つくばセンター
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周辺
BiViつくば
BiViつくば BiVi TSUKUBA | |
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BiViつくば(2015年10月) | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1丁目8-10 |
座標 | 北緯36度4分54秒 東経140度6分46秒 / 北緯36.08167度 東経140.11278度 |
開業日 | 2015年9月5日 |
施設管理者 | 大和リース |
設計者 | 大和リース |
施工者 | 冬木工業 |
敷地面積 | 2,379.34 m²[6] |
延床面積 | 8,572.90 m²[6] |
店舗数 | 30店 |
営業時間 | 店舗により異なる |
駐車台数 |
28台 ※有料 |
最寄駅 | つくば駅 |
最寄IC | つくば中央IC |
外部リンク | http://www.e-bivi.com/tsukuba/ |
B i V i |
BiViつくば(ビビつくば)は、つくばセンターバスターミナルの南側に隣接する複合商業施設である。つくば市が新たなターミナルビルを建設する方針を2012年11月に公表し、整備事業提案競技を経て2014年3月に大和リースと事業締結し[7]、2015年9月5日に開業した[6][8]。
施設は鉄骨造りの5階建てで、商業店舗や学習塾といった民間のテナントのほか、つくば市のインフォメーションセンターや筑波大学のサテライトオフィス(2023年4月休館、同年7月閉館[9])といった公共のテナントも入っている。また、後述するつくばターミナル解体後、バスターミナルの敷地内に仮設の平屋建ての建物として存在した関東鉄道つくば学園サービスセンター・バス待合室及び高速バス乗車券の自動券売機は2015年9月4日に当施設内に移転した[4]。なお、新たなつくば学園サービスセンター内には飲食物などを販売する売店も併設されている。
2023年12月1日に、つくば市役所の新たな窓口センターとして「つくば駅前市民窓口センター」がBiViつくばの2階に開所した[9]。
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つくば学園サービスセンター(2016年5月)
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つくば駅前市民窓口センター(2023年12月)
歴史
2008年7月再整備工事前
2008年7月からの再整備工事以前は、外周部と中央部にバスバースが、南寄りにターミナルビルの「つくばターミナル」やタクシープールがあった。バスの出入口は北(学園中央通り)側と南(つくばクレオスクエア(現:トナリエつくばスクエア)「Q't」)側の2ヶ所であった。開設当初からバスレーンへの一般車乗り入れは禁止されており、別に一般車乗り付けスペースを設置していた。
各バス乗り場をつなぐ橋上駅のような陸橋(階段)が設置されており、2階にあたる階層はペデストリアンデッキとつながる「つくばセンター広場」と同じであった。ターミナルビルは同広場の階層と同じ2階にも出入口があった。これは路線数の関係上ほとんどのバスが外周部分からの発着となるためあまり利用されていなかったが、つくば駅開業後はこの陸橋の一番北の階段(8番乗り場)が駅へのエスカレーター(A3出入口)と事実上接続する形となり、駅からデッキ、つくばセンタービル方面へ移動する通行者が若干増加した。ターミナルビル横には「つくばセンター広場」に上る専用エスカレーターもあった。
つくばターミナル
つくばターミナル | |
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解体前のつくばターミナルビル(2005年8月) | |
情報 | |
用途 | バス待合室・展示室[10] |
設計者 | |
施工 | 大成・佐田 JV[10] |
管理運営 | つくば都市交通センター |
構造形式 | PCコンクリート造[10] |
敷地面積 | 1,758.09 m² [10] |
建築面積 | 560.80 m² [10] |
延床面積 | 1,047.82 m² [10] |
状態 | 解体 |
階数 | 地上2階[10] |
高さ | 10.92 m [10] |
解体 | 2009年 |
座標 | 北緯36度4分55.9秒 東経140度6分46秒 / 北緯36.082194度 東経140.11278度 |
2008年7月からの再整備工事により解体され現存しない。財団法人つくば都市交通センターが管理する2階建ての建物だった。1階はバス乗り場やタクシー乗り場に面し、2階はペデストリアンデッキとつながる「つくばセンター広場」に隣接し、1階・2階の双方に出入口があった。当時の入居施設は以下の通りである。
- 1階
- 2階
- 解体前に閉鎖された施設
年表
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 「つくばセンター交通広場」完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 東京を結ぶ高速バス「特急つくば号」乗り入れ開始。
- 1994年(平成6年)7月1日 - 成田空港連絡バス「エアポートライナーNATT'S」乗り入れ開始。
- 1998年(平成10年) - 3月1日に水戸行「急行TMライナー」が、3月14日にひたち野うしく駅発着系統が乗り入れ開始。
- 1999年(平成11年)6月1日 - 羽田空港連絡バス乗り入れ開始。
- 2001年(平成13年)4月26日 - 大阪行夜行高速バス「よかっぺ関西号」乗り入れ開始(初の長距離路線)。
- 2005年(平成17年) - つくばエクスプレスつくば駅開業に対応すべくバスレーン入口を増設、駅出入口を設置。
- 8月24日 - つくば駅開業。真壁・岩瀬行急行バス乗り入れ開始(関鉄グリーンバス初乗り入れ)。
- 2006年(平成18年)2月28日 - JR東日本つくば店(みどりの窓口)が営業を終了。
- 2008年(平成20年)7月 - つくば駅前広場再整備工事に着手[1]。
- 2009年(平成21年) - 再整備工事にもとづき、2月28日につくばターミナルビル閉鎖。3月23日に仮設バスターミナルが供用開始。
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)3月24日 - 東京ディズニーリゾート、海浜幕張駅を結ぶ高速バス乗り入れ開始。
- 2014年(平成26年)8月6日 - BiViつくばの起工式が行われる[11]。
- 2015年(平成27年)
- ^ a b “つくば駅前広場再整備工事の概要”. つくば市. 2008年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月27日閲覧。
- ^ a b “つくば駅前広場(つくばセンター)バス乗り場変更”. つくば市. 2010年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月13日閲覧。
- ^ “つくば駅前広場駐車場利用案内” (PDF). つくば市. 2014年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月5日閲覧。
- ^ a b c “つくば学園サービスセンター移転のお知らせ” (PDF). 関東鉄道 (2015年8月18日). 2015年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月13日閲覧。
- ^ 11月3日(金祝)ダイヤ改正のお知らせ
- ^ a b c 『「BiVi つくば」グランドオープン』(PDF)(プレスリリース)大和リース、2015年8月21日 。2015年10月1日閲覧。
- ^ “つくばターミナルビル施設整備事業提案競技で最優秀提案者・優秀提案者が選定されました。” (PDF). つくば市 (2013年8月5日). 2015年10月1日閲覧。
- ^ a b “BiViつくば:新駅前ビルオープン 周辺のにぎわい期待 /茨城”. 毎日新聞 地方版 (2015年9月6日). 2015年10月1日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b 「つくば駅前に市民窓口センター 12月1日開所」『NEWSつくば』2023年11月29日。2023年12月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j つくば建築研究会 編 編『つくば建築フォトファイル』NPO法人つくば建築研究会、2005年12月20日、62頁。ISBN 4-9902731-0-9。
- ^ “複合商業施設を起工 つくば駅前 来年9月開業目指す”. 茨城新聞 (2014年8月7日). 2014年11月1日閲覧。
固有名詞の分類
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