駆動力
駆動力
クルマを走行させるために、エンジントルクをタイヤに伝え、タイヤが路面を蹴る力をいう。駆動力(P)=エンジントルク(Te)×変速機ギヤ比×終減速比×伝達効率÷タイヤの動荷重半径、の式から求める。したがって、変速機の段位によって駆動力の値は大きく変わる。駆動力は、駆動力線図(走行性能線図)に表され、横軸に車速、縦軸に駆動力と走行抵抗(力)をとり、駆動力は変速機段位ごとに描かれ、走行抵抗は勾配を0~50%の間を5%ごとに表す。それにより最高速度、最大登坂能力、余裕駆動力などを知ることができる。縦軸にエンジン回転速度を入れることで、各段位のエンジン回転速度を読むことができる。
同義語 トラクション駆動力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 04:34 UTC 版)
重力を m g {\displaystyle mg} 、斜面の傾斜を β {\displaystyle \beta } と表すとき、駆動力 F D {\displaystyle F_{D}} は F D = m g sin β {\displaystyle F_{D}=mg\sin \beta } と表せ、これは重力の斜面方向の成分である。
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駆動力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 15:15 UTC 版)
直接押出も間接押出も今では液圧駆動が一般的だが、小型の装置では機械式のものも使われている。液圧式プレス機には、直接油圧駆動とアキュムレーター水駆動がある。 直接油圧プレス機は単純で頑丈なため、最も一般的である。35MPa以上の力を発揮できる。押出しに際しては一定の圧力をかけられる。ただし、押す速度は遅く、50mm/sから200mm/sである。 アキュムレーター水駆動は大型の装置に使われる方式で、コストも高い。押す間に圧力が10%ほど低下するという欠点はあるが、高速で押すことができ、最高で380mm/sである。このため、鋼の押出成形によく使われる。また、熱間押出で非常に高い温度が必要な場合、油圧では火災事故の危険性があるため、こちらの方式を使う。 液圧押出プロセスでは、一般にひまし油を最高で1400MPaに加圧して使う。ひまし油が使われるのは、潤滑性がよく高圧に加圧された際の特性が優れているためである。
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「駆動力」の例文・使い方・用例・文例
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