備前赤崎駅 備前赤崎駅の概要

備前赤崎駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 05:32 UTC 版)

備前赤崎駅
駅舎と駅名標(1990年、ホームから)
びぜんあかさき
BIZEN AKASAKI**
阿津 (0.5 km)
(1.1 km) 児島
所在地 岡山県倉敷市児島赤崎一丁目
所属事業者 下津井電鉄
所属路線 下津井電鉄線
キロ程 5.2 km(下津井起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線(1972年部分廃止時)
1面1線(1991年廃止時)
開業年月日 1914年大正3年)3月15日
廃止年月日 1991年平成3年)1月1日
路線廃止に伴う駅廃止
* 1935年に赤崎村駅から改称
** 「Bijenakasaki」となっていた時期あり
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概要

駅周辺には学生服作業服ジーンズなどを作る被服工場が多くあり通勤客の需要もあったが[1]モータリゼーションの進行による乗客の減少のため、1991年平成3年)1月1日に下津井電鉄線と共に廃止された。なお、駅名標のローマ字は「Bijenakasaki」となっていた。

歴史

  • 1912年明治45年)2月9日:工事施工認可。仮駅名は赤崎であった[1]
  • 1913年大正2年)11月4日:停車場名称変更届で塩田と変更される[1]
  • 1914年(大正3年)3月15日:下津井電鉄線味野町(後の児島) - 下津井間の開業と同時に赤崎村駅(あかさきむら)として開業[1]
  • 1917年(大正6年)10月31日届出:駅員常置を廃止し、乗車券販売を近くの運送店主に委託。貨物は味野町管理となる[1]
  • 1928年昭和3年)2月6日届出:行き違い可能駅となり、対向ホームと場内信号機を設置[1]
  • 1935年(昭和10年)
    • 1月1日:赤崎村が町制施行して赤崎町となり、所在地表示が岡山県児島郡赤崎町赤崎となる[2]
    • 1月10日備前赤崎駅に改称[1]
  • 1941年(昭和16年)
  • 1948年(昭和23年)4月1日児島市成立に伴い、所在地表示が岡山県児島市赤崎となる[2]
  • 1950年(昭和25年)10月6日:電化に合わせて変電所が設置される[1]
  • 1966年度:変電所と駅の要員を統合[1]
  • 1967年(昭和42年)2月1日:倉敷市(第2次)成立に伴い、所在地表示が岡山県倉敷市児島赤崎となる[2]
  • 1970年(昭和45年):住居表示の実施により、所在地表示が現行のものになる[2][4]
  • 1972年(昭和47年)
    • 4月1日:茶屋町 - 児島間廃止。行き違い廃止、駅員無人化[1]
    • 10月1日:交換設備を撤去[3]
  • 1991年平成3年)1月1日:児島 - 下津井間の廃止と同時に備前赤崎駅も廃止される。

駅構造

1972年部分廃止前

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。下りホーム側に駅本屋と貨物側線を有していた。部分廃止までは閉塞の取り扱いを行う駅員配置駅であった[1]

のりば 路線 方向 行先
1 下津井電鉄線 下り 下津井方面
2 上り 児島茶屋町方面

1972年部分廃止後

無人化時に交換設備を廃止し、単式ホーム1面1線となっていた。廃止された旧上りホームは廃線時までそのまま残存していた。木造の駅舎があったが、無人化後は出札窓口を板で塞いで使用停止しており、実質待合室としての機能のみ残っていた。また駅舎のそばには公衆トイレもあった。




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