ははじま丸 (2代) ははじま丸 (2代)の概要

ははじま丸 (2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/29 15:14 UTC 版)

ははじま丸
ははじま丸(母島沖港)
基本情報
船種 貨客船
船籍 日本
運用者 伊豆諸島開発
建造所 三菱重工業下関造船所
IMO番号 9033323
経歴
起工 1990年
進水 1991年
竣工 1991年5月31日
就航 1991年6月16日
終航 2016年7月1日[1]
要目
総トン数 490トン
載貨重量 289トン
全長 56.7 m
9.0 m
深さ 4.0m
満載喫水 3.4m
機関方式 ディーゼル
主機関 ニイガタ8MG28HX型×1基
出力 3,000 ps
最大速力 16.8ノット
航海速力 16.0ノット
旅客定員 143名
積載能力 トムソン式デリック・ポスト5 t吊×1基、コンテナ12個
[2]
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概要

初代「ははじま丸」の代船として1991年に就航した。本船の就航により、初代「ははじま丸」は「第2ははじま丸」となり、本船のドック入りの際の代船として数年間運航されたが、老朽化のため引退、共通予備船として1998年に「ゆり丸」が建造された。

横揺れ防止のフィンスタビライザーを装備し、父島 - 母島間の所要時間は2時間10分と、初代「ははじま丸」の2時間20分[3]よりも短縮された。「おがさわら丸」が父島に入出港する日は連絡船としての役割を持ち、運航時刻も連絡するように設定されていた。また、1日の間に父島と母島を往復する場合は、天候によっては母島出港時刻が予定より早まる場合があった。乗船券は入出港の各待合所のみで発売されており、事前予約もできなかった。客室は1等と2等が用意されていた。

2016年7月1日の運航を最後に3代目「ははじま丸」と交代した[1]

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク


  1. ^ a b 7月1日の母島”. 小笠原母島観光協会 (2016年7月1日). 2016年8月12日閲覧。
  2. ^ 『世界の艦船』1991年8月号、海人社、132ページ
  3. ^ 沿革” (日本語). 小笠原村公式ウェブサイト. 小笠原村. 2023年1月29日閲覧。


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