駅務員
「駅員さん」としてお客さまへのサービスに活躍する鉄道マン。仕事の範囲は、改集札業務、券売機の取り扱い、忘れ物の処理、駅舎やホームの管理、乗り継ぐ交通機関や駅周辺の案内などさまざまです。しかし、最大の任務は乗客の安全確保であります。
特に朝夕のラッシュ時には、通常とは比較できないほど、身体と神経を使い、電車がホームに入ってくるときは、白線の外に出ている人はいないか、利用者が電車に接触しないかなど、安全を確認します。その後はドア開閉時や、電車の発車後の状況まで注意深く確認するなど、細かい気配りが必要です。駅務は鉄道サービスの最前線といえ、それだけに従業員の教育、訓練の場としても重要であり、体験の積み重ねによって旅客輸送業務の基本を学び成長していきます。
駅員
(駅務員 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 04:42 UTC 版)
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駅員(えきいん、英: station staff)とは、鉄道の駅の従業員を指す一般呼称名である。「駅係員」や「駅務員」ともいう。
通常は、鉄道の業務のうち出札・改札・案内など旅客対応の業務に直接的に従事する者を指し、駅の従業員であっても車両の連結や信号扱いなどに従事する者を含めることは稀である[1]。また駅構内の従業員でも、清掃業務を行う者や売店の従業員は「駅員」とはされない。
正式な職名は鉄道事業者によって異なるが、「駅員」とは別の職名が付けられていることが多い。一例を挙げるとJR東海やJR東日本は主に営業(出札や改札)を担当する社員を「営業係」、主に輸送(ホームでの列車監視や信号)を担当する社員を「輸送係」、JR東日本ステーションサービスでは「駅務係」、JR西日本は「運輸管理係」、東武鉄道では「駅務係」、南海電気鉄道では「駅掌」、そのほかの鉄道事業者は「駅務掛」などであり、職名そのものが無い場合も若干ある。
近年は、JR・私鉄では完全子会社等(ステーションサービス会社)の正社員・契約社員が、公営交通では外郭団体や公募委託先の正職員・契約職員・契約社員が駅係員として勤務している鉄道会社が増えている。
脚注
- ^ 『信号システムの進歩と発展 = 近年20年の展開と将来展望 =』日本鉄道電気技術協会、2009年。ISBN 978-4-931273-98-6。
関連項目
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