コチョウゲンボウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:39 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動コチョウゲンボウ | ||||||||||||||||||||||||
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コチョウゲンボウ Falco columbarius
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) * ワシントン条約附属書II
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Falco columbarius Linnaeus, 1758 | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
コチョウゲンボウ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Merlin |
分布
北アメリカ大陸北部、ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季はアフリカ北部、インド、中国東南部、北アメリカ大陸中部から南部、西インド諸島に渡り越冬する。
日本へは冬鳥として、北海道から九州まで各地に渡来するが、数はそれほど多くない。南西諸島ではまれである。
形態
全長オス27cm、メス31cm。嘴から下方へ向かう黒い斑紋(ハヤブサ髭)はないか不明瞭。
オスは頭頂部と背面、翼の上面が鮮やかな青灰色。頚部は腹面橙褐色で褐色の縦斑がある。メスは上面が灰褐色で黄褐色の斑があり、頚部、腹面は黄白色で黒色の太い縦斑がある。
生態
海岸や草原、農耕地、丘陵地など様々な環境に生息する。
食性は動物食で小型鳥類、小型哺乳類、昆虫類等を食べる。小型の鳥類が主食で、飛翔中の獲物を素早く追い回し捕らえる。またハヤブサ同様に、獲物の背後に回って蹴落とすこともある。
岩場の上など地上に木の枝などを組み合わせた皿状の巣を作る。森林地帯で繁殖する個体は、カラス類の古巣を流用することが多い。
繁殖形態は卵生。5-6月に平均4卵を産む。雌雄共に抱卵を行うが、主に抱卵はメスが行う。
越冬地では、数羽から十数羽の群れでねぐらをとる。
参考文献
関連項目
- 1 コチョウゲンボウとは
- 2 コチョウゲンボウの概要
- 3 外部リンク
固有名詞の分類
- コチョウゲンボウのページへのリンク