ソニック・ザ・ヘッジホッグ3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 16:42 UTC 版)
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 | メガドライブ (MD) |
開発元 |
ソニックチーム STI |
発売元 | セガ・エンタープライゼス |
プロデューサー | 中裕司 |
ディレクター | 安原広和 |
デザイナー | 安原広和 |
プログラマー | 中裕司 |
音楽 |
ブラッド・バクサー ロバート・グリーン・ブルックス ダリル・ロス ジェフ・グレース ダグ・グリグスビー3世 シロッコ |
美術 | 湯田高志 |
シリーズ | ソニックシリーズ |
人数 | 1 - 2人(同時、対戦プレイ可) |
メディア | 16メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
1994年2月2日 1994年2月7日 1994年2月24日 1994年5月27日 発売日一覧
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対象年齢 |
ESRB:E(6歳以上) GRB:ALL PEGI:3 CERO:A(全年齢対象) OFLC:G |
デバイス | メモリーバックアップ対応 |
売上本数 |
日本 : 20万1,220本[2] 北米 : 102万本 欧州 : 47万本 全世界累計 : 176万本[3] |
その他 | 型式: |
同社による『ソニックシリーズ』の第4作目[注 1]。略称は『ソニック3』。主人公のソニックを操作し、墜落した「デスエッグ」を再び宇宙に飛び立たせようとするDr.エッグマンの野望を阻止する事を目的としている。本作にてソニックのライバルとなるナックルズ・ザ・エキドゥナが初登場となった(キャラクターに関する詳しい説明は「ソニックシリーズに登場するキャラクターの一覧」を参照)。
開発はソニックチームおよびアメリカ合衆国のセガテクニカルインスティチュートが行い、前作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』(1992年)から引き続きプロデューサーは中裕司、ディレクターおよびゲーム・デザインは安原広和が担当している他、キャラクター・デザインは『ザ・スーパー忍』(1989年)を手掛けた湯田高志が担当、音楽は『1』『2』の担当であったDREAMS COME TRUEの中村正人ではなく、ブラッド・バクサーなどマイケル・ジャクソンとの共同作業で知られるミュージシャンが多数参加している。
1997年にWindows用ソフト『ソニック&ナックルズ コレクション』およびセガサターン用ソフト『ソニック ジャム』に収録された。他のゲーム機で発売された版については、「#移植版」の節を参照。2007年にはWiiのバーチャルコンソール対応ソフトとして、2009年にはXbox 360のXbox Live Arcade対応ソフトとして配信された。
後にストーリー上の後編に当たる『ソニック&ナックルズ』(1994年)が発売された。
注釈
- ^ タイトルとしてはシリーズ第3作目だが、1993年に『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』(1992年)と本作の合間に『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』(1993年)が発売されているため、実質的にはシリーズ第4作目となる。
- ^ 『ソニック&ナックルズ』での名称。
- ^ ドリームキャスト用ソフト『ソニックアドベンチャー』(1998年)以降の作品ではマスターエメラルドがカオスエメラルドを制御する設定となっている。
- ^ 取扱説明書17ページ、『あやしい場所にアタック』の文中に「上に乗って方向ボタン上下で動かせるものもある」と記述されている。
出典
- ^ 前田尋之 2018, p. 151- 「Chapter 2 メガドライブトソフトオールカタログ 1994年」より
- ^ “Sonic the Hedgehog 3(Japan)”. 2014年8月22日閲覧。
- ^ “Sonic the Hedgehog 3(Genesis)”. 2014年8月22日閲覧。
- ^ “[セガハード大百科] メガドライブ対応ソフトウェア(セガ発売)”. セガ. 2012年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月31日閲覧。
- ^ HIPPON SUPER! 第9巻. 株式会社宝島社. (1994年4月3日). pp. 6,7,
- ^ “セガPC:ソニック&ナックルズ コレクション”. セガ公式サイト. セガ. 2001年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月17日閲覧。
- ^ 中野信二 (2009年6月11日). “セガ、「Xbox LIVEアーケード」にて「SHINOBI 忍」など6タイトルを配信”. GAME Watch. インプレス. 2021年4月17日閲覧。
- ^ Gpara.com (2009年6月11日). “Xbox LIVE アーケードに『獣王記』『ソニック3』などセガ6作品配信”. iNSIDE. イード. 2021年4月17日閲覧。
- ^ ginger (2009年6月11日). “「ガンスターヒーローズ」「獣王記」など,セガの名作6タイトルがXbox LIVE アーケードに登場”. 4Gamer.net. Aetas. 2021年4月17日閲覧。
- ^ “『ソニックオリジンズ』6月23日発売決定。『ソニック』初期4作品のリマスターにストーリーモードなどの新要素を追加”. ファミ通.com. Gzブレイン (2022年4月20日). 2022年5月9日閲覧。
- ^ a b c d (インタビュアー:稲元徹也)「ソニック30周年記念,飯塚 隆プロデューサーにインタビュー。“Sonic Everywhere”――常にソニックが存在する未来を目指して」『4gamer.net,Aetas』、2021年7月22日 。2021年7月22日閲覧。
- ^ メガドライブ大全 2004, p. 285- 多根清史「特別企画 ソニックを創った男 中裕司 スペシャルインタビュー」より
- ^ “ビデオゲームの語り部たち 第13部:豊田信夫氏が駆け抜けた“ワイルドな時代”の北米ゲーム機戦争”. www.4gamer.net. Aetas (2019年6月1日). 2021年7月22日閲覧。
- ^ “クリエイターズ インタビュー/007 前編:瀬上 純(パート3)”. ソニックチャンネル (2006年11月1日). 2021年7月22日閲覧。
- ^ 飯塚隆; イヴォ・ガースコビッチ; 瀬上純『『ソニック』を支えるキーパーソン飯塚氏、イヴォ氏、瀬上氏が語る 25周年を迎えてのアツい思い 「ソニックは永遠に続く“エバーブルー”」』(インタビュアー:古屋陽一)、ファミ通.com、2016年9月22日 。2021年7月22日閲覧。
- ^ ソニック・ザ・ヘッジホッグ3、プロデューサーがマイケル・ジャクソンが楽曲制作に関わったという都市伝説を認める - NME Japan Gaming (2022年6月25日)
- ^ notrax (2009年12月6日). “マイケルが人気ゲームのエンディング曲に関わっていた!?”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年4月17日閲覧。
- ^ Why Sonic Origins Fans Are Upset About Sonic the Hedgehog 3's Soundtrack (英語) - CBR.com (2022年6月25日)
- ^ “Sonic 3 Prototype With Lost Content Discovered” (英語). IGN (2019年11月19日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ “Sonic the Hedgehog 3 for Genesis”. GameRankings. 2012年2月7日閲覧。
- ^ “Sonic the Hedgehog 3 for Xbox 360”. GameRankings. 2014年12月31日閲覧。
- ^ “Sonic the Hedgehog 3 for Xbox 360 Reviews”. Metacritic. 2015年1月2日閲覧。
- ^ “Sonic the Hedgehog 3 for Genesis (1994)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2021年4月17日閲覧。
- ^ “Review: Sonic the Hedgehog 3”. Computer and Video Games (Future plc) (148): 34–36. (March 1994).
- ^ “Review Crew: Sonic 3”. Electronic Gaming Monthly (Ziff Davis) (56): 30. (March 1994).
- ^ a b “Sonic the Hedgehog 3 for Wii (2007)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2021年4月17日閲覧。
- ^ Whitehead, Dan (2009年6月17日). “SEGA Vintage Collection”. Eurogamer. 2015年1月2日閲覧。
- ^ a b “ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 まとめ [メガドライブ]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2021年4月17日閲覧。
- ^ The Unknown Gamer (March 1994). “ProReview: Sonic the Hedgehog 3”. GamePro (IDG) (56): 42–44.
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- ^ Humphreys, Andrew (March 1994). “Review: Sonic 3”. Hyper: 26–29 .
- ^ Thomas, Lucas M. (2007年9月11日). “Sonic the Hedgehog 3 Review”. IGN. 2014年12月31日閲覧。
- ^ “Sonic the Hedgehog 3 for Xbox 360 (2009)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2021年4月17日閲覧。
- ^ McFerran, Damien (2007年9月6日). “Sonic the Hedgehog 3”. Nintendo Life. 2015年1月2日閲覧。
- ^ Ghiggino (2009年6月28日). “XBLA: Sonic the Hedgehog 3 Review”. PALGN. 2011年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月3日閲覧。
- ^ Strauss, Bob (February 11, 1994). “Sonic CD; Sonic Chaos; Sonic Spinball; Sonic 3 reviews”. Entertainment Weekly (Meredith Corporation) (209). オリジナルの2017-10-21時点におけるアーカイブ。 2018年12月13日閲覧。.
- ^ Lionel Vilner (March 1994). “Sonic 3 J'en ai rêvé...” (フランス語). Génération 4 (64): 88–90. ISSN 1624-1088.
- ^ “Sonic 3: Golden Boy Is Back!”. Mean Machines (EMAP) (17): 44–49. (March 1994) .
- ^ “Sonic 3”. Sega Magazine (EMAP) (2): 87–88. (February 1994).
- ^ “Sonic 3: Megadrive Review”. Sega Power (Future plc): 28–30. (March 1994) .
- ^ a b 超絶 大技林 1998, p. 856.
- ^ a b メガドライブ大全 2004, p. 231- 「Chapter 07 1994年」より
- 1 ソニック・ザ・ヘッジホッグ3とは
- 2 ソニック・ザ・ヘッジホッグ3の概要
- 3 ゲーム内容
- 4 設定
- 5 登場キャラクター
- 6 移植版
- 7 制作、仕様
- 8 スタッフ
- 9 参考文献
固有名詞の分類
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