紀『先代旧事本紀』）。
系図
| 素戔鳴尊 | 天照大神 | ||||||||||||||||||||
| 天穂日命 | 天忍穂耳尊 | 天津彦根命 | |||||||||||||||||||
| 〔出雲氏〕 | 瓊瓊杵尊 | 〔凡河内氏〕 | |||||||||||||||||||
| 天火明命 | 火折尊 | 火須勢理命 | |||||||||||||||||||
| 〔尾張氏〕 | 鸕鶿草葺不合尊 | 〔隼人〕 | |||||||||||||||||||
| 1 神武天皇 | |||||||||||||||||||||
脚注
- ^ 『日本書紀纂疏』における帝王の系譜 二藤京、高崎経済大学論集第49巻第３・４合併号、2007
関連項目
地神五代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/13 01:57 UTC 版)
※この「地神五代」の解説は、「古事記」の解説の一部です。
「地神五代」を含む「古事記」の記事については、「古事記」の概要を参照ください。
ウィキペディア小見出し辞書の「地神五代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。
お問い合わせ。
「地神五代」の例文・使い方・用例・文例
地神五代と同じ種類の言葉
- 地神五代のページへのリンク
